大変……
大変なんです。
お兄ちゃん――
どうしよう――
吹雪ちゃんが――
吹雪ちゃんが倒れてしまったの!!
この何日かあんまり具合が良くないみたいで、
ユキも心配していたのだけれど――。
昨日はとくに様子がおかしくて――
夜はご飯もあまり食べていないみたいでした。
「カロリーをとると発熱するから」
って言って――。
珍しく、少しほっぺたがきれいなピンク色に
染まってみえました――
そして今朝――。
朝ご飯の時間が終わろうとしているのに
なかなか起きてこない吹雪ちゃんを心配して
起こしに行った星花お姉ちゃんと夕凪お姉ちゃんが――
「きゃーあああ!
大変大変!!
吹雪ちゃんが――っ!」
2人とも大あわてで食堂に走ってきて――。
本当にみんなビックリして――
あわてて、星花お姉ちゃんたちのお部屋に行ったんです。
ベッドに横になってパジャマのままの吹雪ちゃんは、
すごくきれいなお顔で、
じーっと少しも動かずに眠っていました。
麗お姉ちゃんが体を揺すっても、
立夏お姉ちゃんが大声で叫んでも、
氷柱お姉ちゃんが軽く頬を張っても――。
陶器で出来たお人形のようにじっときれいなまま――
ユキは少し怖くなって泣きそうになってしまいました。
なんだか――イケナイものを見てしまったような気持ちがして。
そんなユキの気持ちが伝わっちゃったのかな――そうしたら
青空ちゃんまで泣きそうになっちゃって――
だから、青空ちゃんをおひざにだっこして
ぎゅうってしてあげて――
そうしたら−−青空ちゃんから甘いミルクの匂いがして――
ユキも少し気分が落ち着きました。
その後、霙お姉ちゃんが、みんながこの部屋にいると騒がしくて
ますます吹雪ちゃんが悪くなると言ったから、
霙お姉ちゃんと春風お姉ちゃんだけが残って、
みんなはお部屋を出ました。
霙お姉ちゃんは――このまま任せておいてくれれば大丈夫って
後で教えてくれました。
でも――絶対部屋に近づいちゃイケナイよって――。
吹雪ちゃんはすっごく頭が良くて、
ユキなんてちっともわからないことをいろいろ知っているの。
だから、きっと特別なところがあるんだと思うんです。
早く――吹雪ちゃんが良くなりますように。
吹雪ちゃんが――辛い夢を見ていませんように。
お兄ちゃんも――吹雪ちゃんを助けてあげてください。
コメント(78)
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作/公野櫻子
イラスト/みぶなつき
日記イラスト/霧賀ユキ
※掲載されたコメントは、電撃G'smagazineおよび当HP内の企画ページに転載される場合がございます。
あらかじめご了承ください。



吹雪大丈夫か!?
俺がずっとそばについててやるからな・・・
そりゃ大変だ!
昨日から体調悪いって言ってたし――
無理にでも休ませておけば…
って過去の話をしても仕方ない今は安静にしてもらって
元気になるのを待とうね
…そうだ!
皆で吹雪のために千羽鶴とか折ってみようか!
鶴一羽一羽に吹雪が早くよくなるように思いを込めながら―――
ね?綿雪
>ベッドに横になってパジャマのままの吹雪ちゃんは、
>すごくきれいなお顔で、
>じーっと少しも動かずに眠っていました。
>麗お姉ちゃんが体を揺すっても、
>立夏お姉ちゃんが大声で叫んでも、
>氷柱お姉ちゃんが軽く頬を張っても――。
マジかよ、吹雪っ!!!
いきかえってくれーーーー
やっぱり吹雪は…
大丈夫、早く修理に出せばすぐに直るさ。
ウギャアー!! 吹雪ー!!
どうしようどうしようどうしよう
まてあわてるな落ち着け
星花きいて夕凪きいて!
お兄ちゃんいったいどうすればいいんだ
どうもせんでいいのか
そうか
ユキ、大丈夫。
俺に任せろ
大丈夫かい吹雪!?
俺に出来ることならなんでもするから早く元気になってくれ!
吹雪!?
昨日調子が悪いっていってたけどそんなに悪かったなんて・・・。
分かったよ綿雪、今日は俺が吹雪とずっと一緒にいるから――吹雪が寂しい思いをしないようにね。
だから綿雪も無理をしないで休んでおくんだよ。
とりあえず落ち着こう、綿雪(カタカタカタカタ)
僕たちが取り乱してたら吹雪も安心して眠れないから(カタカタカタカタカタカタカタ)
コーヒーでも飲んで落ち着こう(カタカタカタカタカタカタカタ)
ハッハッハ、右手の野朗、震えちゃってコーヒーこぼしちゃってるよ(カタカカタカタカタカタカタカカタカタカタ)
まいったな、僕も調子悪いのかな。今日は早めに寝ておこう。
じゃあおやすみ綿雪。
みみみみみみみみみみみみぞれ姉さん、ふぶきはだいじょうぶだよね!!??????
ふぶふぶふぶふぶふぶfぶきにもしものことがあったら僕―――
心中じゃ―――
うん、落ち着いてるよ、これでも泣きそうなの必死でこらえてるんだから。落ち着いてなかったら霙姉さんの胸で泣き喚いてるよ。
嗚呼どうしようどうしようどうしようどうしよう――――
ふ、吹雪…?
ふぶき…!?
ふぶきぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!
あ、ああああああ…
どうしよう…吹雪の身に何かあったら俺は…
うっ、うううう…ぐす…
うえええええん!!
…はっ!!
ダ、ダメだダメだ!!
妹たちが悲しんでるってのに俺まで泣いてちゃ…!!
ぐすっ…
よし!!もう泣かない!!
みんな!泣かないで!!
吹雪はすぐに良くなるさ!!
それに、俺たちが悲しい顔してちゃ、吹雪も悲しんで
具合良くなろうにもなれないだろ!
吹雪、お兄ちゃんはそばで手を見ててやることくらいしかできないけど
早く良くなってくれよ…
な、吹雪…
ふぶきぃ……
吹雪帰ってきてくれ!
くそーっ。昨日ちゃんと話を聞いてあげればよかった…。
吹雪はたまにオカシナこと言うから
本当に具合が悪いとは思わなかったんだ。
お兄ちゃんを許しておくれ…。
――そっか、昨日から体調が悪そうだったけどやっぱり熱があったのかな。もっと早く気づいて上げられなかった僕はお兄ちゃん失格かもしれないね――
でも、だからこそ吹雪の体調をなんとかしてあげないと。ありがとう、綿雪。僕も覚悟が決まったよ。
ここで過ぎたことをうじうじしても駄目だよね。今は、ちゃんと行動しなきゃ。
大丈夫、きっと皆でなんとかできるよ。家族を失ってたまるもんか。
だから、綿雪も気に病み過ぎちゃ駄目だよ?吹雪はきっとよくなるから。ね?
どんな状況だろうと、どんな事態だろうと、家族を守ることは当然だからね。
そう、どんな事になっても吹雪は大切な家族なんだから――
吹雪ちゃんが元気になったときに笑顔で迎えてあげれるように綿雪はからだを壊さないようにね
見守ることさえ出来ないのは辛いけど、それで綿雪まだ元気をなくしたらダメなんだからね
ああああああああ吹雪ぃぃぃぃぃぃ
もしかしてお兄ちゃんが悪いのか!?
3月6日は弟の日だって聞いて
海晴姉さんや霙姉さんに、いいこいいこしてもらえる日だって俺が浮かれてたから!
そんな俺に神は罰を与えやがったのか!?ガッデム!
ユキに助けを求められているのに、俺はただこうしてみているしかないってのか!?
吹雪の受けている苦しみを俺が代わってやれるもんなら代わりたい…
氷柱、こんな俺を踏んでくれ!いつもよりキツめに!
ユキもそのちっちゃな足で俺を踏んでくれ!
これが今俺に出来る精一杯だ…
雛祭りの日から何だかボーっとしてたからな…
昨日も様子がおかしかった
もっと気にかけておくべきだったのに
俺は自分ばかり楽しんで…
ああうん、大丈夫だよ、ユキ
少し自己嫌悪してただけだから
こんな時こそお兄ちゃんらしくしないとな
『吹雪を助けてあげて』、か
大丈夫、吹雪は絶対元気になるよ
取り敢えずは姉さんたちの手伝いしか出来ないけど
お兄ちゃんに任せとけ!
何か様子がおかしいとは思っていたけど、
まさか風邪だったなんて――
そろそろ交代の時間かな、それじゃあ吹雪の看病に行ってくるね。
任せて、綿雪。
ユキ、こっちにおいで。
ユキまで心配しすぎて病気にはさせたくないんだ。
お兄ちゃんがぎゅっとしてあげるから。
吹雪は、霙姉さんと・・・・きっと氷柱ちゃんが
なおしてくれるよ。
きっと今頃吹雪は電気羊の夢でもみてるよ。
だから・・・ユキ、大丈夫だよ。
吹雪!嘘だろう・・・どうしてだよ、吹雪はワシの大事な妹だぞ
まさか、倒れるとはなぜ気づかなかったんだ・・・このワシが早く気づいていれば
でも今は霙お姉様の言うとおりここは姉上たちに任せよう、ワシは今から神社に行ってくる、夕方には帰るから安心してるんだ
ユキ、吹雪は大丈夫、兄がなんとかするから
え、ええっ!?
吹雪!?
大丈夫なの!!?
慌ててどうにかなるもんでもないけど…
いやでも
えーと
生きろ!
じゃなくて!
今、霙姉さんと春風が看てくれてるんだよね
任せておいてくれればって言ってるし大丈夫なんだとは思うけど…
ああでも心配だ…
でも絶対に部屋に近づくなって…
何か──
してやれることってないかな
何も、無いのかな…
私は…無力だ…
えっ!?
どうしよう!どうしよう!
ああ!俺が鈍感だったから!
昨日体調悪そうなのを季節のせいだって
軽く考えてたのがバカだったんだ!
あの時無理矢理でも寝付かせればよかったんだ!
ああ!くそ!!くそっ!!
……あ、ああユキごめんよ
元気づけてあげないといけない僕まで
こんなに取り乱しちゃみんなに示しがつかないね
でも昨日…気付いてあげられなくて…ああ!!
こんな時に頼りにならないのが情けないけど
それに比べて霙姉さんは立派だね
あんなに落ち着いてみんなを説得できるなんて
僕はうろたえみんなのパニックを拡げるばっかりで……
そうだね、霙姉さんと春風姉さんに任せれば
きっと大丈夫、うん、そうだね
今はそう信じよう。そうじゃないと……
吹雪が色々と不思議な子なのは分かってるけど
肝心の所は何も分かってやれて無くて……
大事な妹なのに、僕は蚊帳の外で見つめるだけ。
ああ、やっと家族と仲良くなれたと思っていたけど
ちっとも分かってやれて無かった自分が…ううう…っ!
ああでも、今僕が吹雪にしてやれることといえば
吹雪が元気になるのを祈ってやることと
吹雪のことを心配するみんなを支えてあげること
それしかないよね。
こんな情けない…お兄ちゃん失格かもしれないけどさ
それでもかわいい妹の吹雪のために、
そして他の愛する妹たちのためにできることなら
料理でも洗濯でもお風呂掃除でも絵本読みでも
なんでもするよ!みんなで支えなくちゃね!
ズズッ
あ、あれ?おかしいなあ
夜なのに花粉症で鼻がズルズルだよ、かっこ悪いな
なんだか眼も霞むし……今年の花粉は酷いみたいだね
さあさあ、吹雪のことは姉さん達に任せて
ユキはちゃんと寝る支度しないとね。
吹雪が元気になったときにユキがお熱出してたら
かっこわるいって笑われちゃうかも知れないだろ?ね。
吹雪はきっと元気になるよ、絶対元気になるさ!
だから僕たちも元気にしてなくちゃ、ね?
そうそう、うん、元気元気!
さあチビ達を連れてお風呂いこっか!
な、なんだと!?吹雪ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!今行くぞおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
大丈夫か吹雪ぃぃぃぃぃぃ!?
お、落ち着け俺!緊急時の傷病者に対する処置を思い出すんだ!
・・・・・・反応の確認!
吹雪!しっかりしろ!俺だ!分かるか吹雪?
・・・反応なし・・・誰か念のためAEDの準備と救急車の手配準備を!・・・ええっと・・・気道を確保!息は!?・・・なんとかしてるようだ・・・心臓も動いてるし何とか大丈夫そうだ、とりあえず回復体位にして様子を見よう・・・
原因が分かれば他にも手の施しようがあるが・・・俺にはここまでしか出来ん・・・くそっ!俺にもっと知識があれば・・・!!それ以前にもっと前から気づいてあげていれば・・・!情けねぇ!!吹雪の兄・・・いや、家族失格だ!
・・・とりあえずここは霙姉と春風にまかせておこう、綿雪も心配しないで今日はおやすみ、大丈夫、きっと吹雪はよくなるはずだ、なに、きっとお兄ちゃんが何とかしてやる、絶対に!
マジかよ!フブキさんが倒れただと!
昨日のオレのモノマネは気絶するほどつまんなかったのかよ!
・・・いや落ち着けオレ、そんな訳無いよな、うん
オレに事情は分からないがミゾレさんが大丈夫と言うなら任せてみようぜ
心配だがオレには祈りを捧げることしか出来ねえ、ああ神よ・・・
しかしワタユキさんだって体が弱くて苦労も多いだろうに、それでもフブキさんの心配ができるなんてよ、ぐすん
オレがガキの頃に病気すると、スティーブン・セガールにそっくりな親父も心配はしてくれるんだがよあの怖え顔だからな、正直傍に寄って来て欲しく無かったな、逆に小便ちびっちまったし
ワタユキさんよ、心配なのは分かるが子供は寝る時間だ
オレが見ているからちゃんと寝な、なに夜更しは慣れてるぜ
えっ?何してるかだって・・・まあ色々だよ(想像にお任せします)
ゴメンな、ユキ。
俺が昨日、もっとしっかり吹雪のこと診といてやれば・・・
そうすりゃ、きっと・・・!
大丈夫、吹雪はすぐ元気になるよ。
霙姉さんが言ってたろ、『任せてくれれば大丈夫』って。
俺はまだこの家に来てから日が浅いから、まだ皆のこと全部知ってるってわけじゃないけど・・・
でも、霙姉さんが言ってたことは、きっと本当だよ。
なんでか分からないけど、分かるんだ。
だから、大丈夫。
今は、霙姉さん達の邪魔をしないようにしよう。
ほら、青空もそうだけど、小さい子は皆不安になってるから。
――ユキもそうだろう?
大丈夫、皆でお祈りしよう。
吹雪が少しでも早くよくなりますように、って。
みんなの想いが、届きますように・・・
恋という名の病だと思ってたのにホントの病気だったのか!
落ち着いて綿雪。
話を聞く限り姉さんたちには何か思うところがあるのかもしれない。
とりあえずここは姉さんたちにまかせよう。
今僕たちに出来ることは吹雪の無事をお祈りすることくらいだよ。
それと…えらかったね綿雪。青空のこと…綿雪ももう立派なお姉ちゃんだ。
今日は疲れただろう?
吹雪が目を覚ましたらすぐに教えるから、夜も遅いしもう寝なさい。
綿雪にはああ言ったけど心配だな…
くそ!!春風さんじゃないけど、僕がかわってあげることが出来れば!!
うーん、予想以上に具合悪かったのかな…
お薬飲んで休むようには言ったんだけど…
でもあんまり心配しすぎても吹雪に負担かけるし、綿雪にもいいことないからね
今はお姉さんに任せて、明日様子を見て病院に連れて行ってあげようか
綿雪も不安なら、俺が綿雪についていてあげるよ
きっと大丈夫だからね
うぉぉお!!
待ってろ吹雪!!今そばに行ってやるからな!!
綿雪、落ち着いて。
吹雪のことはお兄ちゃんとお姉ちゃんに任せておいて。
絶対に良くなるから!
綿雪の、優しい気持ちは届くから。だから安心してお休み。
たたたた大変だどどどどどどうしよう!?
ってぇ、俺が慌ててもしょうがないよね!?
大丈夫、大丈夫……うん、霙姉さんと春風がついてるんだ、大丈夫に決まってるよな。
とりあえず、お姉ちゃんの言うとおり、今日は静かにしていような。
そんな顔しないで。大丈夫だって、必ず治るって信じていよう。ね。
んー…これはバッテリー切れだな
よしよし、落ち着いて綿雪
心配なのは分かるけどそんなに興奮すると
綿雪自身の体にも障っちゃうからね。
姉さん達に任せておけばきっと大丈夫。
信じよう、ね
そして‘今’か。
先刻、吹雪の足跡に我が意志を介入させてきた。
‘過去’に何があったか、人は‘知っている’だが‘未来’に何が起こるかは‘知らない’
だが、予測することは出来る。
‘今’が分岐か?
綿雪、お前はどう思う?
俺も、吹雪が心配だ。
俺に出来ること……まだ、早いか……。
……心配をするな、とは言えん、か。
だが、家族を心配するお前達の気持ちは伝わってきている。
ふ、任せろ。吹雪が辛い夢を見ないよう、俺が何とかしてやる。
そのために、俺は……。
綿雪。皆に伝えておいてくれ、自愛しろ、とな。
吹雪ぃ!?
ちょっとまてそれ本当に大事じゃないか!?
……っと、ごめん、お兄ちゃんが取り乱しちゃったら余計不安になっちゃうね
ごめんね綿雪ちゃん
大丈夫、姉さんたちが言うんだからきっと大丈夫さ……
――そうだね、一緒にお祈りしようか、綿雪ちゃん
無力なボクにはまだ大したことは出来ないけれど
せめて一緒にいることで家族が安心してくれると信じて――
皆、大丈夫だからね。
今僕の知り合いのお医者さんを呼ぶから…
人でも何でも直せるすごい娘だから安心してね。
皆、大丈夫だからね。
今僕の知り合いのお医者さんを呼ぶから…
人でも何でも直せるすごい娘だから安心してね。
お、おおお、落ち着くンだ!
大丈夫!吹雪はきっと大丈夫だよ!
なんと!!
うーむ……こういう時兄として何をすべきか…
つーかママンはどうしたんだ!?
む、仕事か…流石にこれだけの子供たちを養っているんだ、
相当な激務をこなしているんだろう。
しかしそれとこれとは話は別だな
海晴ネエ、とりあえずママンに電話だけ入れとくよ…
吹雪の様子はどうだい?目、覚ました?体温は?
ーーーーーーーそうかい、まあママンに連絡だけ取って
後は病院に連れて行くなりしたほうがよさそだね。
海晴ネエは仕事いってきなよ。何、自由の利く学生がこんなにいるんだ、心配はいらんよ。
まあ人数いてもしょうがない状況だしな…
それに海晴ネエは一番上だからな、年長者がそんな不安げな顔してると下の子が不安がるよ?
海晴ネエの夢はお天気キャスターだろ?俺たち家族が海晴ネエの夢の邪魔しちゃ嫌だし、むしろこんなときこそ支えたいと思う。
というわけで海晴ネエは仕事いってきな。
ーーーーーうむ。今日は大変な一日になりそうだ。ドタバタしてたからなー
まず、下の子たちを着替えさせなきゃならんし、あさひのオシメもまだだ。当然吹雪に付き添う人間も必要になるし、フレディの世話も必要だ…
…霙ネエ、俺も今日は学校休むよ。何、四、五人人数がいれば大丈夫でしょ。吹雪のため、家族のため、今日は頑張りましょっか。
そうだね、ユキ。
お兄ちゃんも吹雪がとても心配だよ。
あぁ、僕も吹雪のためにしてあげることがあばれいいのに。
でも今はお姉ちゃんたちにまかせておいた方がいいのかなぁ。
吹雪、昨日も調子が悪そうだったし僕がもっと気にかけてあげればよかった。
吹雪が早く良くなりますように。
……落ち着いて、綿雪。
姉さん達は大丈夫だって言ったんだね?
じゃあ、俺達は姉さんを信じよう。
大丈夫、きっと大丈夫。
綿雪だけじゃなくて、みんな吹雪のこと心配してる。
その気持ちは届くよ、きっと。
だから……ほら、綿雪はもう休んだ方がいい。
心配なのはわかるけど、それで風邪を引いちゃったら大変だろう?
氷柱、綿雪を部屋に連れて行ってあげてよ。
わかってる、心配は心配だけど、姉さん達の邪魔はしないよ。
動揺はしてるけど、これでも弁えてるつもりだから。
ほら、立夏達ももう遅いから、部屋に戻らないと。
星花と夕凪は、今日は俺の部屋で寝ていいから。
うん、俺は姉さん達と一緒に看病……したいけどね。
あんまり大勢で行ったら却って吹雪に悪いし、
何かあった時の為に起きてる事にするから。
あ、ホタ。
ちょっと聞きたいんだけど、ここの近くに神社はあったよね?
……うん、そこなら解るよ。 ありがとう。
ホタも無理はするなよ?
心配なのは解るけど、早く寝るんだぞ?
……悔しいけど、今俺が吹雪にしてやれることは何も無い。
だったら……せめて願掛けくらいはしてもいいよな。
お百度参りなんて柄じゃないけど、吹雪も苦しいんだ。
苦しんでる妹の為にそれくらい出来なくて、何の為の兄だよ。
ななななななんということだ! 吹雪が大変だ!
もしかして僕が迂闊に触っちゃったせいか!?
何が起こってるかわからないけど、早く元気になってくれ吹雪!
大丈夫、絶対大丈夫だよ
あの二人なら何とかしてくれる
俺も出来る事はやるからさ
だから、安心して
海晴ネエと春風さんを間違えてた…
動揺しすぎだぞ、俺
た、大変だ!
えーとえーとうーん…
そうだアイスノン買ってくる!
吹雪がそんなに具合悪かったなんて…
僕も吹雪の側にいて看病するから、安心して綿雪、良くなることを祈っていればきっと吹雪もすぐ元にもどるから。
吹雪ぃいいい!!!
クッ……!
昨日は何だか様子がおかしいと思っていたけど、
ここまで酷くなってしまうとは!
……僕のせいだ。ごめんよ吹雪ちゃん。
ユキちゃん、大丈夫。大丈夫だよ。
僕が必ず吹雪ちゃんを救ってみせるから!
大丈夫だよ綿雪
とりあえずは霙姉と春風に任せよう
大丈夫。きっとすぐに吹雪はよくなるからね
そんな泣きそうな顔をしてると
吹雪が元気になったときに笑われちゃうぞ?
それに、チビちゃんたちも不安になっちゃうからね
だから笑って、綿雪?
そうすればみんな笑顔になって
その元気が吹雪に移ってすぐによくなるさ
なんだって!?
わかった,僕が様子を見てくるから・・・
昨日,気づけてやったらっておもうと不甲斐無いなぁ・・・
ごめんよ,吹雪
ああ、出来る限りの事はする。
でも今は…霙姉さんと春風お姉ちゃんに任せてそっとして置こう。
周りが騒ぐと治る物も治らないからね。大丈夫、また元気になるよ。
綿雪、ちょっと待ってくれ。
僕は心配性だから、さっきから胃が痛くてね。胃薬飲むから。
(ごくごく)
確かに吹雪は色々他の人と違うかもしれないね。
でも人間って一人一人違うのが普通なんだよ。
僕の友達にも色んな体質のやつがいたよ。持病があったり、アレルギーがあったり、心臓が弱かったりね。
吹雪は熱に弱いみたいだから、病気したときは他の人よりきついのかもしれない。
霙姉さんや春風さんが大丈夫って言ってるんなら大丈夫とは思うけど。
邪魔にならなければ僕がずっと吹雪のそばについていてあげるから大丈夫だよ。悪夢を見てるとは思いたくないけど、早く目を覚まさせてあげたいよね。とにかく吹雪のためならなんでもするよ。
吹雪が――倒れたっ!?
そんな・・・
昨日もかなり調子悪そうだったけど・・・
まさかそんな事になるなんて――
あの時もっとちゃんと注意しておけば・・・っ!
クソっ・・・何やってんだよ俺っ!
ごめん、ごめんよ吹雪・・・
ってあぁもうっ!俺まで取り乱してどうするんだよ――
はぁ・・・参ったな。
あぁ――ゴメンね、綿雪。ちょっとビックリしちゃって。
でも心配いらないよ、きっと大丈夫。
最近色々パーティとか続いてたし――ちょっと疲れちゃったんじゃないかな?
だから今は、吹雪が早く元気になれるように静かにおやすみさせてあげよう。
それに霙さんが「大丈夫」って言ってたんでしょ?
それならきっと――いや、絶対大丈夫だ。
そんな大事なことで嘘吐いたりするような人じゃないもんね。
何だかんだ言ってもこう言うときは頼りになるし、春風さんも看病するのとっても上手だし――
だから今はお姉ちゃん達を信じて、綿雪はおやすみしようか。
朝からバタバタしてて疲れただろうし、これで綿雪まで調子悪くなっちゃったら、みんなもっと不安になっちゃうもんね。
そうだ、おやすみする前にちょっとだけお月様にお祈りしよう。
吹雪が早くよくなりますように、って。
うん、俺も後で見に行ってみるからさ。
何ができるか、何かできることがあるか分かんないけど――
とりあえず吹雪が元気になったらすぐに教えてあげるから。
だから安心しておやすみ、綿雪。
大丈夫だよ、綿雪。みんなで吹雪の無事を祈ろう。
ところで吹雪なんて・・・・。
ふつくしい・・・・・。
大丈夫だよ、綿雪ちゃん。
吹雪お姉ちゃんは、きっとすぐに、元気な姿を見せてくれるさ。お兄ちゃんお姉ちゃんたちが見守っているから、絶対大丈夫。だから、あまり心配しすぎないで、綿雪ちゃんはゆっくり休んでいてね
「陶器で出来たお人形のようにじっときれいなまま――」
って、その書き方じゃ吹雪は天に召されてしまったのかと焦りましたよ綿雪嬢。
ついつい「綺麗な顔してるだろ?死んでるんだぜ、それ…」
と言いたくなりますが、縁起でもないので割愛。
霙さんが、吹雪も宇宙の塵…終末…云々言わずに頼りになるお姉さんな一面を見せてもらえたのも意外だけど安心したよ。
さて、吹雪が昏睡状態?の理由はなんだろうね。
ただの風邪?伝染病?起こしに行った星花お姉ちゃんと夕凪お姉ちゃんが何かした?
それとも…ソフトウェアのバグ?
吹雪の正体……そろそろ教えてくれないかい?13号。
なんてね。
まあまあ、そんなに心配しないで。
ふぶきもまあ色々あるだろうけど、大丈夫。
まかせなさい、お兄ちゃん達に!
ふたりだろうがさんにんだろうが、妹達は必ず助けてみせるよ!
ほら綿雪こっちに。
吹雪は大丈夫だよ。
なんたってこの俺が吹雪の無事を祈っているからさ。
安心してお休み。
うん、明日になればきっと元気な吹雪を見られるよ…。
……………………
…………
……
な、なぁ、霙姉さん、俺も吹雪のそばについていたいんだけど…
だめ?どうして?俺はこんなにも吹雪を心配しているのに…
え?俺の精神が汚染されかねない?
か、構うもんか!俺は吹雪のそばにいる、そばにいるんだぶぐほぅ!?
なんだ…この…強烈なボディブロー…ヒ、ヒカ…ル…
昨日から調子が悪そうだったからね…
心配なのはわかるけど、兄ちゃんにゃ何も出来ないから
綿雪たちと一緒に治るまで大人しく言うとおりにしてようかな
まあ誰だって病気のひとつふたつかかるもんだよ
昨日から吹雪の調子が悪そうだったけど、大丈夫かな・・・。
早くよくなりますように、って祈るくらいしか出来ないのがもどかしいよ・・・。
熱があるってことは、吹雪が病気と闘ってる証だし、大丈夫だと信じたいな。
ユキも心配だろうけど、ユキが倒れちゃったりしたらすごく悲しくなっちゃうから、お部屋でゆっくりと休んでいてくれないかな?
僕はこれから神社に行って、お参りしてくるから。
ふふなぁに心配することは無い。
霙が付いててくれるなら安心さ。
吹雪もきっと大丈夫。
もう少し放電したらきっとすぐ起きられるようになるよ。
な、なんってこった!
学校から帰ってくるまで、なんも連絡なかったけど…霙姉が、そうしたってことだな、その話…!
心配させまいってのは、わかる。ありがたいし、わかるけど…
あー〜!昨日悠長に、バカな話をぶつんじゃなかった!うう、くそ…!おれのバカ!
おれも入っちゃいけないっぽい。何が、起こってるんだろう…。
なんかさ、ユキ、お兄ちゃんとしては、やっぱり今すぐにでも吹雪のそばにいって、手でも握って一緒にいてやりたいんだけど、うん、そう、手を握るのはダメだし、何か、その…普通の風邪とかの様子という訳じゃな…いようだし、今はこうして、吹雪のことは霙姉に任せて、ユキや青空らとじっとしてるほかないんだよね。
本当こう、お兄ちゃんにはまだまだわからないことばかりだから。
あいや、不安にさせちゃうね。ごめん。今はそんなことは、…そんなことよりは、吹雪が何事もないように祈る。なに、姉ちゃんたちだ。ホントは祈らなくても大丈夫なくらいだ。
まあーでも、なんかぜんぜんケロっとして戻ってきそうかもしれないけどね、吹雪なら。
「リブートによって、不確実性の排除に成功しました」とかなんとか…どう?難しい感じがなんか吹雪っぽいでしょ。
んん、笑ってくれたな。じゃあお兄ちゃんたちは、吹雪が元気になったら、「よかったね!」ってめいっぱい言ってあげる準備でもしとこうか。
そうそう、ユキにだって言ってあげてる、あんな調子。
ふ、吹雪ーーーー!?
た、、ただの風邪だと思ってたのにここまでひどかったなんて…
気付けなくてごめんよ、今すぐ看病してやらなきゃ…って僕も駄目!?
いやたしかに男の子が女の子にどうこうはまずいかも知れないけど今はそれどころじゃ
…うん、わかったよ。
綿雪、きっと吹雪は大丈夫だよ。あの霙姉さんがあそこまで言うんだから良くならない筈が無いさ。
そのあいだ僕らは僕らに出来る事で吹雪を応援してやろう?
お祈りだって思いがこもっていれば多少なりとも効果があるはずだから…
ん?ここ何日か具合悪いかったってことはまさかひな祭り前から――
もしそうだったら起きた時一言言ってやる必要があるのかな…
あいつ・・・・、細かいこと考えすぎなんだよなぁ
なまじ頭が良いものだから余計なことまで考えようとする
あーあ、余計な事言わなきゃ良かった
吹雪が倒れっ…!!
あわわわ、どうしようどうしようどうしよう!
119番?110番??177番???
あごを上げて気道を確保して……じゃなくて!
えーとえーとどうすれば………
…いや待て。とりあえず落ち着こう。
…………よし。
頬が少し赤かったってことは、風邪だったのかな?
もっと早く気付いてあげてれば…
そういえば少し前に下の子達が風邪ひいてたみたいだけど
それが今になって出てきたんじゃ…
とりあえず、霙姉さんか春風姉さんに様子を聞いてみて
大丈夫そうだったら、少し見に行ってみよう。
大変なことじゃなければいいんだけど…
―――無事でいてくれよ、吹雪。
綿雪、私の話をよく聞いておくれ
犬も、猫も、人間も――
生き物は弱っているとき、その姿を見せたがらないものなんだ。
弱ってる状態で襲われるのを恐れていたり
治すことに集中したかったり――
色々あって、一人になりたいと思うんだ。本能的にね。
人の場合は――
お見舞いに来てもらって元気が出る
そういう場合もあるけれど
それが苦しいと感じることもある。
特に――自分を頼ってくれている小さな子たちには
弱っている姿を見せて、心配させたくない。
私だったら、少なからずそう感じると思う。
綿雪
今は吹雪を信じて、待っていてあげよう。
もしかしたら――
綿雪が恋しくなって吹雪のほうから出てくるかもしれないぞ?
それはいかん!吹雪と添い寝しなければ!
なんてこった!吹雪が倒れただってーー!!
ああ!昨日薬をもっと早く買ってきてあげてればー!俺のバカバカバカ!!
本音を言えば吹雪の近くに付き添ってあげたいけど…俺の出来ることは妹やおチビちゃん達を安心させてあげることだ。
ちょっとヒカルにホタ!すまないが手を貸してくれ!
あーもー!こら氷柱!お前が悲しんで泣いてちゃお前の大好きなユキが泣いちゃうじゃないか!
俺のご主人様なんだから緊急事態くらいシャキっとしてくれよ。
ほら…ハンカチ、涙拭けって――あー!だから鼻をかむな!
吹雪のことは霙姉さんと春風に任せよう。あの2人に任せておけば間違いないさ…もうすぐ海晴姉さんも帰ってくることだし、へいきへいき。
ユキも解るでしょ?ウチのねーちゃん達はすごいんだぞー!
吹雪お姉ちゃんなら大丈夫だから。
――絶対大丈夫だから。
あー……やっぱり。
いや、吹雪が具合悪そうにしてるのは私も見たから、ゆっくり休むようには言っておいたんだけど……
夕飯も食べられないほど酷かったか。ムリにでも栄養取った方がいいんだけどね……
綿雪は……多分、綿雪も不安なんだろうけど、小さい子たちに大丈夫だよって言ってあげて欲しいな。青空にしてあげたみたいに。あの子達は特にこう……みんなの不安に敏感だから。
正直、私だって吹雪が心配で仕方ないんだから、綿雪たちだってそうだと思う。
でも、姉さんたちや私が何とかするからさ。
綿雪たちは吹雪が早く良くなるように祈っていてあげて。
大丈夫、吹雪もすぐに良くなるはずだから。
ど、どうしたの綿雪!? そんなに息を切らせて……
ああ、ほっぺたも真っ赤じゃないか。
ここまで走って来たの?
ちょっと待ってて。ほら、ハンカチ。
汗で身体を冷やさないようにしないと。
さくらや虹子が風邪をひいたばかりだし、
昨日は吹雪も調子が悪かったみたいだから、
綿雪も気をつけないといけないよ?
それで、何をそんなに慌てていたんだい?
落ち着いてゆっくり話してごらん?
え―――吹雪が倒れた……?
そんな―――
でも、いま思うと確かに予兆はあったんだ……
ここ数日、様子がおかしかったし、
昨日だって何だかぼんやりしてて放っておけない感じだった。
こんな事なら昨日、もっと早い内に病院へ連れて行けばよかった……
朝ご飯の時間の終わり……僕や海晴姉さんが出かけた後のことだよね?
何だってそんな大変な時に限って、
早く出かけたりなんかしたんだ、僕は……
それで、吹雪の様子はどうだったの?
そう……揺すっても、叫んでも、
頬を張っても眠ったままだったんだ……
綿雪も青空も心細かったね……
ごめんね、その時一緒にいられなくて。
それと青空のこと、面倒見ていてくれてありがとう。
青空は、綿雪についていてもらってとっても安心しただろうし、
きっと姉さんたちも、すごく助かったと思うんだ。
大丈夫、吹雪の事は姉さんたちに任せておけば安心だよ。
吹雪は賑やかなのが少し苦手みたいだし、
みんなみたいに小さい子は病気と戦う力がまだ弱いから、
姉さんの言う通り、吹雪の部屋には少しの間、
近づかない方がいいのかも知れない。
せっかく元気になっても今度はみんなが寝込んでしまったら
吹雪だって悲しいと思うんだ。
そうだね、吹雪はとても頭のいい子だから―――
いろんな事を知ってるから、
逆に分からない事があるのかも知れない……
うん、吹雪が早く良くなるといいね。
ぐっすり眠って、不安なんてみんな忘れてしまうといい。
僕も、自分に出来ることなら何だってするよ。
吹雪が目を覚ましたら、綿雪がとっても心配していたよって伝えておく。
だから綿雪は、安心してゆっくりおやすみ。
きっと、またすぐにみんなでお話できる様になるよ。
霙姉さんと春風姉さんが看病してるからきっと吹雪も元気になるよ。
だから綿雪は心配しないで。
お兄ちゃんは何も出来ないかもしれないけど寝ずに祈ってるからね。
★後志神威です。
吹雪ちゃん…倒れる…
僕もビックリした。いや…兆候らしきものはあったんだけど…
綿雪ちゃん、知らせてくれてありがとう。
今は…霙さんと春風ちゃんに任せておけば大丈夫だよ。
綿雪ちゃん、僕に出来る事だったら何でも言ってね。
大事な家族の一大事…何か出来れば…
…うん…綿雪ちゃんのほうも逆に体調が悪くならないように…
お互い気をつけようね…
それでは、また。
そう、吹雪が……きっと大丈夫
すぐ良くなってまた何時もどうりに
綿雪の吹雪を心配するその愛しい想いは何よりも強いから
どんな怖いものにも負けないぐらいに
ねぇ、綿雪が青空をぎゅっと抱いてあげたとき
二人とも優しい気持ちになれたよね
たぶん吹雪も今はさびしい気持ちでいるはずなんだ
だから今すぐは出来ないけど良くなった吹雪に会えたら
「そばにいてくれてありがとう」って言葉にしなくていい
精一杯の気持ちを込めて綿雪のその手で
吹雪の手を優しく包んであげて
吹雪はとても喜んでくれるはずだよ
吹雪が早く良くなるといいね。
僕も帰りに世界樹の葉を買ってくるよ。
今日四年生を送る会コンパが入っていて教授の送迎をしなければならなかったんだ。
けど、吹雪のことが気になって気になって。
だからトゥルー家族が病気だと言って帰ってきたよ!!
昨日からおかしいとは思っていたんだけど、吹雪が…心配だな。
気づいた時点で注意しておくべきだったな…。
霙姉さんと春風姉さんが看てくれているなら大丈夫だろうけれど…。
きっと休んでいれば良くなるよ。
お兄ちゃんに出来る事か…。
きっと姉さん二人ほど、吹雪の事をまだ分からないから、任せるしか無いかもしれないけど、今は早く良くなる事を祈るよ。
愛しい吹雪が目覚めなくて一番取り乱してたのはきっと僕だと思う。
どうしたらいいんだろう僕に何ができるんだろうってずっとそればっかり考えてるよ…
吹雪ちゃんは昨日体調が悪そうだったな。
夜は頬がピンクで熱があり食欲がなかったのか。
吹雪ちゃんが何をされても反応がないぐらい重い病気になったのは悲しい。
吹雪ちゃんが大丈夫なのはよかった、早く良くなってほしい。
今はお姉さんたちに任せるしかないができることがあれば何でもしたい。
ふ、吹雪が倒れてたってええええ!
あああ、どうしようどうしよう……。
心配だあ…どうしようまずは落ち着かなきゃ素数を数えるんだ。
この前吹雪に教えてもらったんだよ、ああでも思い出せない。
吹雪にまた教えてもらうんだって今面会謝絶ー!!
きっと昨日僕がぶつかったせいなんだ。
そんな、苦しめるつもりなんてなかったのに。
吹雪のことは絶対に傷つけないって決めていたのに。
――ああ、だめだ。
こんなときこそ僕がしっかりしないとね。
霙姉さんが大丈夫だっていってるんだからきっと大丈夫だよ。
それにどんなことがあっても、必ず僕が助けてみせる。
ユキ、ありがとう。
今度ユキが辛い夢見たら僕に言ってね。
とっておきのおまじないを教えてあげるから。
なんてことだ…恐れていたことがついに現実になってしまった…
あの時僕が異変に気づいて対処していればこんな事にはならなかったのに…
でも過ぎてしまったことを悔やんでも仕方がない。
今は吹雪の病気が良くなるように神様に祈ろう。
綿雪も…お兄ちゃんと一緒に祈らないか?
よし、じゃあすぐに始めよう。
じゃ横に座って。手を軽く組んで、目を瞑るんだ。
そしてこう祈ろう。
吹雪が楽しい夢を見ていますように
そして吹雪の病気が一日でも早く治りますように
これでもう大丈夫。
あとは霙姉さんと春風が看病してくれるから心配は要らないよ。
吹雪、君は強い子だ。君なら必ずこの病気を克服できる。そう僕は信じている。
誰かひとり欠けてもダメ。吹雪には無理をせず休養してまた復活してほしいです。
姉さんたちが看護してるから、きっと怖い夢は見てないよ…
落ち着く感じがしてるかもしれないよ。
みんな元気になるよう祈ってるよ…