19人の姉妹たちが、ほぼ毎日日記を更新していきます
球体や回転運動にはいつも――
興味を覚える。
車輪やボール、あるいは時計の針のように、
円く――
ただ同じ軌道の上をひたすらに
終わり無く回り続けるもの。
どんなささいな動きにも、
回るモノの中には――小さな
永遠が宿っているように思えることがある。
まるでメビウスの輪のように――
永遠に――
動きを止めないもの――。
私は輪廻転生を信じる者ではなく、
人はただ――
ただ短く、
この束の間の時を生きて――
滅するのみ、と。
誰もが――ただ一握りの
塵芥となって、いつかは
無限の虚空を彷徨うのみ、と――
覚知しているが。
たまに――
魔境が私に訪れるのだ。
例えば、ぐるぐると回るあさひのおもちゃや
まん丸の黄色い月などを眺めているときなど――。
別に座禅をしているわけでもないのにな――
フフフ。
そんな時は――
突然。
私の体の中を強く冷たい風が吹き抜ける。
私は夜空に輝く月や、庭で風に揺れる黒い木々、
冷たくふるえる初秋の空気――
この世界のすべてのモノと同化してしまったかのように――
この世に君臨する神にでもなったような
全能感が――
爽快感とともに私のみを包み、
感じられる圧倒的な――
快感。
――秋、だな
今週の日曜は中秋の名月だ。
ともに――
夜空に輝く金色の永遠を楽しもう。
明日には儚い塵と化すかもしれないこの身体。
たとえ、一瞬の幻とわかっていても――
たまには。
オマエとともに永遠の刻をともにするのも悪くない。
コメント(54)
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作/公野櫻子
イラスト/みぶなつき
日記イラスト/霧賀ユキ
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あらかじめご了承ください。



霙姉さんまたそんな中二病みたいなこと…
寂しいならぎゅーっとしてあげますからね
それとも口寂しいなら、なにか食べます?
お月見かあ…もうそんな時期なんですね。
今週は晴れそうだから月見日和になりそうだなあ…
そうそう夜は冷えますから、
いつまでも薄着でいると風邪ひきますからね
何を言ってるのかよくわからないけど一緒に月見をしようってことですね。
日曜は晴れると良いですね。そうしたらみんなで綺麗な月が見られる。
楽しみにしてます!
命は塵芥ではないよ!
小宇宙だよ!
マニゴルドさんに怒られるよ
吹雪も、前に同じようなことを言っていたっけ――
やっぱり姉妹同士、近い感性を持ってるのかな。
そういえば、霙姉さんと吹雪って何だか似てる気がするし。
今度の日曜か〜、昨日も書いたけど
うちでも何かやるのかな?皆でお月見とか――
天気は大丈夫かな…晴れるといいね!
神!?
霙姉さんが!?
神ぃ!?
ぷっ…くくくく…!
神か!神と来たか!
はっはっはっはっは!!
さしずめ餡子の神かな!
だーっはっはっはっは!!!
ごめん、霙姉さん、笑いすぎた…
拗ねないで機嫌直して…
霙ねえさん・・・難しいお
でも僕は姉さんと一緒にいるとなんか落ち着く気がする
うん、いいよね。
なんというかその、体を宇宙が通り抜けていく感覚。
ひとつになったような、そうでないような。
お月見、楽しみだな。
霙お姉様、またそのようなことを・・・いやそれがしにはまだわからぬことが多い限りです。でも、お姉様のこういう宇宙の話を聞くのもそれがしは好きでございます。
霙お姉様の言いたいことは月見が楽しみってことでしょうか?今週末はお月見でございますね。この家族で初めてのお月見、それがしもとても楽しみに思っています。
お姉様は秋が好きなんですか?なんだか、こういして聞くと秋が好きだなって思います。
宇宙から見れば一瞬の刻でも、俺にとっては長いって気がするな。最近は時の流れが速く感じるけど。
ともかく、甘いお団子を一緒に食べて中秋の名月を楽しみましょう、霙姉さん。
黄金長方形による黄金の回転ってやつですね。
え?違う?
日曜がお月見なんですね。
俺初めてですよ、まともにお月見するの。
秋や冬の夜、外を自転車走ってたりすると妙に夜空が綺麗に見えたりするんですよね。
子供のころは風景の良さってのが分かってなかったからなー…
ススキと間違えて荻取ってきたりとかそういうお約束が無いようにしましょうね。
へえ、霙姉さんにはそんな事があるんだ。
確かに円運動ってのは面白いけど
そんな経験はないな、どんな感じか気になるな。
なるほど、秋ですか。秋だねえ。
そういえば日曜は中秋の名月か。
それじゃあ一緒に、金色の永遠を楽しもうか。
回転運動・・・こんなのですか?
よっ!はっ!おっとっと・・・いやぁ失敗失敗ご愛嬌!
こんどこそ・・・よっと!はい!いよっ!ボールひとさし指のせ回転!
・・・とまあ余興はこんなもんで!
大きな物だと衛星とか土星の輪とか円くクルクルと回ってるよね
はぁ・・・輪廻転生ねぇ・・・俺は死んだあとのことは死んだあとに考えようってことにしてるよ
なんと魔境ですか!でもそれはきっと催眠・・・いやなんでも・・・
ふーむ、それが霙姉の感じる秋なんだろうか・・・
まぁ人それぞれ感じ方の違いはありますし
そうですね、秋・・・といえばお月見!
お月見しながら月見そば・・・じゃなくて月見といえばだんご!霙姉はどうですか?月より団子?
ともあれ今週の日曜は一緒に月を楽しもう霙姉!
突然何を言い出すんだこの人は!?
と思ったら月見のことか。
確かになぁ…満月ってのは見てるとヤバイね、気分が昂揚してくる。十五夜か…十五夜、焼き芋、餅つき、きびダンゴ、胡麻団子…ははは、なんだか食い物の話ばかりになってしまうね。
ま、いいでしょ。ウチの周りの田圃は既に早稲を刈り取っている。
もち米もコシヒカリも随分と重そうに垂れているんでね、新米が楽しみだ。流通の云々までは分からんが、お月見までに我が家に届くと良いね。
相変わらず難しいことを言うね霙姉さんは
中秋の名月、お月見かぁ
お団子楽しみだね、姉さん?
くるくる回ってるのは、うん、僕もなんか見入っちゃう
なんだか不思議な感覚
でも、それはきっと
…
目が回っただけだと思うんだ
要するに目が回るんですね、霙姉さん。
色んな秋はあるけど
それってどんな秋ですか…
球体の秋?
あっ…何だ、お月見しようって言ってるんだね。
空の球と白い小さな球…どちらも楽しみ。
えぇ、秋――ですね。
今夜は久々に晴れて良い天気です。
霙姉さんの言ってることを、どれくらい理解してるか自信が無いのですが、
夜空をずっと見つめていると、自分が虚空に溶けてしまうかのような感覚に襲われることはあります。
ボクはどちらかというとそれに不安を感じるのであまり長い間見つめたりはしないのですが――
姉さんと一緒なら、きっと大丈夫なんでしょうね。
根拠は――特にありませんが。
永久運動って奴ですか。
球体。 球体ねぇ。
そういえば月見の夜には団子を作るのかな。
是非その時には手伝わせてもらわないと。
でも、気温が下がるのは結構好きだな。
子供の頃、本で読んだことがあってさ。
宇宙空間の気温は絶対零度だって。
それから、寒い場所にいればいるほど
「ああ、宇宙に一歩近付いたなぁ」
なんて思ってたっけ。
我ながらおかしな子供だった。
中秋の名月、無事に晴れるといいなぁ。
ふーむ…
何を言ってるのか分からないし何を言いたいのかも分からない
そもそも何か意味のある事を言ってるのだろうか…
え?いやこっちの話
あーまあグルグル回ってる物にはつい注視しちゃうってのは分かるよ
そうだね夜はもう大分涼しくなってきて過ごし易い事も多い
まさに秋!といった所だ
うん、お月見か楽しみだね
しかし中秋の名月か…丸いもの?
まさか団子か!?
円いものは永遠を表すように感じるけれど、
この楽しい生活は永遠であってほしいよ。
たとえ変化が起こったとしても、何気ない日常にまたすぐかえって続けばいいな。
この時期の丸いものと言えばやっぱり月…
週末は晴れるといいね。
姉さんったらまたさりげなく恐ろしいことを…。まあ、難しいことは分からないけど、姉さんが言いたいのは、回るものを見続けて目を回してしまったことと、僕とお月見がしたいってことだよね?そうならそうと言ってくれた方が僕も嬉しいんだけど…。
…まあ、そういうことにしておくよ。
以前僕は結構輪廻転生を信じてた、というより
信じたかったクチだったなぁ。
生まれ変わったらああなりたいこうしたいなんて、
違う人生に憧れることもあったけど、
今はみんなと一緒の時間が幸せ過ぎて
違う人生を送ることなんてもう考えられないよ。
今を失うことになるなら、幸福な記憶を抱いたまま
姉さんのいう塵芥となるのも悪くないかも――なんて。
―――ちなみに霙姉さん。これは遠回しなお月見団子の要求だよね…?
いやいや、僕だってお月見団子楽しみにしてるんだから。
我が家のうさぎさん達はお団子作りも上手そうだし、
霙姉さんじゃなくても期待しちゃうよ。
永遠とかはわかんないけど、まぁ、丸とかボールの動きってある意味魔法だよな。
野球のピッチングとか、サッカーのフリーキックのカーブとかありえない方向にいくもんな。
…え、そういう話じゃない?
あぁ、満月か。中秋の名月だな。
何か、そんな時っていつもより金色に輝いて見えるんだよな。なぜだろ?
それと、次の日、十六夜っていうんだっけ。あの日の月も青く見えるんだよな。青と銀が入り混じったよーな。あれも不思議で不思議で仕方ないんだよな。
-で、霙姉ぇが何か感じるように、俺何か、泣きそうになるんだよ。恥ずかしい話だけど。
霙姉ぇが一緒ならさ、そーゆーの分かるかな?
何で、月見て、いっつもならそんな事ならないのにその時だけ泣きそうになんのか…。
いい月なのにな…何でか、泣けてくるんだよな
――また、唐突だねぇ。
円運動か・・・ま、確かに円は循環の象徴、みたいなことどっかで言ってたし、そういう気分になるのも分かる気がするな。
時計の針は眺めてると、特にそういうのを感じるなぁ。
・・・って、メビウスって先に言われちゃったか。
俺も同じこと思ってたんだけど。
無限、永遠、輪廻・・・そういう類のを内包してるもんな、考えることは同じか。
――そういや、霙姉さんは輪廻転生とか信じてない人だったね。
いや、ふと思っただけ。気にしないで。
・・・って、お〜い。
みぞれねぇさ〜ん? きいてますか〜?
・・・あ、還ってきた。
なに悟り啓いちゃってるの・・・明鏡止水の境地でも視えた?
霙姉さん、素でそういうのやりそうだもんなぁ・・・
――で、視えたのは・・・
そうだね秋ですね。まだまだ暑さ厳しいけどね。
あぁ――そっか。もうお月見の時期か。
はいはい・・・そんじゃ、お供しますよ。
永遠だろうが刹那だろうが、楽しまないと損だからね。
ならば、おいしいお茶の淹れ方を我が家の御台所に聞いておこうか。
円運動や回転には無限への軌跡が宿っているように見えるっていうのは僕も同感かな。
高速回転している球体を持つと、そのエネルギーの大きさがよく分かるしね。
輪廻転生か……でも、僕は割とあるんじゃないかと思うんだ。
僕らが灰になって土や無限の虚空に帰った後、それはまた次代の生命への礎になるんだろうって。
土から木に、木から動物に、ってさ。
あと、うん。真璃は大事な妹だしね。
世界に集中して拡散するんならそれは禅と言っても過言じゃないと思うよ。
流石にあさひのおもちゃがきっかけなのは吃驚だけど。
ふふ、自分を無くすのではなく自分ではないものを無くす無の境地……凄いね、霙姉。
……霙姉の紅潮した顔、ちょっとみたいかも。
さておき、秋だね。
もうそんな季節なんだよね。中秋の名月、かぁ。
例えいつか滅ぶのが分かってても、家族と一緒なら僕は永遠もいいと思うんだ。
だから、ちょっとのんびり過ごそうよ、霙姉。
最近はあっというまに涼しくなってしまって夏が恋しくなりますね
ああ、霙姉は夏は暑いからそんな好きじゃないんでしたっけ
お月見は最近はあんまりやらなくなってしまったけれど・・・
家族みんなでやるのは楽しそうですね
まわりをごまかすのは大変ですけど二人きりの時間も作りたいですね
―――もう秋ですよ霙姉さん♥
風が気持ちいからぼーっと涼を感じるのもいいね。
名月も―――皆とのんびり、したいな♥
難しい話は棚に上げといて要はお月見を楽しめということですね
ウサギさんよろしくお餅をつきましょうね
つきたてはおいしいですよ
いやあ、秋だねえ。
今日は日中暑かったけど、朝とか寒いとすら感じたからね。
そうか、もうすぐ中秋の名月なのか。
僕は月が好きでね。
帰り道、夜空に浮かぶ月が満月だったりすると妙に嬉しくなるんだけど、
霙姉さんもそういうところあるのかな?
日曜日はお団子食べながらお月見だね。
楽しみだよ。
つ 餡子
そんなときは、ゆっくり休むがいいよ、霙姉さん――
月見団子が食べたくなるね
月を眺めながら熱いお茶と甘い月見団子でしばし俗世を忘れるのもいいものです
こういうときのお茶は緑茶がいいな
あー、うん。難しい事はよく判んないけど、月が綺麗でお団子が食べたいって事でしょ?
それには賛成。晴れると良いなぁ。お団子はやっぱりみんなで作るのかな。
虫の声を聞きながら綺麗なお月様を眺める…風流だね。
永遠じゃないからこそ、その時その時、今を懸命に楽しもうよ。
なんていうか、そんな風に秋を感じる人はじめて見たよ
まぁ、球体や回転運動に惹かれるのは判るけどね
子供の頃にコマ回しをして遊んだ時とか
じーっとコマが回るのを見つめてたりしたし
ま、それはともかく
今週に入って随分秋らしくなったよね
昼はまだ日差しが強いけどじめじめした湿気は落ち着いてきたし
夜は涼しい風が吹くようになったし
蝉の声も、すっかり鳴りを潜めちゃってるね
この気候が続けば、夕涼みしながら秋の虫の声を聞きつつ
お月見と洒落こむ事が出来るかもしれないね
日曜日、晴れるといいな
う〜ん、霙姉さんの話は難しいな……。
輪廻云々は分からないけど生まれ変わってもみんなと一緒で居たいとは思うけどね。
それはそうと、月見は楽しみだね。
今から雨が降らない事を祈るばかりだね。
中秋の名月か・・・
この時ばかりは月はより一層輝きを増すから
とても神秘的に見えて照らし続けます、
秋の夜長だしね。
霙姉さんなら一緒に長く見ててもいいかも、
究極の月見会になる・・・・・・そう思います。
つまり霙姉さんは 自分の定義すら危うくさせる秋が好きなんだね。
丸いものといえば 霙姉さんの大好物のドラ焼きも丸いね。
ひょっとして遠まわしにおねだりしているのかな♪
心配しなくても用意していますよ♪ はい どうぞ笙・
……
食べながら 聞いていてね 霙姉さん…。
輪廻転生に夢を馳せて逝く人は 確かにいるだろうけどさ…
私も輪廻の車輪は 幻想と考えているのだわ。
人間なんて頭を吹っ飛ばされたら それで終わり。
思考の電気信号も途切れて跡は亡骸だけ。 それだけ。
だから命は尊いの。 一度限りのその命 とてもとても大切なの。
死ぬために生きるんじゃなくて 生きるために生きるの。
学校だって卒業のために入学するんじゃなくて勉強するために入学するでしょ?
どう生きるか 私ともう少し考えてみない? この秋の月夜の下で…。
何を言い出すかと思ったら今度は吹雪みたいな事を言うんだな霙姉さんは、
しかし霙姉さんは永遠と言うけど、物事には終りが来るから次の新しい事が始まる訳だから俺は輪廻転生するより新しい未来を見たいと思うな、確かにこのまま終り無く平穏が続くのもいいけど、それでは楽しく無いと思もうな俺は、だから暗くならないで楽しくするのが大事ではないかな?
まあ、今の話をまとめると要はみんなで楽しく月見をしたいって解釈にしときます。
あ、霙姉さんと月見を一緒に過ごすと言うのは嬉しいよ、たまにはが無ければもっと嬉しかったけど・・・・
でも霙姉さんって食欲の秋ってイメージだったけど、今回の話で運動の秋になったかな?
運動の秋…永久運動…永久運動の秋―――運動の秋と――すいません、何でも無いです。
秋だからって餡子食べ過ぎちゃだめですよ。
霙姉
姉上…、最初いい具合に異次元の話をしていたかと思えば、いきなり話が飛びましたね。
よもやあれですか。私が贔屓の菓子屋から買ってきた白州名水饅頭・吹雪と大吟醸を目撃してしまいましたね。
ふふふ。ならばタダでは済まない、か。
やむを得ん。少し分けてしんぜましょうぞ。
――どうせそのつもり、なのでしょうな。
吾の個人的なおやつでお月見を思い出すとは、まったくもって姉上は面白い方だ。
――そういえば、この前の風呂場での一件といい、姉上には面白い所…、もとい、衝撃的なエピソードばかり持っていかれている気がするのですが… 今度、何かの形で返してくださいませな。
吾も昔は「この世に君臨する神にでもなったような全能感」とやらに近いものを感じたことがありますよ。もっとも「神のような」のくだりには、「それは無い」と断言させていただきます。
吾が広範囲に何かを感じるかのように感覚が拡大したとも思えるような感触を得たとき思ったのは、言いようのない悲しみでした。
我々の遥か上には、形而上のなにかが確実にいて、吾とその同朋らはその太陽のごとき存在が照らす下を、限定された……いや、云わぬが花ですな。
人に聞かれたら「何の馬鹿話?」とか云われそうですしね。ははは。
そうそう、永遠なんてありません。今我々の宇宙は−270度くらいで、後3.15度下がって絶対零度に達したらブラックホールさえも低温死することになりましょう。我らが宇宙さえも存続しなくなるでしょう。
でもそれまでには、まだずいぶん時間がかかりましょう。
戦国時代に生きた織田信長という方が好んだ能の「敦盛」の一節にこのような一節があります。
「人間五十年 下天のうちを比ぶれば 夢まぼろしのごとくなり ひとたび生をうけ 滅せぬもののあるべきや」
確かに人生など夢幻のうちのことでしょう。したがしかし、存在したという事実には違いないと思いませぬか?
姉上、人の饅頭を、かっ食らっているときになんですが、話を聞いてくださいませぬか?
できれば多くの回数それを味わいたいと思いませんか? 一瞬が連続すれば、大きな流れになると思いませぬか?
その流れさえも、連環の一端。連環というのは輪廻転生にもつながるでしょう。
でも、その話は又、いずれ。きっと長い話になる気がしますゆえ。
で、ですね、塵芥となって無限の虚空を彷徨う前に、できることがあると思うのです。
滅びる前に有意義に生きることができるのです。
親しい家族や友と楽しく暮らすとか、和菓子を命ある限り堪能するとか、いろいろ。
あ、全部食べないでください。半分は残してくださいましな。
むう……よく分かりませぬ…
…まあ、俺の勝手な解釈でよければ。
ずっと回転して、とは言いますけど
永遠、ってのは、そうそうあるものじゃないと思いますよ。
地面を転がるボールだって、結局は止まってしまいますし。
それでもまあ、永遠を求めるのは人の性、と言いますか、
…ただ、永遠を感じられたり、感じたくなるのは、
それだけ幸せな人生を送れてることの証明だと思います。
不幸続きなら「さっさと終わってしまえ」とか考えそうなものですし。
まあそんなことを言ってるうちに時間は過ぎて、
結局楽しい時は過ぎゆくものですが…
……………………んん???
なんだか言いたいことがよく分からなくなってきたうえ、
すでに何かいろいろ破綻してるような…
………え、え〜っと、と、ともかくですね……
…来週、月見と洒落込みますか。
……結局、よく分からずじまいだった、か…
凄いや、霙姉。独学だけでそこまで行けるなんて。
でもさ、これからは一人だけで訓練しないで成功者について
学ぶべきだよ。ブッダやキリスト・ムハンマドのような存在は
現代社会でも存在するんだからさ。
ヒンドゥー教でも仏教でも独覚、つまり独学で悟りを開いて
般若の眼が覚醒できることを肯定してるけれど
自分にあった般若の眼(第三の眼)の開発法しか語れない
弱点を抱え込んだ存在になってしまうんだ。
当人にとっては歓喜の毎日だけど、合わない人にとっては
ホラー映画を越えた恐怖を語る癒し系怪物に思えるんだな。
永遠の哲学を体験できる成功者になっても「女性差別」は厳と
して存在する「世界」なんだし。女性の有名な例だと
ヘレン・ケラーやマザー・テレサが失敗したら
「完璧人間でない」と世間から叩かれるのにさ、同じドジを
男がすると鈴木大拙ちゃんやクリシュナムルティさんみたいに
「人間らしい聖者」として親しみ易い対象としてマスゴミも
あつかうからね。ら●☆●たのこ●たの言葉じゃないけれど
ドジっ娘は煙たがられるんだ。もしも霙姉が
より大きな地球家族のためにこの小さな家族から少し距離を
置く結果になったとしても、この場合には祝福をもって
送り出してあげる覚悟はできているよ。
霙姉、すまない。霙姉が無意識のうちにトラータカの訓練が
できる素晴らしい存在であることは良くわかった。でもぼくにも
わからないことがあるから日記と同じ体験をしてたら教えて
欲しいんだ。ロ○○アさんによれば泳ぐ鯨に一点集中すると
トラータカの訓練と歓喜の結果がもたらされるって言うんだ。
ぼくが現世で読んだ聖典の中には記述されていない方法だけど
理論的には正しいんだ。バーゲンセールで買った大画面の
液晶プラズマテレヴィに映し出された
鯨に精神集中しても同じ楽しみが味わえると
ロ○○アさんはいってたけれど霙姉には同じ体験はないのかな?
オレも似た様な事を考えていたもんさね
ハイスクールの時代―ジャパンで言うところの中学2年生くらい―にな!
秋はいいねえ、アンニュイとモラトリアムに浸れるからよ
ふふ、オレが詩人ならここで一つ詠み上げるところだが…
そうだ!みんなでちょっくら詩でも詠んでみねえか?
じゃあ、オレからな!
え〜、ゲフン、それでは…
君はまるで現代というコンクリートジャングルに産まれた美の女神ヴィーナスの様に―中略―おお神よ!この奇跡の御業に感謝します!!
…どうだい?
えっ、まるで中学生がノートの端っこに書いてる様な内容だって?
ガーン!!!何てこった…あの頃から成長してないってのかよ…
★後志神威です。
霙さん、日記どうも。
…確かに丸いものを見るとふとそんな事を思ったりする自分がいます。これも家族の一員になって、霙さんに感化されたのかな?
「メビウスの恋人」という歌を僕は知っている。
…とっても意味深で僕の深層心理に深く染み渡る歌…
よければ、CDを貸してあげましょう。
…そういえば、地球も丸い。
地球球体説は太古の昔から議論されてきた…
地の果てがあるとか、いや、球体であるとか…
古代の学者は白熱とした議論を展開し、やがて地球は丸かったと導かれた…
そんな球体の惑星で奇跡のように暮らしている人類の繁栄と滅びの交錯…でも、広大な宇宙から見れば僕達は本当にチリみたいな存在…それでも僕達は与えられた命を寿命のままに全うしなければならない…
霙さん…僕はみんなと過ごせる事を運命だと思っています。
そんな事を脳裏に焼き付けながら中秋の名月を楽しみましょう。
それでは、また。
あさひのおもちゃか、そういや前に遊んだ時にあれ使ったな。
クルクル回ってたのが止まると凄く楽しそうだった顔が一気に変わるんだ。
で、もう一度回してやるとまた笑い出すんだ。それを飽き始めるまでやったなぁ。
永遠に続く物は無い。けど、滅びの時を少しでも長引かせる事は出来るもんね。
おかげで夏休みの宿題が少々ピンチだったけど。
全能になった気分って、何度か味わった事はあるけどその時の経験から行くと
あれは逆に出来ない事が頭の中から消えるだけ、なんだよね。
そもそも全能になっても全てを知らなきゃ神には遠く及ばないだろうしね。
とにかく、今度の日曜は心を無にして月見に望んでみるよ。
日ガ無に帰すとき闇が訪れる月詠とともにいでてほのかな光を照らし出す
秋で涼しくなっただけじゃねえか。
いちいち難しく言わないでほしいな。
何言ってるかよくわからないよ。
しかも、目回しただけで、魔境って…
もうどこにでも行ってください。
明日塵になりたいの??
俺の吐く炎ならね。うん。塵になっちゃうよ。
風呂の時とかもそうだけど霙姉は僕をいろんな事や言動で驚かすのが好きなんだね…。
僕もそうだよ。常に一定のものや、正しいものに興味を覚えるよ。そこは霙姉さんに似たのかな?
吹雪もだけど。
秋ーーだね。
いやぁ、もしかして月見のお誘いですかな??
こんな風に沢山の姉妹達とこんな気持ちいい秋を過ごせるなんて夢にだも想わなかったけど…。
今日は霙姉さんに付き合いませう。
うーん「たまには」なの?いつも誘ってくれると嬉しいな。
姉さん事件です
台風ですよ台風
13号が来てますよ
月は大好きなので晴れてほしいのですが
姉さんが円や丸に興味があるのは初耳ですね。
そういえば姉さんが好きな隕石、どらやきも丸――ですね。
流石に家族は丸くはないですけど。
大福とか水羊羹とかおまんじゅうとか…餡子を使ったお菓子ものはたいてい丸かったような。
霙姉さんが人形焼や八つ橋を食べてる所は見たことないからなぁ…
もしや、丸が好きな本当の理由って!?
まさか…ね。
大魔境だの新世界の神だの…
部屋の本棚から大長編ドラ○もんやDEATHNOTEがごっそり抜かれてたんですけど…
もしかして霙姉さんじゃないでしょうね?
俺あんまり賢くないから姉さんが言ってる意味はあまり理解できないんだけど…
とりあえず、一緒に月を見ようってことでいいのかな…あはは。
俺はいつだってOKですよ!
輪廻転生とかそんなの関係ねぇなんです!
宇宙から見れば俺の一生なんて短い人生だけど…
その短い時間を面白おかしく――そして楽しく生きたいものです。
燃え上がれ!俺の小宇宙よ!…って訳ではないんですが…完全燃焼したいかな。
だからこれからも霙姉さんとの思い出を一緒に刻みたいですよ。
追伸:週末の天気そんなに良くないみたいですね…
夏祭りの時みたいに、また観月にお願いしましょうかね。
小さな永遠…か。
・・・秋、ですねぇ(^^)
みんなでグルグルしましょ。
み、霙姉さん…快感って…
色々な意味で唖然としたよ…
霙お姉さんは回転運動に終末を感じるのか。
秋はいいものだな、日曜は中秋の名月か、霙お姉さんの好きな月が満月になる日をチェックしているのは名月が大好きなんだね。
日曜は霙お姉さんと永遠の刻をともにするのか、わかった日曜は晴れて月が見えることを願っているよ。