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2019年4月5日(金)
4月3日に2ndシングル「D.A.S.H!!!!」を発表した『ガールズフィスト!!!!』。 声優ロックバンド「南松本高校パンクロック同好会」に直撃ロングインタビュー!

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●タイプA_hyou
◆『ガールズフィスト!!!!』の声優ロックバンド「南松本高校パンクロック同好会」に直撃ロングインタビュー!

ぼっちのJKたちがロックバンドを結成するコミック『ガールズフィスト!!!!』から飛び出した「南松本高校パンクロック同好会」。等身大の女子高生の想いを叩きつける青春パンクロックを歌う4人に、現在の展開についての感想やCDの制作秘話、5月25日の1stワンマンライブへの意気込みなどを聞いた。

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▲「南松本高校パンクロック同好会」のメンバー。左からB・古川由利奈さん(藤森月[るな]役)、Dr・内山つかささん(白瀬双葉役)、Vo・浅見春那さん(奈川芳野役)、G・奥村真由さん(坂ノ下奏恵役)。

 

●作品のさまざまな展開とバンド活動──今の気持ちは?

──作品から飛び出した声優さん4人のロックバンドとして、みなさんは活動しているわけですが、現在いろいろと『ガールズフィスト!!!!』の展開が盛り上がってきています。今の率直なお気持ちはいかがでしょうか?

ドラム・内山つかささん:ワンマンライブが決まったのもうれしいんですけど、まずコミックスが出たっていうのが一番うれしくて。コミックスが出て、CDが出て、ライブがはじまって……こう目に見えて、みなさんに興味をもってもらえる場所が増えていってるのが、すごくうれしいなあって思ってます。ありがたいです!
ギター・奥村真由さん:私もやっぱりうれしいっていうのが一番にくるんですけど、バンド結成しましたっていうときも、CD発売ですってなったときも、コミックスが出ますっていうときも、常に「時間がない! 時間がない! 私もがんばらなきゃ~!」って感じでやってきたので、実感がどれもなくて「ほわ~っ」てした状態で(笑)。「あ! ここまで来ちゃった! こんなに進んじゃった! わ~すごい~!」ってなってます(笑)。
ベース・古川由利奈さん:私も展開の速さに驚いていて、こないだバンド結成したかと思ったら、もうワンマンライブが決まり、もうコミックスが出るの? もうCD第2弾が出るの? みたいな感じで。すごく目まぐるしく濃厚な日々を送らせていただいているんですけど、逆にもっともっとしっかり広げていきたいなっていう思いもあるんですよ。もっとたくさんの方々に『ガールズフィスト!!!!』という作品を知ってもらいたいし、『ガールズフィスト!!!!』の音楽を聴いてもらいたいし。「女子のロックバンドといえば『ガールズフィスト!!!!』」っていうぐらいにまでなりたいっていう思いが、より強くなりましたね。
ヴォーカル・浅見春那さん:私もまず最初に来るのは、うれしいっていう気持ちです。今いろいろと新しい展開が発表されているわけなんですけど、そういったことを通して『ガールズフィスト!!!!』という作品だったり音楽だったりをいろんな方に知ってほしいです。私も『ガールズフィスト!!!!』の一員になったので、そんなみなさんとさらに上をめざしていけたらと思ってます。
 
──浅見さんは2月に新メンバーとしてバンドに加入しましたが、声優さんとしても新人です。こちら側の人(演者さん)になったという意識はありますか?
 
浅見さん:インターネットの記事とか見て、4人で写ってる写真だったりとか作品の新しい情報とかを目にすると、「あ! こっち側になったんだ」という気持ちがすごい出てきて。すごく不思議な感じがしています。
 
──結成から半年ほど経つ楽器隊のお三方は、公開練習ではありますが、定期的にステージに立って演奏してきました。バンドマンとしての喜びや感動みたいなものを味わう瞬間ってありますでしょうか?
 
古川さん:あります! 曲を演奏してて、お客さんが自然と手拍子をしてくださったりとか、こう……頭や身体を縦に動かしてノってくださったりしてるときは、すっごいうれしいですね! 「あっ今、一体になってるぅ!」みたいな(笑)。

──じゃあみなさん、もう演奏に夢中になってるだけでなく、お客さんがノってくれてるのも見られるようになってるんですね?

内山さん:見てます! 見てます! 一緒にリズムをとれると、お客さんと私たち……ステージと客席ですけど、その距離感が一気になくなるような気分になるので……。
 
──すごい! ロックスターの発言みたいですね!
 
全員:(笑)
奥村さん:私たち側からクラップやってみたら、お客さんも一緒にしてくれるみたいなこともありますね。そういう反応が返ってくる瞬間がすごくうれしいですね。
古川さん:気持ちいいよね~!
内山さん:公開練習は写真撮影OKなので、最初の頃のお客さんは、だいたいシャッターに指を置いてる状態でレンズ越しに我々を見てくださってるって感じだったんです。でも最近は演奏中もカメラがお客さんの膝の上に置いてあることがけっこう多くて。あ……それは我々に飽きたのかもしれないですけど(笑)。
古川さん:それはちょっと悲しいな(笑)。
内山さん:でもそれをいい意味でとらえると、ノってくれるために、そしてちゃんと私たちを見るために手を空けてくれてるのかなって思えて……すごいうれしいなあって感じます。

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▲Vo・浅見春那さん(奈川芳野役)
 
──昨年10月の結成からここまで、楽器隊のお三方は、個人練習や公開練習など、声優のお仕事との両立も大変だったと思います。今や完全にバンド女子となっているわけですが、そんな現在のお気持ちは?
 
奥村さん:まあ、たしかに自分がまさかこんなにがっつりギターをやることになるとは……思ってもみなかったですね~。
内山さん:もう生活の一部になってる。
古川さん:音楽聴きながらベースの音を探す癖がついて、ベースの音が聴こえると、これはどこの音なんだろうなあって思いますね。今までだとヴォーカルの歌のほうを意識してたんですけど。今は、この曲をベースで弾くとしたらどんなかなあ……これのリズムってどんなかなあ……みたいな思考回路になってきてますね、不思議なことに。
奥村さん:わかります! 私ももともと打楽器をやってたのでリズム系の音が好きで、ドラムの音とかベースの音ばっかり聴いてたんです。でも、ギターやるようになったら「あ……ここ今、ギターすごいかっこいい!」みたいになりました。探しちゃいますよね、無意識にギターの音を。
古川さん:探す! で、ベースラインがかっこいい曲見つけると、「はああマジか最高かよ~!」ってなりながら、やっぱベースかっこいい! ベース弾きたい~! ってなりますね。
内山さん:バンドの演奏中の動画とか見がちじゃない? 音源よりもバンド演奏をしてる映像を見て、どうやって弾いてるのか、どう叩いてるのかとか見ちゃう。
古川さん:でも自分の担当のやつばっかり見ちゃう!
内山さん:そう! 見ちゃう見ちゃう! それはすごいある。
古川さん:映画の『ボヘミアン・ラプソディ』を観に行ったとき、あれの演奏シーンでも「たぶん今みんな、きっとフレディを見てるんだろうな」って思いながらベースを見てました、私(笑)。
内山さん:普段みんな個々で練習をしていて、とくにレッスンの講師の方がいるってわけでもないので、ほんとにもう、そこらへんにある音楽が教材ですよね。
奥村さん:私の一番の先生はYouTubeですから(笑)。
内山さん:そうそうそうそう!
古川さん:練習曲やオリジナル曲でさえ譜面とかいただいているわけじゃなくて、じつはすべて耳コピなんです。なので、まずそれを自分でわかるように譜面に起こして……みたいな。大変です。未だに耳コピは苦手なんですよ~!
奥村さん:オリジナル曲はレコーディング音源をいただきますけど、フォルダ開いたら「なんかファイルがいっぱいある~! どれをコピーすればいいの!?」てなって……。
内山さん:ギターはいっぱい音を重ねてレコーディングするからね(笑)。
奥村さん:1曲につき5種類ぐらいのギターのパートが入ってるんです。「ええ~っ、分身はできないよ!」ってなります……(笑)。
古川さん:パンクロックということもあって、音源自体も荒々しいので「い、今の音は何!?」とか、「それ、どうやって鳴らしてるの!?」みたいな音ばかりなんですよ。それを自分で音を探り探りコピーしてますね。あと、今一番の悩みはベースやらアンプやら欲しいのがいっぱいあるってことなんです! 自分で楽器屋さんに行って鳴らして、「あ~これ欲しいなあ、いい音だなあ」みたいなのがあるんですけど、そういう楽器はやっぱりお高いので……。お金貯めないと買えないです。楽器は全員自前なので(笑)。
奥村さん:私は最初ずっとギターは借り物だったんですけど、早く自分の楽器で本気でやらなきゃって思うようになって、楽器屋さんをめぐって買っちゃいましたからね!
内山さん:ローン組んでね(笑)。
奥村さん:そうなんですそうなんです! 1回じゃちょっと払えなくて……12回払い! もちろん今もまだ払ってます!
全員:(笑)
内山さん:私もドラム欲しいんですけど、それこそいいドラムは値段がすごいので、セットはまだ難しいですね。でもフットペダルだけは欲しいなと思ってて。近所の練習スタジオさんに個人練習で入るときには、そこに置いてあるドラムを使うわけですけど、足に合わないときもあって。「あ、今日これか……」って残念なときもたまにあったりするんです。フットペダルだけだったら、まだ手の出せる範囲でいけるかなって思うので、ちょっとずつお金を貯めて……。
奥村さん:やっぱり自分のギターだと愛着わきますし、ただ上手くなりたいじゃなくて、「この自分の大好きで大切な楽器に下手な演奏なんてさせられない!」って思って、うまくならなきゃーってなりますね。

 

──そういうハングリーなところもロックだということですね!
 
古川さん:そうですね。逆にハングリー精神が鍛えられる部分もありますね。もっともっといい楽器が弾けるようになりたい! みたいな。
 
──今年の2月にバンドにヴォーカルとして加入した浅見さんとしては、今のお気持ちとしてはいかがですか?
 
浅見さん:実感があるかないかで言ったら、まだ少しだけ「ない」のほうなんですけど…………いや、あるんですよ! あるんですけど!
奥村さん:実感は「ない」寄りの「ある」?
浅見さん:「ない」より「ある」んですけど……(笑)。
 
──いきなり先輩お三方のところに飛び込むかたちになったわけですよね? そのときの気持ちってどうだったんでしょうか?
 
浅見さん:正直、すっっっごい不安だったんです。私にできるかどうかっていう気持ちだったりとか、本当に自分で大丈夫なのか、いいのか? っていう気持ちだったりがあって……。
 
──いじめられるんじゃないかとか?
 
浅見さん:正直ありました(笑)。
3人:そんな~~!!
古川さん:みんなして「早く来て~早くおいで~」って思ってたのに~!(笑)
奥村さん:どんな子が来るんだろうってワクワクでしたもんね~!
内山さん:ワクワクだったね~(笑)。
浅見さん:でも、初めてお会いしたときにみなさんが温かく迎えてくださって……。今も正直不安はあるんですけど、相談とかしても、いつも温かい言葉で励ましてくださって「大丈夫だよ」って言ってくださるんです。すごい支えになるというかポジティブ思考に向かえますし、本当に勇気づけられています。みなさん、ホントのお姉ちゃんのような存在で……。
内山さん:よかった~。お母さんじゃなくて(笑)。
全員:(笑)
004
▲Dr・内山つかささん(白瀬双葉役)
 

 
●心の傷を克服しようとする原作キャラクターたちに共感
──少しコミックのほうのお話をお聞きしたいんですが、現在公開されているコミックのプロモーション映像(上の動画)では、みなさんが自分のキャラを演じています。それぞれ自分が担当しているキャラクターについて、どのような思いを持ってらっしゃいますか?
 
浅見さん:奈川芳野ちゃんは、コミュ症で人前でしゃべれないっていうのがあるんですけど、純粋でまっすぐな女の子っていうイメージです。ファンの方々が思っている芳野ちゃんの理想像は崩したくないんですけど、今後のコミックの物語では、今までに見たことのない芳野ちゃんの顔をぜひ見てみたいです!
古川さん:物語が進むにつれ、想像してた藤森月ちゃんよりも、もっと等身大の女子高生だったといいますか、全然すれてないんだなっていうのを感じたんですよね。彼女自身がギャップの塊みたいな存在なので、演じる私としてもいい意味でいろんな人が想像してる月ちゃんを、どうやったら裏切れるかなっていうのを考えるようになってきましたね。歌にしろお芝居にしろ、あんまりテンプレにはめたくないキャラだなって思ってます。あと、これから原作で私が一番見たいのは、彼女が満面の笑みを浮かべる姿ですね。これ、いつか見たいなって思ってますねー。浮かべてくれるのかな~(笑)。今のところ、猫にしか表情筋動いてないので、やっぱり他の3人に対しても、もっと表情筋が動くようになる月ちゃんを見たいなって思ってます。
奥村さん:私はもう、坂ノ下奏恵ちゃんがかわいくて仕方ないです(笑)。最初はそれこそ自分を取り繕ってたんですけど、今はもうとにかく元気いっぱいで明るくて。でもちょっとおバカなところもあったりして、周りからもすごいイジられてるじゃないですか? 私もけっこうこのメンバーの中でイジられるので(笑)、もう「すごいその気持わかる!」って思って。そんな共感をいかに奏恵ちゃんに乗せるか、奏恵ちゃんとして出せるかっていうところを考えてますね。そしてあの……メンバーの中でもツッコミがんばります!(笑)
内山さん:私は月ちゃんとはまた逆で、白瀬双葉ちゃんってすごくわかりやすいキャラクターだと思うんですね。ぱっと見たときに「あっドジっ娘ですね」っていうのがわかりやすくて。なので、より見てる方たちのイメージしてるドジっ娘でかわいい双葉ちゃんっていうイメージを壊したくないなっていうのがすごくあります。すごいかわいらしいキャラクターなので、そこにプラスアルファになるようなものを私が乗せられたらなっていうのはずっと思っています。すごい大好きであるがゆえに大事にしたいので。私も同好会会長になった双葉ちゃんと一緒に成長していきたいなと思ってます。
 
──『ガールズフィスト!!!!』のコミックの魅力は、どんなところにあると思いますか?
 
奥村さん:それぞれに傷を持ってるわけじゃないですか。それを抱えてるなかでも、懸命にがんばってる姿がすごいかわいらしいです!
古川さん:キャラがすごい魅力的だなって思いますね。強さばっかりじゃなくて各々がちゃんと弱さをもってて、でもそれをがんばって克服しようとしてるというか強くなろうとしてる姿が愛おしくなってくるんですよね。4コマ形式で毎回オチに思わずクスっとなるところがたくさんあって、「早く! 早く続きが読みたい!」って気持ちになります。
内山さん:個々のキャラクターの個性が強くって、一見くっつくことがない4人じゃないですか。でも、不思議とまとまりがあるというか、それがおもしろいですよね。それこそ4人とも抱えてる傷がバラバラなんですけど、読んでる方々はきっとその何かしらを自分自身とダブらせてるんだと思うんです。
古川さん:出てくるセリフも好きですね。「否定をするな、やってみろ!」っていう、あのひとことはすごくいいなって思いますね。かっこいい。
内山さん:あんなにかわいらしくて、パンクからかけ離れたキャラクターたちが、パンクロックバンドを目指すっていう、そんなアンバランスさもすごい楽しいですね。私たちもそうですけど(笑)。
古川さん:あと楽器の選び方だったりとか、自分が演奏する楽器のパートの決め方とかが、音楽に詳しくない女子たちがやってるっていう感じがして共感できるのもいいですね。
内山さん:そう! ほんとにほんとの0スタートの感じがいいよね!
古川さん:そうそう。だって奏恵ちゃんがギター決めるときも、単純にぱっと見で「かわいい!」っていうので決めちゃいましたもんね。そういうところが「本当に0からスタートしてるんだな。この子たちは」って思えて、がんばれって応援したくなりますね。
浅見さん:すごい違うジャンルというか……共通性のないって言ったらあれですけど、そんな4人が集まって0からスタートするというのは、(2月にバンドに加入した)自分自身と同じ状況で……いろいろ共感できるところがあるんです。加入するにあたって私自身不安だったところを、『ガールズフィスト!!!!』のコミックを読んで、いい言葉がたくさんあって後押しされたところもあるので。そんなところも魅力というか……その……あ、ちょっと頭が今、真っ白くなりました(笑)。
内山さん:大丈夫だよ! 落ち着いて!(笑)
 
──今回のプロモーション映像のセリフは、浅見さんとしては『ガールズフィスト!!!!』では初めての声のお仕事だったんですよね?
 
浅見さん:そうですね。あの「しぇっくす…ぴしゅとるじゅ」が……。
全員:(笑)。
浅見さん:でも、とってもうれしかったです、セリフをいただけて。
全員:(笑)。
古川さん:キャラがまんま芳野ちゃんだもんね。
内山さん:声もね~。
浅見さん:ちゃ、ちゃんと人前ではしゃべれるようになります!(笑)
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▲G・奥村真由さん(坂ノ下奏恵役)
 
●自分の身を削る!? 作詞の難しさと魅力とは?
 
──今回の2ndシングル「D.A.S.H!!!!」では楽器隊のみなさんで歌詞を書いています。それぞれの曲にはどんな思いが込められているんでしょうか?
 
古川さん:私は「Tic×Tic=Tac♪」を担当したんですけど、曲を聴かせていただいて、すごいにぎやかで楽しい曲だったので、本当に楽しい曲にしたいなっていう思いがまずあって。
 
──曲が先にあったんですね?
 
古川さん:基本そうですね。曲を聴いてそれに歌詞をあてるっていう感じだったんです。で、欲を言えばお客さんと一緒に盛り上がれる、サビとかお客さんも一緒に歌えるような感じの歌詞を入れたいな~と。それで「ティク・ティク・タック!」のかけ声を入れて。それと、等身大のJKの歌詞を書きたかったので、「よし、恋愛の曲を書こう!」と思って。高校生の女の子たちの恋に恋してる、あの独特のキラキラ感が見てて眩しいなあと思う部分もあるので、あんな雰囲気をこの曲に詰め込みたくて。思いつく言葉を、ぶああああああ! って書いていきました。
 
──古川さんご自身の高校時代を思い出して書いたと?
 
古川さん:ではないです(笑)。 まったくなかったですから、そういうキラキラ。憧れでしたけどね。わー悲しいな~(笑)。
 
──JK目線っていう意味だと内山さんが歌詞を担当した「青春ガール」もそれに近いんでしょうか?
 
内山さん:私も今回は、学生の頃を思い返して書きましたね。高校生とかって、ずっと走ってるイメージなんですよね。なんか見つけてダッシュ! 購買部混むから早く行こう! ダッシュ! みたいな(笑)。「青春ガール」の曲をいただいたときも、ずっと「ダダダダッ」って駆けてるような勢いを感じたので、そういうのを書きたくて。
 

 
──たしかに、「青春ガール」を聴いてるとJKがたくさんで走り回ってる感じがしますね。
 
内山さん:ずっとわちゃわちゃと楽しそうに走り回ってる、そんな感じにしたいなと思って書きました。学生の頃の、あんなこともしたいし、こんなこともしたいし、でもこんな理由があってできないけど……でもでも、やっぱりしたいよね!! っていう、そんな思いもあっけらかんとした感じで入れたくて。あと、私にとっては、あえて敷かれたレールから外れるっていうのも1つの憧れとしてあったんです。行っちゃいけない屋上に行ってお昼ご飯を食べたりだとか、校則違反の髪色にしてみたりだとか、リボンを結んで行ったりとかっていうのも、本当はダメだけど、「いいじゃん、みんなでやっちゃおうよ!」みたいな。そういうのも憧れの意味合いで入ってますね。
 
──奥村さんは「Full of Lies」を作詞されました。
 
奥村さん:他の曲とは曲調が全然違ったので、どうしようってすごく悩んだんです。でも、悲しげで切ない曲調だから、これはキャラクターみんなの傷の部分を書いたほうが合うんじゃないかと思ったんです。メロディを聴いたときにも茜色の夕焼けの空がぱっと浮かんだので、この「茜色」っていう単語はまず入れたいなあと思いつつ……。でもそこからは、どう書いていったらいいかわからなくて、詰まってしまって……。
 
──歌詞を書くのは初めてだったわけですからね。
 
奥村さん:そうなんです。なるべくテーマを小さくしようっていうアドバイスをいただいたので、じゃあ自分の一番近いところで奏恵ちゃんの視点から何か探そうと思って。それでコミックを読みまくって、使えそうな言葉とか奏恵ちゃんの気持ちとかを拾っていきました。でも暗い方向に行くんじゃなく、なるべく前向きにしたくて。結果的に答えにたどり着いているようなアンサーソングになっちゃったんですが、きっと原作の奏恵ちゃんはここまでは気づいてないだろうな……って思ってます。
内山さん:奏恵ちゃんなら、夕焼けにたそがれたあと、ちょっとしてから「今のたそがれてた私、かわいかったな……」とか思ってそう!(笑)
古川さん:で、きっと陰から月ちゃんが見ててツッコまれるんだよ。「あのとき、何たそがれてたの?」って
奥村さん:そしたら「ななななななんでもないけど!?」って返します!(笑)
 
──この歌詞には強烈なフレーズがあるなと感じました。「本当の気持ちを言葉に出したら、また1人離れてく」っていう……。
 
奥村さん:あ~、奏恵ちゃんはコミックでは最後の友だちにも絶交されちゃうわけなので、そういうところから彼女の気持ちを引っ張ってきて入れた感じですね。ただ、私もよくも悪くも八方美人なところがあるので、自分で書いてて自分にグサグサきて、書きながら泣いてました。自分自身の傷もえぐりながら書きましたね。
古川さん:歌詞って、書きながらどうしても自分の経験や気持ちを掘り起こしていく作業になるんですよね。根っ子の部分はやっぱり経験してることじゃないと出てこないので。だから身を削って……じゃないですけど、そういう大変さはありましたね。
内山さん:私は学生時代の日記を読んだりとかもしました。でも飽き性なので、だいたい5ページくらいで終わってるんですよ、まったく!(笑)
奥村さん:5日坊主(笑)。
古川さん:3日坊主じゃないからすごいよ。私2日坊主だから。3日ももたない!
 
──浅見さんはお三方の書いた歌詞を読んでどうでした?
 
浅見さん:初めて拝見したときは、正直グサってきて……泣きました。自分にも通じるものがすごくあって……。
 
──浅見さんも次回は歌詞に挑戦したいですか?
 
浅見さん:したいだす!!
全員:(爆笑)
奥村さん:「したいだす!!」って!(笑)
古川さん:なぜ急になまった!?(笑)
内山さん:いきなり田舎感、出してくるもんな~(笑)。
浅見さん:噛みました! 恥ずかしい(笑)。でも作詞には本当に挑戦したいです! 「D.A.S.H!!!!」の新曲を歌わせてもらったときに、自分で作った歌詞を歌ってみたいなっていう気持ちが強くわいてきました。今回のオリジナル曲でも楽しいのに、自分が考えた歌詞や、4人全員で考えた歌詞で歌ったりしたらどんな気持ちになるのか……すごくやってみたくて。芳野ちゃんの気持ちとか自分の高校時代の気持ちとか、今も思いついた言葉やフレーズを書き出したりはしてるので、次はぜひやりたいです!
006
▲B・古川由利奈さん(藤森月役)
 
●5月25日(土)の1stワンマンライブへの意気込み
──5月25日(土)は、いよいよ1stワンマンライブとなります。最後におひとりずつ意気込みをお願いします!
 
内山さん:もうあと約2カ月を切っているということで、公開練習で実際に私たちの演奏を見て聴いてくださっている方々からすると、親目線的な意味で、「大丈夫? 早すぎない?」って思ってらっしゃると思うんです。その方たちをいい意味で裏切りたいですし、初めていらっしゃる方々にもファーストインパクトとして、「え! 演奏、ちゃんとできてんじゃん! いいじゃん! かっこいいじゃん!!」って思ってもらいたいですね。とにかく練習をがんばるので、裏切られに来ていただきたいです! それに一度きりの1stワンマンライブなので、「俺はこのバンドの1stに行ったぜ!」って自慢してもらえるように、そんなライブにしたいですね!
奥村さん:私自身、もうライブをさせていただけるんだ!! しかもワンマンライブなんだ! っていう驚きもありますが、きっとファンのみなさんも同じように驚いてらっしゃるんだろうなって思ってます。公開練習とは違って、全曲やり直しがきかない1回きりの勝負じゃないですか。だから、そこに私たちのがんばりをぎゅーっと詰め込んで、上手いとか下手とかよりも「熱」を伝えたいなって思ってます。がんばってる私たちの「熱」をぜひ感じに来てください! よろしくお願いします。あ! そして原作のほうもよろしくお願いします。キャラクターたちとともに成長していく私たち……どちらも温かく見守っていただけるとうれしいです!
古川さん:ほんとにベースを触りはじめてバンドを結成して、たった半年ちょっとでワンマンライブのステージに立つことになるので……そのプレッシャーはたしかにあります。でも、やる気といいますか熱意といいますか、「絶対やってやろうぜ!」っていう熱い思いにあふれたメンバーたちなので、4人で力を合わせてがんばりたいですね。我々がガチで演奏するライブになるので、「どうしよう! もう睡眠時間を削るしかない!」みたいな感じで(笑)、全員ヘトヘトになりながら練習してます。だから、あんまりライブに来たことのない方でも来ていただきたいですし、それこそたくさんバンド系のライブに行ってる方にも来てほしいし、1stですけど、みなさんの心に何かを残すライブができたらいいなと思ってますね。もうとにかく……楽しみですね! 1stライブが! すっごい楽しみなんです。ファンのみなさんと最高に盛り上がれればいいなって思ってます!
浅見さん:来てくださる理由はなんでもいいです! 今までの私たちを知ってくださってる方でも知らない方でも、どんな方でも来ていただきたいです! 知らない方は私たちを通じて『ガールズフィスト!!!!』がどんな作品なのか少しでも興味を持ってくださったらうれしいですし、すでに応援してくださってる方は親目線で見守っていただきたいですし……ある意味……伝説の1stライブにしたいなあって思ってます!
内山さん:「伝説」って言ってるのに、「ある意味」なんて不安げに言う人いないよ~(笑)。
古川さん:どんな伝説を残すんだろう?(笑)
浅見さん:やる気だけはあるので!(笑) 当日まで追い込みをかけて、私たちも精一杯がんばるので、ぜひライブ会場に足を運んでいただいて、作品だったりとかバンドだったりに興味をもっていただいて……応援してくださるとうれしいです!! ぜひお越しください! よろしくお願いいたします!
全員:よろしくお願いします!
 
──本日はありがとうございました! がんばってください!
007

 

◆「南松本高校パンクロック同好会」と公開練習
「南松本高校パンクロック同好会」は、コミックと連動するかたちで、昨年10月に結成された女性声優によるパンクロックバンド。現在は、原作キャラクターのキャストでもある浅見春那(Vo)、内山つかさ(Dr)、奥村真由(G)、古川由利奈(B)の4人で活動中。昨年12月に1stシングル「Stand Up!!!!」、そして4月3日に2ndシングル「D.A.S.H!!!!」を発表したばかりで、5月25日(土)には1stワンマンライブ(Space emo 池袋)が控える。そんな彼女たちが秋葉原を拠点に、昨秋より精力的に開催してきたのが、入場無料&写真撮影OKの「公開練習」。バンドとしての成長と彼女たちの可愛らしさ、おもしろさを、まさに”目の前”で感じられると評判のイベントで、現在も定期的にAKIHABARAゲーマーズ本店6Fにて開催中だ。次回は4月7日(日)19時からの開催となる。

 
◆「南松本高校パンクロック同好会」が出演するリリースイベント&ライブ

【ガールズフィスト!!!!「D.A.S.H!!!!」発売記念イベント】
4月6日(土)12:00より、ソフマップAKIBA④号店アミューズメント館 8Fにてトーク&サイン会
4月6日(土)15:00より、とらのあな秋葉原店C 4Fにてトーク&サイン会
4月7日(日)19:00より、AKIHABARAゲーマーズ本店 6Fにて公開練習&撮影会
4月13日(土)14:00より、アニメイト秋葉原本館 7Fにてトーク&サイン会
 
【ガールズフィスト!!!! 南松本高校パンクロック同好会 1stワンマンライブ Take Action!!!! Vol.1】
日程:5月25日(土) 開場:19時00分 開演:19時30分
会場:東京・Space emo 池袋
出演:南松本高校パンクロック同好会(浅見春那・内山つかさ・奥村真由・古川由利奈)
[チケット購入]https://t.livepocket.jp/e/trn2b

※参加方法等、詳細はいずれも『ガールズフィスト!!!!』特設サイトを参照。
 
◆作品初のグッズ第1弾ラインナップを東京・AKIHABARAゲーマーズ本店にて、現在先行販売中!

『ガールズフィスト!!!!』初のグッズ化もついに決定! そしてその第1弾ラインナップが、東京・AKIHABARAゲーマーズ本店にて先行販売されている。第1弾のグッズラインナップは以下のとおり。(発売:KADOKAWA/テイチクエンタテインメント)
 
●フェイスタオル版丁E
▲グッズ/フェイスタオルGF① [1,500円(税込)]※約33×80㎝ 
 
009
▲グッズ/ミニタオルGF① [700円(税込)]※約20×20㎝
 
010
▲グッズ/アクリルキーホルダーSU_typeA_all[4個セット:2,500円(税込)/バラ:700円(税込)]
 
011
▲グッズ/アクリルキーホルダーSU_typeB_all[4個セット:2,500円(税込)/ バラ:700円(税込)]
 
Print
▲グッズ/T-シャツ D.A.S.H!!!! 01[XL・L・M:2,500円(税込)]
 
013
▲グッズ/缶バッジセット[4個セット:1,200円+税]※直径4cm
 
014
▲グッズ/B2タペストリー[3,000円+税]
 
015
▲グッズ/パーカー[XL:6,000円+税]※予約商品
 
<関連商品>
「D.A.S.H!!!!」(TYPE A) / ガールズフィスト!!!!

<収録内容>
M1.「青春ガール」作詞:白瀬双葉(内山つかさ)
M2.「Tic×Tic=Tac♪」作詞:藤森 月(古川由利奈)
M3.「青春ガール(Instrumental)」
M4.「Tic×Tic=Tac♪(Instrumental)
M5.南松本高校パンクロック同好会第三回バンドミーティング
M6.「にゃ──のうた」(Take1)

●タイプA_hyou
レーベル:インペリアルレコード
発売元:テイチクエンタテインメント
発売日:2019年4月3日
定価:1,667円+税
btn_amazon
 
「D.A.S.H!!!!」(TYPE B) / ガールズフィスト!!!!

<収録内容>
M1.「青春ガール」
M2.「Full of Lies」作詞:坂ノ下奏恵
M3.「青春ガール(Instrumental)」
M4.「Full of Lies(Instrumental)」
M5.南松本高校パンクロック同好会第四回バンドミーティング
M6.「にゃ──のうた」(Take3)

●タイプA_hyou
レーベル:インペリアルレコード
発売元:テイチクエンタテインメント
発売日:2019年4月3日
定価:1,667円+税

btn_amazon
 
rogo_next
『ガールズフィスト!!!!(1)』

___gf1_cover_1km_v2_ol
漫画:ぼみ 原作:木瓜庵

発行:KADOKAWA
発売日:2019年3月27日

定価:本体620円+税

btn_amazon

 

<関連サイト>

『ガールズフィスト!!!!』特設サイト

『ガールズフィスト!!!!』公式Twitter

「ガールズフィスト!!!!【公式】配信チャンネル」

『WEBデンプレコミック』公式サイト

電撃ツイッターマガジン
(C)2019 ガールズフィスト!!!! プロジェクト

2019年4月5日(金)

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