昨日は――よく眠れましたか?
ちっちゃい子たちの部屋の方から
遅くまで賑やかな気配がしてて――
何かあったのかなって思ってました。
ウフフ――
お兄ちゃんがいたのなら仕方ないですね!
ユキは昨日は――少し疲れてしまって、
早めにお寝みしていたのだけれど――
ちょうど目が覚めて――
ベッドで本を読んでいました。
ユキは――
小さな頃から、
本が好きです。
昔から――
お熱があったりすると、
あんまりお外に行けなかったから――
そんな時は、ユキ――
お部屋でご本ばかり読んでいたの。
だから――
ユキは、お外で跳んだり走ったりすることは、
得意じゃありません。
きっと、真璃ちゃんやさくらちゃんや、
もしかしたら、青空ちゃんにも――
負けちゃうかもしれない。
……
でも――
ご本を読んだり――
お話をしてあげたりすることは、
ちょっぴり得意なんです。
最近はユキもお姉さんになったから――
みんなにお話をしてあげるの。
みんなとっても喜んでくれます!
前はみんな――
ちっちゃなクマさんやうさぎさんの
お話が大好きだったのに――
最近のみんなの1番のお気に入りのお話――知ってますか?
それはね――
……
お兄ちゃんの話です!
ビックリした?
ウフフ――
みんなの大好きなお兄ちゃん――
かっこいいお兄ちゃんがみんなのことを助けてくれる、
ステキなお話を――ユキはいっつも考えてます
例えば――
7匹の子ヤギみたいにおうちの中に
閉じこめられて震えてるユキたちを
こらーって、こわいオオカミさんから
助けてくれるお話、とか――。
お兄ちゃんはどんなお話が好きですか?
いつかきっと――
ユキとお兄ちゃんの2人だけのステキなお話を――
考えてみたいな
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作/公野櫻子
イラスト/みぶなつき
日記イラスト/霧賀ユキ
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あらかじめご了承ください。




今度はユキのお布団にも…とかやると氷柱に怒られるけど
ユキが寝るまでお話相手なら大丈夫かな?
先に僕が寝ちゃったらごめんね。
おお?ということはユキは作家とか向いてるのかな?
けど僕が出てくるお話はちょっと―――恥ずかしいな
でもユキと二人だけのお話なら、大丈夫かな?
出来たら僕にもお話して頂戴ね。
昨日はちょっと騒ぎすぎたかな?
うるさかったかな?ごめんね綿雪。
綿雪は物語を作るのが好きなのか。
その僕が出てくるってお話、少し興味あるな。
今度聞かせてもらっていいかな?
綿雪のかわいい声で話すお話なら、きっとメルヘンでほんわかしたお話になるのかな?
二人きりのお話か
僕はやっぱり子どもが欲しいなぁ
二人は幸せに暮らしましたより、家族仲良く暮らしましたの方が好き
だから二人っきりもいいけど最後はみんな一緒がいいな
観月に呼ばれてね。よく眠れたよ。
大変だったけどね。
お兄ちゃんも本は好きだよ。
そして運動もあまり得意じゃないんだ。
お兄ちゃんの話がお気に入りか…。
びっくりしたよ。えっと、ありがとう。で良いのかな?
お兄ちゃんはどんなお話も好きだよ。
ねえ綿雪、今度一緒に本でも読もうか。
昨日の夜はちょっと騒ぎすぎちゃったかな?ごめんね
綿雪は本が好きなのか。
僕もよく本を読んでいたけれど、最近は読まなくなっちゃったなあ…
綿雪も本が好きなら、それをずっと大事にしたほうがいいよ。
それに綿雪はお話を聞かせてあげてるのか、いいお姉さんだね。それに、僕のお話を作ってくれてるなんてうれしいな。
でも、お話の中だけじゃなくて、本当でも綿雪といっぱい楽しいことをしたいと思うな。
昨日は小さい子達の所にいてやってたからな。
起こしてしまってたみたいでごめん、今度は綿雪と寝てやるからな。
それに、綿雪が望むなら傍で寝て上げるよ。
あ、でも氷柱に怒りそうだな・・・。
それはそうと、綿雪はお話を考えるのが得意なのか。
しかし俺の話か・・・嬉しいけど、気恥ずかしいかな。
今度、2人で一緒に考えような。
ああ、ちょっと騒がしくしちゃったかな。
観月たちの部屋にお呼ばれしたからちょっと嬉しくてね。
あんま夜更かしも良くないんだけどね。
うん、俺も――ああ今もだけど物語とか読むの好きでね、
でもそれを話すのはちょっと出来なかったな。
で、どんな話?ゾウさんとか――ってお、俺の話!?
なんか…驚いたけどなんというか照れるね、こりゃ。
でも、ありがとな。ユキ。嬉しいよ。
よかったら今度俺にもその話聞かせておくれよ?
恥ずかしいとは言わせないぜ?
ボクの好きな話は、月並みだけれどやっぱり最後には皆幸せになれるお話が良いかな。
お話の中であっても、誰かが悲しい目にあってしまうとこちらまで悲しくなってしまうから。
ボクが出るお話か――
ちょっと気恥ずかしいけど、ユキちゃんの考えたボクのお話、今日は聴かせてもらいにいこうかな。
あんまり遅くなるといけないけれど、ユキちゃんが眠くなるまで、お話ししようか。
それなら一緒に二人のお話を考えるのも良いね。
きっと二人でならもっと素敵なお話、考えられるだろうから――
いやあ、昨日は少しはしゃぎ過ぎたかな――
拙い歌まで作っちゃったし、色々な意味で恥ずかしかったよ。
お〜、綿雪のお話か――え、僕の話?
嬉しいけど、何だか照れるな〜。
よし、それじゃあお返しに今度は僕が綿雪のステキなお話を考えるよ――
とか言うと、最終的には19+αのお話を作ることになりそうだけど。
や、やるしかない――
とにかくまずは「綿雪姫」、これだね!
お話かぁ、そうだな――
俺がこの家に来る前の話をもっと聞きたいな。
今までのユキのことを……
そして二人だけのステキなお話は
これから作っていこうよ。
ね、綿雪。
昨日はごめんね。本当ならもっと早くお開きにしてみんなを寝かせたかったんだけど、ちょっと興奮しすぎて収拾がつかなかったもんだから…。
そうか〜、お話を自分で作って読み聞かせるなんて大したものだと思うよ。すごく上手な作家さんも小さい頃から本をいっぱい読んで話を作ってきたわけだから、綿雪もきっと上手になるだろうね。
綿雪の作る話かあ、僕がヒーローってのは何だか恥ずかしいけど、みんな喜んでくれてるならそれもありかな。2人だけの話…、僕が王子様で綿雪がお姫とか…、ってありがちすぎてダメだなあ。
とにかく、綿雪の作ったステキなお話、楽しみにして待ってるよ。
流石に、さくらや青空には勝てるんじゃないかなぁ?
真璃や観月位になると微妙かもしれないけど。
何なら試しに青空を抱っこしてみると良い。出来たら取り合えず力では虹子に勝てるぞ?
お兄ちゃんのお話か、あんまり格好良くし過ぎて本物にショックを受けないでくれよ?
やらないけど、本気で殴り合ったらヒカルお姉ちゃんには負けちゃうんだし。
ちなみにお兄ちゃんが好きなお話は…まだ綿雪には早いかもな。
兄ちゃんは最近だと
一月かけて三国志を読んだよ。
ホウ徳さんが二人もいて
えっ!ホウ統の叔父さんって襄陽の名士のうえ涼州の武将なの?
なんて勘違いしたり
……なんて、まあそれはそれとして。
私はこう見えても推理小説とか好きだな。
誰が何した、とかメモが手放せないけど
謎が解けるとすっきりするしね。
自分の推理は当たった試しがないけど……
いいの!
そのときは名探偵の怪刀乱麻な推理劇が楽しみだから!
妹たちを大事にするユキはステキなお姉ちゃんだね
実は自分もお話を作るのが好きだったりします
今度聞かせてあげるよ
ユキがヒロインのお話をユキだけに。
うん、ちょっと騒ぎすぎたね。起こしちゃったのかな?ごめんね
そうか、ユキは本が好きなんだ
小さい子にお話を聞かせてあげられるってすごいな。ユキはいいお姉さんだね
俺の話か…。ちょっと恥ずかしいけど、ユキの作ったお話なら聞いてみたいな
今度、暇があったらぜひ聞かせてね
ふふ、将来は絵本作家さんなんかになれるのかもしれないね?
実はね、昨日は観月と約束があったのだけど、
僕が随分遅くなっちゃったんだ。
だからおやすみだけ伝えて帰ろうと思ったら、
相部屋の虹子ちゃん達に捉まっちゃった。
観月もぱっちり目が覚めちゃって、
みんなに”恋文ごっこ”のこと教えちゃうものだから…タハハ
そっか、綿雪の部屋に聞こえる程うるさかったんだ。
本を読んでたのにごめんね、綿雪。
――へぇ、綿雪は読むだけじゃなくて、お話も創れるんだね!
みんなを喜ばせられるお話を考えちゃうなんて凄いよ。
僕もお話を読むのは大好きだけど、自分で考えることなんて
できないや。
え? うわ、お話の中の僕って随分とかっこいいんだな。
うん、少し照れくさいけど…ありがとう。
僕は綿雪みたいなかわいいお姫様の出てくるお話が好きだから、
綿雪と僕のお話はとっても楽しみだな。
綿雪が登場するなら、きっとステキな物語なるに違いないよ。
昨夜は騒がしくしちゃって
起こしちゃってごめんね?
綿雪は本が大好きなんだね。
うんうん、本を読むのはいいよね。
不思議なことを想像するのってすごく楽しいし。
ちっちゃい子たちが綿雪のお話を喜ぶ気持ちもわかるなあ。
だって綿雪が優しい声でお話するのを聞いてると
すごく優しい気持ちになって
ぽわぽわ〜ってなっちゃうんだもん笙・
最近は…へえ…
俺の話が人気なのかぁ…
うわあ…
なんか照れる…
けど、みんなに好かれて嬉しいなあ笙・
しかし、ちょっと脚色しすぎじゃないかい?
なんかみんなの中で俺がどんどん大きな存在になって
嬉しいんだけど責任重大…
が、がんばらなきゃ…!!
え?
いつか綿雪と俺の2人だけのステキなお話を考えたいって?
ふふ笙・
綿雪も俺のことが大好きなんだね笙・
いつかなんて言わずに今からやってみようよ。
想像するだけじゃなくて実際に…さ。
綿雪と俺の愛の物語を紡ごう…
さ、眼を閉じて…
コラ、そんな照れることを言うんじゃない。
しっかし、そっかー…
へへへ、下の子たちはこの兄のコト、好きなのかー
何かうれしいな♪
ま、騒ぎすぎたのが災いして今日は少し体調崩したんだがな。
ふふ、ユキに迷惑かけたバチが当たったかな?
ちょっと今日は早く休もうか…
ところで知ってるか?リアリティってのは話を作る上で大切なことらしいぞ?
ユキと俺だけの物語作るんなら実際に体験してみればいいじゃない!ふ、今日はユキの部屋にお邪魔させて貰おうかな?
よければ自慢の語りを俺にも聞かせてくれないかな?
OKかい?ふふふ、今日は安静に寝ることが出来そうだ。感謝。
いや〜、ホント昨日は遅くまで騒がしかったからなぁ・・・
やっぱ五月蝿かったみたいだな、すまん。
本、か――
いや、俺も昔っから好きだからさ。
幼稚園のころ、お昼休みにみんなが外で遊ぶ中、1人で絵本を読みまくってたのはいい思い出さ――
って、なんかコレだけ話すとネクラみたいだな、俺・・・
まぁ、そんだけ昔っから本が好きだった、ってことで。
ユキの場合は――そんな気にすることないさ。
カラダ動かすのは苦手でも、その分、お話でみんなを喜ばせたりできるんだからさ。
語り部、ってのもいいもんだと思うな、俺は。
――ただ、俺のことをそんな風に話すのは、ちょ〜〜っと恥ずかしいというかなんというか。
いや、みんなが喜んでくれるならそれはそれでいいんだけど。
ま、いっか。
んじゃ、なんかいいお話できたら、俺にも教えてくれよ。
ユキはあれだな――作家とか、向いてるかもしんないな。
――あぁ、そうそう。
俺の好きなお話はな――ハッピーエンドなお話だから。
オレもガキの頃はいろんな童話をママンに読んで貰ったもんさ
お菓子の家のやつとか毒林檎を食わされるやつとか横山三国志とかな
ワタユキさんはお話は好きかい?オレの感動体験談でも話してやろうかね
あれはまだオレがコピーライターだった時の話だ
〜中略〜
3ヵ月後、そこには元気に歩くオレの姿があったんだ!
・・・って、寝ちまったか、年取ると話が長くなっていけねえな
グッナイ、ワタユキさん、いい夢見ろよ
昨夜はうるさくしちゃったか?
ごめんな、綿雪。
いや、でも小さい子たちはほんと元気だわ……
良く眠れたけど、寝過ぎて危うく遅刻する所だったよ。
そっか、本を読むのが好きなんだな。
俺は本を読むときは入り込んじゃうタイプでさ、
なんていうかこう、主人公に自分を重ねるって言うかね。
のめりこんじゃうもんだから、
本を読んで聞かせるって出来ないんだよな……
って、お話って俺が主役なの?
うわあ、なんだか妙に照れくさいぞ。
でもまぁ、みんなが喜んでくれるんならいいかな。
俺と綿雪のお話?
そうだなぁ……綿雪はどんなお話がいい?
やっぱりお姫様とかに憧れるのかな。
……よし、じゃあこれから2人で考えてみようか。
素敵なお話が出来るといいな。
……あ、でも声はちょっと抑えような。
氷柱に見つかったら早く寝なさいって言われちゃうし。
綿雪は赤ちゃんだったのか…
え、違う?
僕の話かあ。
虹子やマリーやからよく王子役をやってくれってせがまれるけど
春風姉さんの影響だけじゃなくて
綿雪の影響もあるのかな
僕としては、むっくりくまさん役になってちっちゃい妹たちをがぶがぶしたりする方が好きだけど…
綿雪と二人だけのお話もいいけど
綿雪が白雪姫役で僕が王子様でもいいかも?
小人は七人どころかいっぱいいるし
イジワルな継母役は…フレディにでもやってもらうか…
夕べはね
みんな賑やかで
そのおかげかな
うん、ぐっすり眠れたよ
ユキ、ちゃんとお姉ちゃんだね
偉い、偉いぞ
ふふ
誰にでも得手不得手はあるからね
ユキは、ユキの得意なお話で立派なお姉ちゃんだね
ん?僕は何が得意だっけ?
まぁいいか
へぇ
最近のヒット作は僕なんだー
なんだかテレるなぁ
でも、ユキの考えたお話
僕も聞きたいな
今度、ちっちゃい子たちと一緒に
聞かせてくれるかい?
2人のステキなお話は、また
2人だけのときに聞かせてね?
そっか、昨日の話が聞こえてきたか、それはちょっと悪かったな…。
そうか、ユキは本を読んであげるのがうまいのか。
じゃ、今度俺にも聞かせて欲しいな。
…俺の話ってのは照れるけどね。
俺が好きな話?
そうだな…ちょっと難しいかもしれないけど、大切なもののために戦う人達の話とかが好きだな…。
二人の話か。それじゃ一回、自分でお話書いてみるか?
俺も手伝うから。
せっかくだから、皆に聞かせられるぐらいのもの書いてみようぜ
昨日は幸せに包まれて気持ちよく寝れたよ・・・フッフフー
ちょっとした紳士淑女のパジャマ社交パーティーがあってね・・・ちょっと賑やかだったかな?
今度は綿雪達と一緒にやろうかな〜・・・どう?楽しいぜぇ〜?
人には得手不得手、得意なこと不得意なことがある・・・本が好きならそれでいい、運動が苦手でもいいじゃないか、お兄ちゃんの師匠も苦手なことよりまずは得意なことを伸ばせと言っていたんだ
綿雪の本を読むのも、さらにはお話してあげるのも素晴らしい特技だと思う、綿雪のお話を聞くのを楽しみな子もいると思うよ?
かつてはお兄ちゃんも小学校の休み時間に本を読んでくれる人が来てよく聞きにいったもんだ・・・
へぇ〜どんなのが流行ってるのかな?ほぅ!俺の話しか!
フッフッフ・・・スーパーヒーローお兄ちゃんと7人のとっても可愛い妹か・・・ベストセラーだな!!
お兄ちゃんはカッコよくてとっても強いヒーローが悪の手から地球や子供や女の子を守る話が好きだな
男の子ってのは何時になってもヒーローに憧れるもんさ・・・
そうだな、いつか二人でお話作ろうな、そうだな、主人公は俺!ヒロインは綿雪!
これだね!
頑張って後世まで語り継がれるようなステキな作品にしような!それで完成したら一番最初に家でお披露目会、もちろん語り手は綿雪だ!
いやぁ〜今から楽しみだなぁ!
観月に誘われてみれば・・・ごめんね、ユキちゃん。
そうか・・・・・・。うん!なかなか解放してくれなかったからねぇ。でも、ユキちゃんも、あんな時間に目が覚めちゃったってことは、しばらく眠れなかったんじゃないのかい?本を読んでると、時々、夢中になって、すごい時間が経っちゃってる事もあるから、ほどほどにね。
そうなんだ。でも、どうなんだろうね?本当に、最初から本を読むのが好きだったのかい?お兄ちゃんには、別の理由があったんじゃないかって思うんだけど――つまりね、誰かが、いつも本を読んでくれてたんじゃないのかな、って思ったんだ。その、結局は、氷柱だね。
う〜ん。ユキちゃんが跳んだり走ったりって言うのが、どうも思い浮かばない。変な話だよ。別に、ドイツのお嬢さまみたいに足が悪くて車いす乗ってる訳じゃないし、ちゃんと走れるんだしね。走るのに慣れてないってだけだと思うんだよね。だから、マリーよりは遅いかも知れないし、ひょっとしたら青空ちゃんにも、そうかも知れないけど、さくらちゃんよりは・・・どうだろうね?あの子は、跳んだり走ったりは普通にできるけど、かけっことかってそんなに得意じゃないように思うんだ。
やってみないと分からないけど、もし、青空ちゃんがさくらちゃんより速くっても、あんまり不思議に思わないのはどうしてだろうね?逆だったら、それはそれで納得なんだけどね。
そうだね。青空ちゃんも、最後の方は飽きちゃったみたいだけど、結構好きみたいだもんね。クマさん・・・ウサギさん・・・うんうん。へぇ〜。・・・え?何だろうねぇ?みんな、大きくなって、そんなんじゃ満足しないってことでしょ?・・・お姫さまとか?
・・・・・そ、そうなんだ・・・・。い、いや、みんなの反応はともかく、それより、ユキちゃんが、そんな事考えてたって事がビックリ。しかも自作――いや、完全オリジナル。
・・・・・・・・・・・・うん、アリだよ。
ん?お兄ちゃんの好きなお話?それは――『土佐日記』。・・・・・って、読んだこと無いけどね、古典の授業くらいかな。でも、紀貫之って、なんか氷柱とゆきちゃんみたいじゃない?
『つらゆき』って。漢字で書くと、『氷木雪』って感じかな?真ん中の『木』っていうのは、『きへん』ってことね。『柱』の左半分。・・・・・まぁ、本当の事言うと、あんまり危ない事はしないでね。日常から得られるステキとか――そんなの。
・・・・・・・いつか、聞いてみたいな。ユキちゃん作のお話。あと、そういうお話は、ユキちゃんとお兄ちゃんだけの秘密ね。決してみんなに話してはいけないよ。大変なことになるから――って、たぶん、「ゆきちゃんだけ、ずる〜い」で終わるとは思うんだけどね。
ああ、ごめんね綿雪。騒がしくしちゃったかな?
昨日は観月に誘われて小さい子達とお休みだったんだ。
本かあ。僕も本は好きだよ。知識は重くない荷で、必要な時に使うことが出来るし。
それに、物語に希望があるからね。小さい頃は、大分読んでたな。
人にはそれぞれ向き不向きがあるからね、仕方ないよ。
うん、綿雪はいいお姉さんしているね。きっと皆綿雪のお話好きだよ。
……う、ううん、照れるね、どうにも。
僕が皆を助けられる話、か。
皆が危険な目にあうのは凄く嫌だけど、もし僕がその状況を打ち破れるんなら……どんなことでもするよ。
僕が好きな話か……皆と、幸せに過ごせるお話、かな。
家族と過ごせることは、僕にはきっと宝石よりきらきらしている日々だから。
「おはよう ございます。 ゆうべは おたのしみでしたね。」
仕方ないね 昨夜は観月と床を同じくしていたから 仕方ないね。
今夜は 音を抑えるよう 努力するわぁ。
熱い夜は きっと ユキにも訪れるからね。 ウフフ――
本が好きなのね。 本は良いわね。 想像力を壮大にする。
ユキは 文字の魅力を 知っているのね。
その上 下の子に お話を語ってあげられるなんて・・・。
ユキは 豊かな想像力を持つ 文才に恵まれた人に育つわ。
私の話? 語り継がれる事なんて何もないさ。
私は英雄じゃない。 英雄であったこともない。
狼退治を頼まれた 高校生のお兄ちゃんでしかない。
でもみんなに笑顔を与えられたら こんなにうれしい事はないよ。
7匹の子ヤギか。 あさひから数えたら 長女はユキだね。
なるほど。 ストーリーテラーで妹たちの中心にいる ユキの姿だね。
妹たちの面倒も見ていられるユキはもう お姉さんだね。
妹離れしきれない氷柱に 姉離れ出来ている綿雪。 ウフフ――
私の好きな本か・・・。 ハッピーエンドが好きだね。
何を幸せととるかは 人それぞれだけれども。
2人だけのステキなお話が 幸せと詠うならば――――
さぁ お嬢さん お手を どうぞ――――
・・・もしかして ユキは ご本読んでいるとき
お外で跳んだり走ったりする事を 考えたりしていない?
確かに今は 安静が大事。
でも
想像しうる事は 存在しうる事だ。
きっとその物語は 本を飛び出すさ♪
これより語るは 夢物語――――
さぁ お嬢さん お手を どうぞ――――
そうか俺と綿雪の話かぁ・・・。
出来たら真っ先に聞かせてくれよ。
氷柱にも内緒だからね(笑)
お兄ちゃんもねお話を考えるのは好きだよ。
ずっとね、みんなみたいな家族が欲しいと思ってたんだ…
現実になっちゃったけどね笑
じゃあ今度お兄ちゃんと二人だけで外にい遊びに行ってみようよ。山の空気の綺麗なところがいいんじゃないかな―――
流石に青空には負けないと思うけど――
いや、青空はなんか野生児だからなぁ
まぁ、ともかく本を読むのは僕も大好きだよ
僕もちっちゃい頃は身体が弱かったから
家の中で遊ぶことが多かったからね
んー、でも、僕のお話かぁ
どんなお話なのか、ちょっと気になるかな?
せっかくだから、多少脚色して
カッコいいお兄ちゃんの話にしておいてくれる?
そして、囚われの綿雪姫を颯爽と救い出すなんてどうかな
悪い魔女の役は氷柱にでも…
うわっ、嘘です!痛い!ごめんなさい!
中二病全開の・・ってもわからんだろうな
えっとそうだな
さらわれたゆきを助けに行く
辿り着いた先で、高笑いしてるはるねぇとつらら
怖いな
仕方ないから、ひかるに助けてもらおう
えへへ・・・
なんだか照れちゃうな
あんまり格好よくしすぎちゃ駄目だよ?
僕の体がもたないからね
ユキと2人のお話は2人でいろんな所へ冒険に行く
なんてのはどうかな?
ぬう、よくよく考えてみれば観月のところに行った時点で
他の小さい子の相手もしなきゃならないことは
分かり切ってたはずだったもんなぁ。
少し眠気が残ったけど、まあ気にする程じゃあなかったね。
ユキは普段本読んでるのか。
俺はもう本っていったら漫画ぐらいしか読まないからなぁ。
てか、お…俺の話って………
いや、実際の俺はそんなにカッコ良くはないと思うぞ。
……まあ、仮に、仮にだぞ?そのお話みたいな状況になったら俺は…
………やっぱ、そのオオカミさんには立ち向かいはするだろうけどな。
追い払えるかどうかは別としてもね。
好きな話…か。
正直良く分からないな。長いこと読書からは離れちゃってるし。
…いくつか読んでるうちに見つかるかな?しかしただ読むのもな……
そうだユキ、簡単なやつでいいから、何か読み聞かせてくれないか?
いや普段小さい子たちにどんな感じで読み聞かせてるのか少し気になってね。
頼めるかな?
★後志神威です。
綿雪ちゃん、日記ありがとう。
…ユキちゃんのお話…聞いてみたいな。
僕も朗読は得意な方だから、国語でも結構いい成績を修めたんだ…気持ちを込めて…自分の話しやすいスピードで…
…そうだなぁ…
僕の先輩が執筆した”荒野のブラザーガンマン”という痛快西部劇をオススメするよ。
生き別れとなった保安官の兄とそれを案じる妹との絆の物語。
…後は…ユキちゃんが純白のドレスで僕を迎えに行くお話…
それって…ユキちゃんが…
ううん、何でもない。もっとユキちゃんが大きくなったら実現するといいね。(想像しただけでドキドキした)
それでは、また。
いい夢見られますように。
昨日はちっちゃい子たちの部屋に行ったよ、観月ちゃんに恋文の短歌で五七五七七でもらった、おにいちゃんも観月ちゃんに短歌を作ったんだけど難しいと思った。昨日の夜はみんなと一緒に短歌を作って楽しかったよ。少し眠そうだけど興奮じゃ――って感じだったさくらちゃんがかわいかった。
おにいちゃんは本を読むのは得意ではないな、だから本を読むのがかなり遅い。目を動かすのが早い人は本を読むのが早いらしいが、おにいちゃんは文章を早く読むのに頭がついていかないと思っているのだが。
ユキちゃんはむっくりくまさんのように体を使った遊びはあまり得意ではなかったのかな?さくらちゃんは自分の体が減っていないか本気で心配していて悪いくまさんだと思ってしまった。ユキちゃんはつかまっても怖い思いはしなかったかな。
本を読んだり話したりするのが得意なのはいいことだよ、好きなことがうまくなるようにがんばってほしいな、ユキちゃんが温かい声で話していて、妹たちがユキちゃんの周りに集まっておにいちゃんの話を聞くというのはうれしいことだ、おにいちゃんも聞きに行きたいな。
おにいちゃんは悲しい話より楽しい話のほうが好きかな、ユキちゃんとおにいちゃんの2人が登場するステキなお話を作ったら聞かせてほしいな。
昨日は観月に誘われて、ちょっと小さい子達の部屋に行ってそのまま寝たんだ、少しユキに迷惑をかけてしまったかの?昨日はすまなかった。
ユキは本は好きなんだ、兄も本は読むほうだぞマンガが多いけどちゃんと小説も読むぞ、兄がすきなのはもちろん風林火山まだこの家に来たばかりの頃夕方NHKでやっていたドラマの原作だけど、小説だとまた違ったりするところがあっておもしろかったな、今読んでいるの司馬遼太郎の夏草の賦で土佐の大名長曾我部元親の話で結構おもしろぞ、でもユキにはまだ早いかな?
今度はユキにお話を聞いたみたいものだな、兄にも本を読んでくれぬか?って兄の主役の話か今度一緒に考えようぞ
昨日観月ちゃんに呼ばれてドキドキワクワクと思ったら、
なんか騒ぎになってしまったね。
(どんな夜だと思ったけど・・・)
そのせいで綿雪ちゃんに迷惑かけてしまったようで、
・・・綿雪ちゃんゴメンナサイ・・・・・・
でも騒ぎの中でもちゃんと眠れるんだね、
すごいね〜
ところで綿雪ちゃん妹たちにお話をしてるの?
今まではおおかみと七匹の子ヤギ等の昔話だったけど、
最近は僕のお話ばっかり聞きたかるんだね・・・・・・
どれほど僕のことか好きか改めて再確認された気分です。
それはさておき綿雪ちゃん今僕とのお話を考えてる最中ですか・・・
どんな物語になるのかな。
楽しみだけど綿雪ちゃん、
ただでさえ体弱いからあまり無理をしないでね。
あせらずゆっくりとストーリーを考えていいから。
今考えれば観月の部屋って大勢のおチビちゃんがいたじゃいか…
それなのに、あんなことやこんなことを想像しちゃう俺って一体……
昨日の夜は騒がしちゃってユキを起こしちゃったみたいだね。
折角寝つけてたみたいで――ごめんなさい。
ユキが読む絵本はみんなから絶賛だったよ。
昨日の夜もそんな話題が出ててさ、さくらや虹子がすごいすごいって言ってて…ふふふっ。
ぜひ今度、聞かせて欲しいな笙・
って主人公俺ですか!?
ははは!こんなにカッコよく言われてると照れちゃうよ。
でもこんな風に色々なお話を作れるユキはステキだよ。
将来素晴らしい絵本作家になれるかもしれないね!
そういう俺は「白雪姫」とか「眠れる森の美女」が好きかな。
そうそう――最後はキスで目が覚め二人は幸せになりましたとさ。
ふふっ、ちょっとラブストーリー…もとい二人だけのお話のヒントを与えちゃいました。
よく、眠れたさ。これがな。
全く、幼子と言うものは何故ああも体力に限りの無いかのように動き回れるか。
フッ……少々、疲れた、な。
物語、か。
単に言葉遊びと侮る無かれ、多く物語とはそこに一片は真実を含んでいるものだ。
純粋に、文学を楽しむもよかろう……だが、そこに隠された真実を探すも、また、一興。
俺の話……?
綿雪が作った話の中に俺が出てくるなら、そいつもまた、俺だ。
何番目の俺か、何人目の俺か、分からぬがな。
そいつが、家族を救ったというなら、俺もまた、家族への助力を惜しみはしまい。
そいつと俺は、同一人物なんだからな。これが。
俺が好きな話、か。
少々長くなる。
夜も更ければ、体にも障ろう。
それでも聞きたくば、教えよう。
熱い、ココアでも飲みながら、兄が、聞かせるよ。お前に、な。
昨日は観月の所に行ってて観月や他のちっちゃい子たちと遊んでたんだけど
みんな興奮しすぎちゃってあんなに遅くなってしまったんだ。
でも睡眠はちゃんと取れたから大丈夫だよ。
綿雪は本が好きなんだね。
お兄ちゃんも本が好きだよ。
ただ漫画はあまり読まなくて小説とか趣味の雑誌ばかり読んでるけどね。
最近のみんなのお気に入り話?何だろう…?
えっ!お、お兄ちゃんのお話!?
いや…なんていうか恥ずかしいなぁ……でも聞いてみたい気もする。
お兄ちゃんは魔法モノが好きだな。
魔法を使って戦い、魔法で生活し、魔法で人を幸せにする。
そんな世界に憧れてるんだ。
別に夕凪に影響されてるわけじゃないよ!?
綿雪と二人だけの素敵なお話、出来上がったら聞かせてね。
まずはごめんね。ずいぶんと騒いで…
あの後、氷柱に怒られたよ。
…まあ、みんなが泣き出しそうになったからいつもより少なかったけどね。
さて、俺もお話はけっこう好きだよ。
ほのぼのとしたのから、わくわくするのまで、けっこう読んでいたからね。
もしよかったら、俺のお勧めの本でも持ってこようか?
…ところで、俺の話っていったいどんなのかな?
オオカミを追い返すってなんかスーパーマンみたいな扱いになってるような…
本当の俺ってそんなにすごくないんだけどな…
…で、お話を考えてみたい、か…
正直言ってほのぼのとしたのは期待しないでよ。
昔、たまにお話を考えていたけど、どうしてもごちゃごちゃとした内容になってしまうんだよな…
…まあ、せっかくだし俺ももう一度お話を作ってみるかな。
…頼むから、内容が変でも笑わないでよ。
ああ、ちょっと騒ぎすぎたか
次からは少し気をつけないといけないかな
ユキは本が好きか
お兄ちゃんも本は好きだよ
まあ、子供っぽい冒険とかの話ばかりだけど…
ユキはどんな話が好きなのかな?
いっぱい読んでるんなら、
意外とそっちの話で盛り上がれるかも知れないね
お兄ちゃんが主役の話、かあ…
んん、少し照れるな
それに、ますますかっこ悪いところ
見せられなくなってきた
好きな話、か
まあどんなタイプの話でも好きなんだけど
ハッピーエンド、っていうのが一番大事かな
良い終わり方だと気持ちよく読み終われるからね
ん?二人が主役の話、か
ちょっと恥ずかしいけど…面白そうだ
じゃあ今度お兄ちゃんもその話を考えてくるよ
上手くできるか分からないけど、
ユキが退屈しないように頑張ってみるから
楽しみにしててね
That will be very noisy isn't?Bro like reading too.Reading can bring you a lot of information that you want it's very wonderful thing.Yuki why don't you try wrinting stories about us?It'll be very interesting
じゃぁ今度はユキと、寝る前に本でも読もうかな。
…本ねぇ…なにがあるかな…
バイクに乗った銃使い少女…こっちは商人と狼女…
宇宙人未来人超能力者…い、いやまぁユキの持ってるやつでいいよ、
ボクが読んであげるからね!
ユキの方こそ――よく眠れたかい?騒ぎ過ぎて五月蠅くなかった?――そう、なら良かったよ
人には得手不得手があるんだから、あまり気にする事ないよ、ユキ。別に外で走り回るだけが全てじゃないんだし。俺も正直言えばインドア派だからね。ユキは本読むのが好きなんだろ?
小さい子達に本を読んであげたり話してあげたりできるんだろ?それがユキの長所だよ。俺はあんまりそういうの得意じゃないからな…
そうか。チビ達はそういうかわいい動物系の話が好きなのか。
ま、子供ってそういうもんだよな
俺とユキの物語かい?――そうだね、楽しみにしてるよ
もう自分でお話を作れるようになってきたかな?
お兄ちゃんの夢はねユキの作るお話を一番に読むことなんだ
お兄ちゃんはいつまでも待ってるからねユキの一番の物語を読むのを