2008年7月23日アーカイブ

あのね――
あのね――。

さくらね、お兄ちゃんにチューしていい?

えへへ

だってね。
さくらは――この前のプールで、
はじめて
およげるようになったんだもの!

浮き輪につかまってね、
ぱちゃぱちゃぱちゃ、って――。

さくら、およげたの!

さくらは前から、
おみずが顔にかかるのがとってもとっても
こわくって――

お顔をあらうのだって、
いつも、えいって、
すっごくがんばって目をつむってしてたのに――

あのぴゅうーって川みたいにながれてるプールにいたら、
あんまり楽しくて――
お顔にお水がかかっても、ぜんぜん大丈夫だったの。

すっごく泳ぐのが上手で、カッパさんみたいって
お姉ちゃんたちが言ってるリッカお姉ちゃんが――

ばしゃーんっていきなり水の中から出てきたときも――
もう、さくらかみもびしょびしょになっちゃうくらいだったのに、
すっごく楽しくて――

ちっとも泣かなかったの

だって、だってね。
それはお兄ちゃんが、
ずーっとさくらのそばにいてくれたから――。

お兄ちゃんがいてくれたら、
さくらちっともこわいコトってなくなっちゃうの。

お兄ちゃんってすごい

ね、お兄ちゃん。

ずっとずっとさくらといっしょにいてね?

ちゅう――

 

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