現在放送中のTVアニメ『プラスティック・メモリーズ』の見どころについて、キャストやスタッフ陣がリレー形式で語ってくれる連載企画。
第2回では、絹島ミチル役・赤﨑千夏さんが登場です!
■赤﨑千夏(あささきちなつ)
81プロデュース所属。おもな出演作は『冴えない彼女の育てかた』(波島出海)、『中二病でも恋がしたい!』シリーズ(丹生谷森夏)、『俺、ツインテールになります。』(神堂慧理那/テイルイエロー)など。
【#06までのあらすじ】 舞台は現代より少し科学が進んだ世界――。18歳の少年・水柿ツカサが就職したのは、人型のアンドロイド、 通称「ギフティア」を製造・管理する企業の一部署“ターミナルサービス”。彼の業務内容は、ギフティアの少女・アイラとパートナーを組み、寿命を迎えるギ フティアを回収するというものだ。だが、彼らが回収を担当したマーシャは闇回収業者に拉致されているうちに稼働期限を超え、自我を失ってワンダラーと化してしまう。それを見たツカサは、止むを得ずソフトウェア破壊プログラムを撃ち込んで機能を停止させるのだった。そんな事件があった後、アイラはツカサが何事もなかったかのように笑えるのを不思議に思うが、それは彼が笑顔で悲しみを包み隠しているからだと知る。一方その頃、ツカサはカヅキからアイラの稼動時間が残り1000時間しかないことを聞かされ……。 |
ミチルのオトメ趣味がついに赤裸々に!?
赤﨑さんが語る#07の見どころは
――放送が直前に迫った#07の見どころをお聞かせください。
赤﨑千夏さん(以下、赤﨑):#07は、ミチルがわりと……いえ、かなり活躍する回です!今までも何となく匂わされていた彼女のオトメ趣味がついに全開になり、その口から赤裸々に語られます!(笑) 今手元に#07の台本があるのですが、ミチルのセリフには音符マークをたくさん書き足してあるんです。そのくらい“夢見るミチル”が出てきます。あと、奥ゆかしいところも見せてくれるのでそちらも注目です。ツカサに対してある理由から世話を焼こうとするのですが……それがどんな結末になるのかお楽しみに。
――そんなミチルを演じていかがでしたか?
赤﨑:私もロマンチックなのは結構好きですので、そういう夢を抱いたり想像したり……という意味では共感できますよ。ただ、もし実際にそんなシチュエーションが自分の身に降りかかったらちょっと引いちゃうかもしれませんけどね(笑)。ミチルは素直じゃありませんから、一見すると平静を装っていても内心で盛り上がってることが多いので、そういう心に秘めたウキウキ感をうまく表現できていたらいいなと思います。もっとも、ミチルもいったん自分の世界に入ると暴走しちゃうんですけどね。台本にも想像の世界に飛んじゃったミチルに“ミチルワールド”という注釈がついてたりするんです(笑)。
――アフレコも折り返しを過ぎたと思いますが、当初と比べて雰囲気などは変わりましたか?
赤﨑:『プラメモ』の現場は最初から内匠(靖明)さんを“ある意味”中心にして団結(編集部注:藤原佳幸監督の意向で1人だけ先の展開を知らされておらず、いじられキャラと化しているとか!?)していましたので、あまり変わりはないかな? 作中のツカサとアイラがそうであるように、内匠さんと(雨宮)天ちゃんが少しずつ打ち解けてきてるかな、というのは感じますね。内匠さんが天ちゃんに「したらば」を差し入れしたり(笑)。
――藤原(佳幸)監督や脚本の林(直孝)さんとのエピソードは何かありますか?
赤﨑:現場では音響監督の土屋(雅紀)さんから指示をいただくことがほとんどですので、藤原監督や林さんと話す機会がなかなかないんですよね。林さんとは一度G’sマガジンさんで対談はさせていただきましたが……もっと話す機会があったら嬉しいですね!
――Webラジオ「ミチルとザックのプラメモラジオ」にゲストで来ていただけたりしたらいいですね。
赤﨑:あ、それいいですね! やっぱり現場では直接話せる機会ってなかなかないので。
↑職場でのツカサがそうであるように、アフレコ現場では内匠さんがいじられ役なのだそう。
嫁にしたい子No.1!
ミチル愛を大いに語る
――放送前のAnimeJapan 2015のステージでもおっしゃっていましたが、赤﨑さんにとってミチルは「嫁にしたい子No.1」とのことですが。
赤﨑:そうなんです! 料理ができるし、お裁縫もできるし、さらに世話焼きで気づかいもできる。先ほどお話しした#07の見どころにも関わるのですが、思ったことを押しつけるだけではなく、引くところは引ける子なんですね。本当に女の子らしい女の子だと思いますよ。
↑プライベートではメガネっ娘に。
こうやっていろいろな“顔”を見せてくれるのもミチルの魅力のひとつ。
――もし本当に“嫁”になってもらったら、毎日のように「これだから素人は!」と言われたりするんでしょうか……(笑)。
赤﨑:これはあくまで私の想像なのですが、たぶんミチルは心を許した相手にはすごくイチャイチャラブラブするんじゃないでしょうか! 夢見るオトメですしね! そんなギャップもあったらかわいいな……ってこれ完全にツンデレですね(笑)。将来彼女にそういう相手ができたら、そうなることもあるんじゃないかなって思います。
――ミチルはカヅキの「ギフティアには心があり、所有者もまた心がある」という言葉を胸に刻み、座右の銘としています。赤﨑さんがふだん心がけていることや座右の銘にしていることはなんですか?
赤﨑:私は熱しやすく冷めやすいタイプなので、興味を持ったことはそのままにせず、何でも積極的にやってみたいなと思っています。たとえば、プロレスやスポーツ観戦などはあまりしたことがないので、一度しっかり観戦してみたいな、とか。これまであまり深く接する機会がなかった分、自分の知らない世界が広がってるはずですしね。実際にやってみたいことは世界遺産めぐりです! 私、一度も海外に行ったことがなくて。スケールの大きなものを観光しに行ってみたいですね。スキューバダイビングとかもできたら楽しそうです。
――それでは最後に、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。
赤﨑:物語も折り返しを過ぎ、これからはツカサとアイラにますますスポットが当たっていきます。そんな2人の愛の行方をぜひ見届けてあげてください。あ、あとあれだ! ミチルが主人公になっているコミック『プラスティック・メモリーズ Say to good-bye』が本当におもしろいんです! TVアニメで「これだから素人は!」なんてツカサに言っている彼女の素人時代をぜひ見てあげてください!
連載第1回のゲスト、内匠さんからの質問に回答!
ミチルはツカサのことを……!?
――リレーインタビュー第1回にご登場いただいた内匠さんから、赤﨑さんに以下のような質問が寄せられていますのでご回答をお願いします。読み上げますね。
「ミチルは本当のところ、ツカサのことが好きなんでしょ?」
赤﨑:……。ちょっと何言ってるかわからないですね……。本当のことを言うと内匠さんが傷つくかもしれないと思って敢えて口を濁していたんですが、言っちゃっていいんですか?
――ぜひ、この機にお願いします!
赤﨑:わかりました! 「ミチルはツカサに恋をしているわけではなく、恋に恋をしているだけ」なんです! 以 上 で す !
↑ちょっと何言ってるかわからないですね……と赤﨑さん。(※画像はイメージです)
赤﨑さんもミチル同様乙女チックだった!?
次回のゲスト、佐々木恵梨さんへの質問は?
――次回のリレーインタビューでは、オープニングテーマ「Ring of Fortune」を歌うアーティスト・佐々木恵梨さんにご登場いただく予定です。佐々木さんへの疑問や質問をお願いします。
赤﨑:そうですね……『プラメモ』はキービジュアルなどでも遊園地が描かれていますし、「もし観覧車に恋人と2人で乗るとしたら、かけたい音楽はなんですか?」でお願いします!
★次回のリレーインタビューは、佐々木恵梨さんが登場! どうぞお楽しみに♪
★電撃オンラインでも『プラスティック・メモリーズ』キャスト&スタッフインタビューを掲載中! 第1回の内匠靖明さんはコチラをクリック
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TVアニメ『プラスティック・メモリーズ』
公式サイト:http://www.plastic-memories.jp/
Twitter ID:@pla_memo
ミチルとザックのプラメモラジオ:http://hibiki-radio.jp/description/plamemo
☆響-HiBiKi Radio Station-にて毎週金曜配信☆
■SCHEDULE
TOKYO MX:毎週土曜深夜0時30分
チバテレ:毎週土曜深夜0時30分
群馬テレビ:毎週土曜深夜0時30分
とちぎテレビ:毎週土曜深夜0時30分
テレ玉:毎週土曜深夜0時30分
tvk:毎週土曜深夜0時30分
BS11:毎週土曜深夜0時30分
AT-X:毎週土曜深夜0時30分
岐阜放送:毎週火曜深夜1時
三重テレビ:毎週火曜深夜0時20分
ABC朝日放送:毎週水曜深夜2時14分
■CAST
水柿ツカサ:内匠靖明
アイラ:雨宮 天
絹島ミチル:赤﨑千夏
ザック:矢作紗友里
桑乃実カヅキ:豊口めぐみ
コンスタンス:日野 聡
他
■STAFF
原作・脚本:林直孝(MAGES.)
監督:藤原佳幸
キャラクター原案:okiura
キャラクターデザイン・総作画監督:中島千明
プロップデザイン・総作画監督:菊池愛
アニメーション制作:動画工房
(C)MAGES. / Project PM
Posted at 2015.5.15 | Category:G'sマガジン, アニメ, プラスティック・メモリーズ, プラメモアーカイブ