19人の姉妹たちが、ほぼ毎日日記を更新していきます
うん。
まあ――
新学期だから、ね。
麗ちゃんのアレは――
言ってしまえば――
恒例の病気?
みたいなものよ。
花粉症みたいな――
季節性のビョウキ。
学校イキタクナイ病――
だから、私は全然。
気にしてないわよ。
フフッ――
麗ちゃんったら、
ヒドイわ――
こんなに妹思いの姉を
つかまえて――
鬼みたいに言うんだもの。
新学期のユウツなんて――
誰にでも――そう、
キミにだって――
1回くらいは経験したこと
あるでしょう?
あれ?
ユウツ?
ユウウツ??
――ま、どっちでもいいか!
でもね、こんな時は――
ウフフフフッ![]()
あえて、麗ちゃんには
何にも言わないで――
放っておくの![]()
そうするとね、
これが意外と――
自然にじれて。
ちゃーんと向こうから
折れてでてくるんだな、
これが。
で、その――
じれてあやまろうか
どうしようか迷っている様子を
こっそり見物してるのが――
楽しいの
![]()
お姉様歴17年の――
これが密かなお・た・の・し・み!
ウフフフフッ――
即席お兄さんのキミにも
ちゃーんとその楽しみを
わけてあげる。
明日あたり、麗ちゃんの部屋に
普通に家庭教師のフリして行ってみたら?
どんな結果になるかは――
保証しないけど![]()
フフフフ――
コメント(33)
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作/公野櫻子
イラスト/みぶなつき
日記イラスト/霧賀ユキ
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あらかじめご了承ください。




麗がじれてあやまろうかどうしようか迷っている様子をこっそり見物だなんて・・・やっぱり海晴姉さんは霙姉さんの姉なんだなあ・・・。
まあその、無理に理由を聞き出すばかりが優しさじゃない、ってことでいいのかな? 明日、ちょっと麗のところへ行ってくるけどね。
家庭教師が必要なのは海晴姉さんのほうでは…
もしかして海晴姉さんて理数系以外は苦手?
そんなんじゃ原稿読むとき大ポカしたりして
「美人お天気お姉さん実はおバカだった」
みたいに新聞で取り上げられて
バラエティーのクイズ番組で馬鹿回答役になったりしちゃうんだよ!?
そして海晴姉さんがバラエティーでも人気者になったりすると
こうして日記を書く機会も減って僕が寂しくなるし…
ああ麗のことだったね
本当にさくらといっしょだったのか…
麗はやっぱりまだ小学生なんだなあ…というか
海晴姉さん・・・あんたって人も・・・!!
長女次女揃って麗で遊ぶなよ・・・
まったく・・・お茶目にも程があるっての
まあそんな海晴姉さんが好(ry
………
なんだけどね
麗は姉妹のトップ2に弄ばれてカワイソス
でもまあ折角だし?
俺もその見物とやらに混ぜさせて貰ってもいいかな?
これはこれで楽しそうだし(笑)
麗を気遣うけど、それはそれ――これはこれ、で
さて、ではレッスンしに逝ってきまノシ
え、ええ――!
あんなところ――
とか言ってますよ姉さん。
本当に何にもないの……?
はぁ――
そりゃ長いこと休むと――
休み癖みたいなのが出るのはわかるけど――
大変だなぁ――
お兄ちゃんするのも。
あー、うん。そうしてみる。流石。同じ姉でも凄い違いだ。
看病理由にサボろうとした馬鹿姉め。
ただ…観察っていうと氷柱あたりがまた怒りそうではあるw
ああ、まあ確かにそれは分かるけど――
本当にそれだけ?何かもっと大きな理由があるのかと
思ってたんだけどなあ……。
それにしても楽しみだなんて、海晴姉さんもいい性格してるね本当に――
そう言うんだったら明日行ってみるよ、麗たちの部屋。
まあ元からそうしようかなあとは思ってたし――
ていうか保証!?一体何が起こると!
麗はあぁ見えて根は素直だからね
拗れたりしないようにしてあげないと
ちゃんと甘えてくれると嬉しいんだけどどうなるかな
み、見習いとはいえ
お天気お姉さんが日本語を間違えるとは
いけない…
『いけない!海晴姉さん!』って書くと
なんか、よりいけない…
麗意外とヒッキーの素質があるの?
なんか親近感!
俺も学校にも行かずに
日がな一日ごろごろしてたい…
しかも麗と一緒だったら
本当に言うことなしじゃないか!
もう学校なんて二度と行けないよ!
二人で同じ布団にくるまって二度寝とかしたい!!
おはようのちゅーから
おやすみのちゅーまで
ずっと同じ体勢のまま過ごしたい!!
海晴姉さん、とりあえずユウウツが正解ね
俺もあんまり気にしてないのよね、誰だってそういうもんだし
麗のカワイイ所も見れるだろうし…w
誰だって嫌なもんだけど、誰だって最後には結局行くもんだしね
とりあえず俺はいじっぱりなアイツを眺めて楽しむことにするよ
家庭教師は…正直あんまりいい結果が想像できやしないからやめときます
あれ、毎年…?
去年もだったっけ…?
僕の記憶も頼りにならないな…
しかしさすがは海晴姉さん
僕がこう、どうすればいいんだろうって
考えをあれこれ巡らせてる時に
ささっと答えを出しちゃう
お姉ちゃん歴17年は伊達じゃないんだなあ
でも遠目に見物って
なんだかイヂワルじゃないですか?
海晴姉さんが言うと、ありなのかなって気になってくるけれど
家庭教師はしてもいいんだけどね
麗が近くに僕を置いていてくれるかはわかんないけど
え?
いや、どういう結果になるの…?
そういうことなのね…。
なら、家庭教師の準備しときますか。
そうなのか…麗にもそんな一面があったんだね。
明日は麗に家庭教師しにいってみようかな。
はいぃ?
つまり麗の不登校に、理由は無い・・・っと?
そうですか。
まぁ、イジメとかじゃなくて良かったよ。
うん。
麗で遊ばないでね、海晴姉さん。
ウォウ~
憂鬱。
ユウウツです。
はい。
・・・・・・。
お姉様歴17年――17年!?
ええぇーっ
そう・・・だったかな・・・
どうだったかな・・・
ここに来て何年経ったかな・・・?
やめてくれないか!
サバを読むのは!
即席お兄ちゃんですか。
海晴姉さんってよく言葉のナイフ飛ばしてくるよね。
ガラスのハートは危険がピンチよ。
・・・・・・。
まぁ良いけどさ。
家庭教師ね・・・どうしようかしら。
麗が理由を話してくれないのは、話さないんじゃなくて無いから話せないんだね。
でも俺を頼ってくれた事は、素直に嬉しい。
これからも麗は理由も分からない悩みを抱えるだろう。
その時に相談してくれる相手に俺はなりたい。
今はそう思うかもね。
そっか、前にもあったことなんだ。
まあ確かに誰にでも一度はあるだろうね。
しかし楽しいのって海晴姉さん、それじゃ麗にそう言われるのも仕方ない気がするよ。
気持ちは分からないでもないけれど。
まあそれなら、行ってみようかな。でも何か起こるのは勘弁して欲しいなあ。
イキタクナイ病……なんか公害病っぽいね。
よっぽどな事があったんじゃないかと思ってたけどホッとしたよ
俺もユウツ(←なぜか変換できない)な時はたまにあるよ。
でも学校を休むほどなんてよっぽどなんだね。
麗のために何か色々しなきゃいけないような気になるけど
それがユイツ(←なぜか変換できる)の解決策ならそうするよ。
そうだね、麗の部屋に行ってみようかな。
大丈夫、もう麗の鉄道ジオラマに怪獣人形や戦車模型を配置して
東宝幻想郷にして怒らせたりとかしないから。
それにしても、さくらも麗も鬼には弱いね。
いや、ミハ姉は全然鬼じゃないよ!
こんな可愛い鬼がいたら桃太郎さん駆け落ちしちゃうよ!
まぁ、実際休みが認められて却って戸惑ってた気もするしね
みぞねーも海晴姉さんと同じ狙いだったのかな
迷ってる様子をこっそり見物は、意地が悪いと思うけど
とりあえず僕は家庭教師を口実にして話を聞いてみるよ
不満なり不安をぶちまけられれば、麗も気が楽になるかもしれないし
こう見えても、麗の愚痴を聞くのは慣れてるからね
あれ五月病みたいなものだったんだ!?
海晴姉さんはとても楽しそうだね
あとユウツじゃなくて憂鬱だよ
全く…ミハ姉らしいちゃ、らしいけど、こっそり見るなんてほどほどにしときなよ?
でも楽しそうなのは間違いないね。麗の部屋に行ってみることにするよ。
なんだかこの間の霙姉さんの悪戯から天使家では変な遊びが流行ってしまって・・・・・ネッ春香姉さん。麗は賢い娘だからちゃんと判ってる筈だし優しく見守ってやりたいと思う。だからあまり苛めないでやって下さい。
おお~さすがは長女
おみそれいたしました
あっ。麗から何か聞いてない、海晴姉?
ふ~ん。そんなもんなのねぇ?五月病の亜種?
なんか違う気もするけど、適応障害みたいなモンだと思えば、当てはまるっていうか、ちょっとはかする・・・かな?
まぁ、なんだかんだで、発散しているうちは大丈夫か。
いつも何とかなってるってことなら、良しとしようか。
でもさ、海晴姉。『病』の前にカタカナっていうのは、しかも6文字で、最初と最後の文字が・・・。あれは本当、シャレになんないから。
あ、そう言えば。タイイクって、絶対、タイクだよね。
でも、ユウウツは、『ゆううつ』の方が、よりユウウツっぽいかな。トークよりも、トーークの方が、強いじゃない?トーーーークとかなら、もう、3時間くらい話してそうな?
ホント、どうでも良いけど。
いやぁ、さすが、17年もお姉ちゃんやってると違うなぁ。この際、17年なんて言わずに、25年くらいやってても良いんじゃ――いえ、何でもないです・・・・・
ていうか、それじゃあ、麗ににらまれても仕方がないんじゃ・・・それも含めて愉しんでそうだけど。
え?お、俺にも出来るかなぁ。
そうだね。家庭教師に扮して様子を探るってのもありだよね――
ってもう、海晴姉っ!何、その、仕掛人がドッキリにはまる展開!それに、俺、5年生の教科書とか持ってないから、小雨あたりに借りなきゃなんないし、そんなことしたら、小雨がかわいそうじゃない?・・・あ、今年から教科書改変か。
でも、元は麗が言い出した事なんだ。何か言っても、結局は受け入れざるを得ないだろうから。
ちょっと、チャレンジしてみようかな。
そりゃ僕にもその病にかかった覚えがあるけどさ。
今回の麗の「行きたくない」はもっと深刻かと思っちゃったよ。
突然今学期から共学になってしまったとか、
今までの担任が産休で、急に若い男性教諭が担任になるだとかさ。
これでも結構心配したんだから。
「いつものこと」に気がつけなかった僕の精進不足も認めるけど、
海晴姉さんも人が悪いよ。一言、教えてくれればよかったのに。
もしかして、麗だけじゃなくて僕でも楽しんでないよね?
その笑顔!!今なら麗の言っていた意味が良く分かるっ。
その背中を押すな的な振りは、僕がルンルン気分で
小学校の教科書の復習をしていたのを知ったうえでしょ!?
…海晴姉さんには敵わないよ。
海晴姉さん、まるで鬼だなwwwまあ確かに、麗の性格から考えてみれば放っておくのが最善かもね。
因みに「ユウツ」ではなく「ユウウツ」の方が正しいよ。
TDN・・・ただの病気だったんですか・・・
それがしは、麗の学校が男女共学になるものだと思い、麗の言うことを深く考えていたらただの行きたくなかっただけですか・・・
何というか、情けないです・・・
海晴お姉様、さすが17年、あれ少ないような・・・
17年!お姉様をやっていることはありますな、それがしも孤児院でお兄様みたいなものをやっていましたが、それがしは移管せん自分も認めるお人好しのためああいうのにはつい優しくなってしまいますからな。
そうですね、だまされてしまった以上こっちはとことんやってやりましょうか?
ふふふ、今日は徹底的にいやというまで麗の家庭教師というものをやって差し上げましょう。
やっぱり僕らは海晴お姉さまの掌の上ですか・・・
でもやっぱり気になるよー!かといって麗姫の地雷だらけの心に踏み込む度胸も無し・・・
嗚呼・・・兄バカな上にチキン過ぎるでしょうか?
でも、ちょっとだけ春の日差しが差し込む二人きりの教室で麗に家庭教師してあげるという時間に魅力を感じてしまい、このままでもイイかなあ・・・と思っちゃいます。
週明けには鬼にならないと・・・
ナンデスト、
麗が学校行きたくないというのはこの時期になると……ということだったのか
5月病みたいな感じなのかな
まだ4月だけどさ
しかし海晴姉さんもよく知っているなぁ
昨日いなかったのも計算のうちと言うことか
明日?
俺は……ちょっと遠慮しておくよ
でも顔は見に行く
俺、家庭教師って言う顔じゃないからさ
――姉上、やはりあなたは鬼だと思います。
実際にイジメとかそういうのがあったわけじゃないって分かってほっとしたよ。
確かに新学期っていうのは楽しみでもあるけど憂鬱でもあるよね。
ふふ、ユウウツ、だよ海晴姉さん。
なんだかんだでうちの子達はいい子だからね。
きっとずる休みに耐えられないんじゃないかな。
うん、それは面白そうだ。
あー、でも変にこじれないといいけど。
ただ、お兄ちゃんとして、妹の勉強を見てあげたいとは思うよ。
憂鬱、ね。まあそれはいいとして。
そうだったっけ?俺は今まで見たことないけど…ここ数年は収まってたってことか?
ふむ、分からなくはないな。
たまにあるんだよな。そういうなんとなく行きたくなくなる時。
まあなんだ、一月早い五月病ってやつかな?
正直心配して損したって感じだが、ま、そんな理由でよかったよ。
しかし…お・た・の・し・み って。(苦笑
いや分かるけどさ。ああいう普段クール気取ってる奴がもじもじしてる姿は可愛いよな。
でもそれってさ、構って欲しい子供の心理だよな。
ちゃんと自分のこと見て欲しくてイタズラなんかしたりして。ふふ、麗もやっぱりまだまだ子供ってことかな?
ところで姉暦17年って…確か俺が来てから2年以上――まあそれもいいとして。
明日?そうだな、じゃあ海晴姉の言うとおりにしてみるよ。
でも何が起こるか保証しないってなんだよ!?ちょっと怖いじゃねぇか!
あー、あと最後に。
最近、当日に返事を返すことができなくて本当にすまない。
どうも最近余裕がなくてさ、許してくれ。
海晴姉さん、その言葉は、ユウウツです。
麗の登校拒否は・・・大事にならないようで、
少し、ホッとしました。
家庭教師は、この場合、気にはなりますが、
遠慮しておきます。
ユウツ(何故か変換できない)
…お天気キャスター見習いさん、しっかりして下さい
憂鬱はユウウツ、ですね。
って、そんな事より麗の件はそういう事だったんですね。
確かに俺にも覚えがあるなぁ・・・。
ちょっといじわるな気もするけど、そんな麗も良いかも・・・。
明日、ちょっと様子を見に行ってきますね!
まずは形から入らないと。
家庭教師のイメージといえば、
眼鏡をかけて赤いセーターを着た帝国軍人。
夜に会話しに行ったりもする。