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2016年10月6日(木)
すずきけいこさん&青井プロデューサーによる生コメンタリー!『planetarian』振り返り上映会レポート

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◆超貴重! 生コメンタリーの模様をレポート!
ゆめみ役・すずきけいこさんとスタッフによる生コメンタリーを楽しめる「planetarian 振り返り上映会&トークショウ~お客様、振り返り上映会はいかがでしょう~」。9月18日(日)、東京・新お茶の水ビルディングにて東京公演が開催されました。ここでは、12時から開演された第一公演のレポートをお届けします。

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▲会場の一角には展示コーナーがあり、貴重な原画やすずきけいこさんのサイン入り色紙などが展示されていました。

 

東京会場ですずきさんとコメンタリーをしてくれるのは、アスミック・エースの青井宏之プロデューサー。お2人が登壇して挨拶を終えると、さっそく上映会+生コメンタリーのコーナーとなりました。今回上映されるのは、配信アニメ『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』の第1章「ロボットの花束」から第3章「ゆめみの投影」まで。それでは、話数順にコメンタリーを紹介していきましょう。

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●第1章 ロボットの花束

■上映前の雑談:第1話の見どころは?
すずき:起動した瞬間のゆめみと、何十年か経って、脱出していくプラネタリウムの職員たちとのしゃべり方がまったく違う。何十年かのうちに学習し、人間味のあるしゃべり方になっているんですよね。いきなり最初から見どころです。すぐ終わっちゃうんですけど。
青井:屑屋がメンシェンイェーガーから逃れるために花菱デパートに入り、屋上のプラネタリウム館の扉を開けるまでの過程は、完全なアニメオリジナルのパート。すごく好きですし、特にこだわりました。メンシェンイェーガーもかっこよくできたと思っています。
すずき:Key作品で、主人公があそこまで撃たれる作品はそうそうないですよね(笑)。
青井:斬られたりする作品はありますけどね!(笑)

 

■ゆめみに別れを告げるプラネタリウムの職員たち~ゆめみの一人称視点
すずき:ここ、倉橋里美役のサトリナさん(佐藤利奈さん)が最高でした! このお芝居をされているとき、本当に肩が震えていらして。
青井:何年もの時を経た里美を、見事に演じてくださいました。また、作中で何度か見られるゆめみの一人称視点も、こだわったポイントのひとつです。
すずき:ゆめみが見ているシステム画面が見えるのがいいですよね。
青井:劇場アニメ『星の人』では、配信版の内容が「星屋の回想」という形で描かれていますので、ゆめみの主観視点のカットはなくなっているのもポイントです。

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■メンシェンイェーガーから逃げる途中、荷物を落としてしまう屑屋
すずき:あーあ、(荷物を)落としちゃった。ここで屑屋が落とさずに済めば、この後の展開がまた変わったのかもしれませんね。
青井:それはありますね。物語の舞台となる封印都市は浜松がモチーフです。アニメ制作スタッフが綿密な浜松取材をしました。
すずき:事務所の後輩に浜松、静岡出身の子が何人かいるのですが、「もろ浜松!」、「超浜松!」と驚いていました(笑)。私は今日のイベントのために大阪から新幹線で来ましたが、車内の窓からは浜松アクトタワーが見えましたよ。松菱デパートは見えませんでしたけれど(笑)。
青井:あそこはもう更地になってしまいましたからね。

 

■プラネタリウムの事務室でスノードームにふれる屑屋

すずき:お、屑屋の手が“雪圏球(スノーグローブ)”に! しかし、ゆめみはよくこんな遠くの音が聞こえますね。
青井:こうして、屑屋が扉を開けるところまでがアニメオリジナルのパートです。

 

■ゆめみに熱烈な歓迎を受け、戸惑う屑屋
すずき:この「かわいい見た目をしているけど、攻撃されるかもしれない」と警戒している屑屋がかわいいですよね(笑)。警戒心、強い!
青井:屑屋からしたら、ロボットというのはさっきまで追われていたメンシェンイェーガーと同様の存在ですからね。目からビームとか出るかもと思ったのかもしれません(笑)。
すずき:それか、指先がマシンガンになってたり(笑)。
青井:この辺をアフレコした時を振り返っていかがですか?
すずき:第1話は絵がすごくしっかりできているところとそうでもないところが交互にあって、大変でした。絵があるところは絵に合わせればよいのですが、絵がまだできていないところは、ボールドと呼ばれる「役名が書かれた四角い印」が表示されている間が「そのキャラクターがしゃべる時間」なんです。集中力がすごく必要でした。……さぁ、ここで屑屋がパーンと花束投げますからね? 昨日もやられましたからね? 津田監督に(笑)。
青井:補足しますと、昨日の『星の人』大ヒット御礼舞台挨拶で、すずきさんが津田監督と小野大輔さんに花束を贈られたんです。すると津田監督が、屑屋のように花束を……(笑)。(編注:冗談で投げるマネをしただけです)
すずき:もし本当に花束を投げられたら、床に落ちたときに口で「ガシャン!」と言おうと思っていたんですが、寸止めされたんで「ちっ」と思いました(笑)。
青井:すずきさんからいただけたものを本当に投げるはずがありませんよ!(笑)

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■「壊れているのか」と言われ、自己診断プログラムを実行するゆめみ
すずき:ここ、ゆめみのリボンが黄色に光ってますね。サポートセンターと交信を試みたり、自己診断プログラムを走らせていたりする時にこの色になりますね。じっくりと丁寧な絵を作っていただけて、本当にありがたいです。

 

■投影を始めるゆめみ~イエナさんの名に驚いて銃を構える屑屋

すずき:このシーンはカットが遠景なので、収録時はゆめみがいつ口を開けているか見るのが大変でした(笑)。そして、ふたたびの屑屋の警戒心の強さ! もう撃っててもおかしくないけど、よく耐えてくれた!(笑) このくだり、「ここは笑うところなので」と言いながらゆめみが撃たれてしまっても文句は言えないですよね(笑)。
青井:なんだかんだいって、屑屋は優しい男です(笑)。

 

■イエナさんを紹介するゆめみ
すずき:「ご挨拶をー!」というゆめみの口がぽかーんと開いたままなのが、ロボットらしくていいですよね。人間が同じセリフを言ったら、そのあと口は閉じるのがふつうですが、この子はロボットだから開けたままだという。今、気がつきました。何回見ても新たな発見がありますね。

 

■「どうでもいいさ…」とシートで寝始める屑屋
すずき:ゆめみは、ここでシートのリクライニングスイッチを教えてあげるべきだった。もうちょっと屑屋を寝かせてあげよう!(笑)

 

■屑屋の夢~老屑屋との会話
すずき:ここ、アフレコで聞いていてすごくシブくてよかった! 老屑屋役の篠塚勝さんが、本当にダンディな方で。
青井:実は登場キャラクターが多いんですよね、この作品は。
すずき:第3話あたりからガクンと減りますけどね(笑)。

 

■ゆめみと屑屋の会話~白鳥座のペンダント
すずき:私も今日、白鳥座のペンダントをしてきました! 同業のお友達にこういうのを作るのがうまい子がいて、作ってもらえました。これ、商品化しませんか? 彼女にちょっとデザイン料とか入る形で(笑)。
青井:作れたらおもしろいかもしれませんね(笑)。
すずき:もし本当にグッズ化できれば、貴重な屑屋グッズですよ!

 

■ゆめみに根負けして割引き券を受け取る屑屋
すずき:ニコニコ動画で配信を見ていてうまいなーと思ったのが、この時の屑屋のセリフは偶然5・7・5になっているんですよね。「下にいる 修理ができたら 呼んでくれ」って(笑)。その着眼点はなかった!
(編注:ちなみに「出ていくだけで ひと苦労だな」までつなげると5・7・5・7・7に……)

 

■「ありがとうございます、とても嬉しいです!」のセリフとともに流れはじめるBGM
青井:ここの曲、泣かせてくれますよね。配信版を全部見てからあらためて見ると、本当にせつないです。
すずき:自動ドアが閉まってからもずっと一定の調子でしゃべり続けている姿がまたグッときますね……。
青井:30年ぶりにきたお客さんだから「返してなるものか」と……(笑)。

 

■エンディングテーマ「Twinkle Starlight」
青井:このSDゆめみはキャラクターデザイン・竹知仁美さんの描き下ろしです。
すずき:かわいいですよね。あ、このSDゆめみがイエナさんに乗っているカット、ニコニコ動画のコメントでは「(イエナさんの上に)乗ったら壊れるよ!」ってツッコミを入れられていました(笑)。「これが(イエナさんの)故障の原因」とか……(笑)。
●第2章 投影機修理

■上映前の雑談:メンシェンイェーガーは何のため?
すずき:そういえば、メンシェンイェーガーって何のためにいるんですか?
青井:『星の人』のパンフレットを買ってくださった方はご存知かと思いますが、実はメンシェンイェーガーはシオマネキとセットで行動する機体で、シオマネキの胴体の底部に収納できるようになっているんですよ。アニメ化にあたって作られた設定です。
すずき:シオマネキの中から、今週のビックリドッキリメカ的に出てくるんですか!?
青井:そうです(笑)。なので、老屑屋&屑屋対シオマネキ&メンシェンイェーガーなんて絵もありえたかもしれませんね、と。
すずき:それ、『星の人』と同時上映でやればよかったんですよ!(笑)

 

■イエナさんの修理中、中をのぞきこむ屑屋
すずき:このイエナさんの中がまたすごく綺麗で。
青井:津田監督が明石の天文科学館をしっかり取材してくださいました。
すずき:これ、実写なんですか?
青井:いえ、イエナさんは全部CGです。

 

■屑屋の夢~ペンダントをじっと見る、防護服姿の幼い屑屋
すずき:このとき防護服の外にペンダントを出していますけれど、これは大丈夫なんですか? 汚染されたりとか……。
青井:大丈夫です! ツッコミ、細かすぎですから!(笑)

 

■「そうなんですか…」とため息をつくゆめみ
すずき:この時のゆめみの「はぁ…」というため息は、実はいただいた台本にはなかったものです。後から追加になったものですね。

 

■屋外で雨をながめながら会話するゆめみと屑屋
すずき:ここで屑屋が雨水をためている容器は、上面にフィルターがついていますね。
青井:フィルターさえ用意できれば、飲料水だけは何とかなるのかもしれませんね。

 

■床にぺたんと座り、フィラメントを抱えながら雑談するゆめみ
すずき:このシーン、ずるいですよね!
青井:はたして、“はいている”のか、“はいていない”のか……(笑)。
すずき:ゆめみは5000シリーズ(編注:ゆめみの型番はSCR5000 Si/FL CAPELII)ですが、涙を流す機能が初搭載されたのは9000シリーズというんですね。ゆめみは廉価版だから、型番の数字が下がっているのでしょうか?
青井:そんな感じなのではないでしょうか。しかし、涙を流す機能というのはどのようなものなんでしょうね。流すときの判断基準なんかも気になります。
すずき:“涙として流すための水”をためておく部分とかもあるわけですよね、きっと。水が古くなったら換えたりするのかな……(笑)。

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■イエナさんのモーターを試運転するゆめみと屑屋
すずき:この、イエナさんがうまく動かない時のゆめみのため息もあとから追加になったものですね。

 

■ゆめみの神話語り~笑みを浮かべるようになる屑屋
すずき:この辺はついつい見入ってしまいますね……屑屋の表情も、だいぶやわらかくなりました。
青井:屑屋の表情の変遷をどうするかというのは、だいぶ試行錯誤したところです。原作ゲームでのやり取りを全部やろうとすると、アニメとしては冗長になってしまうものですから。
すずき:わかります、なにせゆめみはしつこいですからね!(笑)

 

■「ロボットの神様にお願いしたいことが~」時、ドライバーでネジを外す屑屋
すずき:ここ、好き! これ! 屑屋のこの仕草! 屑屋の仕草は本当にいちいちかわいいです。

 

■修理を終えた屑屋に満面の笑みを見せるゆめみ
青井:ゆめみのこの笑顔は、何度見てもかわいいですね。
すずき:ここは台本ではブレスでのお芝居が指定されていましたが、ない方が笑顔が引き立つのではと思い、このようにさせていただきました。この笑顔から「Twinkle Starlight」のイントロに入っていく流れがステキなのではと思います。

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●第3話 ゆめみの投影

■上映前の雑談:配信版収録時の思い出
青井:投影シーンがある第3話は、ゆめみのセリフがすごく多いですよね。やはりアフレコは大変でしたか?
すずき:ぶっちゃけ話をしますと、気管支炎の病み上がりに第1~3章の収録日がきてしまい、息の使い方とかが納得できないものになってしまったんです。後日、万全の状態で第4話~第5話を収録したら津田監督と「やっぱりゆめみはこうだよね」というコンセンサスが取れましたので。そこで第1~3章も丸々録りなおしをさせていただきました。

 

■ゆめみの投影~日の入り
すずき:この、ぽやーんとした太陽はリアルなプラネタリムらしさが出ていますよね。
青井:原作の涼元悠一さんも、太陽が実際の投影っぽい描写であることにご満足いただけたようでした。
すずき:投影シーンは何度見ても見入ってしまいますね……ついついヒソヒソ声になってしまいます。
青井:背後で流れる曲「Gentle Jena」がまたそうさせるんですよね。

 

■ゆめみの投影~アンドロメダの神話
すずき:昔話っぽい絵柄がかわいいですね。
青井:こういう絵柄がプラネタリウムらしくて、かえってリアルですね。
すずき:そういえば私、小さいころは『まんが日本昔ばなし』より『まんが世界昔ばなし』が好きだったなぁ……。ゆめみの「助けて、だれか助けて!」は津田監督に「あ、そこまでやるんだ」と言われました(笑)。もっと淡々とやると思われていたのかもしれませんね。

 

■投影中断~ブレーカーをチェックするゆめみと屑屋
すずき:この“耳の横ライト”っていいですよね。“目からビーム”よりずっといい!
青井:(笑)。ゆめみは多機能ですね~。

 

■解説のみによる特別投影の続行を指示する屑屋
すずき:ここ、女子大喜びポイントね! しかも、別にかっこつけてるわけじゃないんだよね。もともとイケメンだからね、彼は。
青井:ここの屑屋のセリフ、仕事や日常でも使えそうでいいですよね。
すずき:どのセリフをどんな時に使うんですか!?
青井:頭を指でトントンしながら「大丈夫だ、××のことなら全部頭に入ってる」とやりたいなって(笑)。
すずき:(笑)。

 

■特別投影の再開
すずき:この時のゆめみの、特別な感じのリボンの色もいいですよね。
青井:さぁ、ここから屑屋の想像力タイムです。実はこのシーン、絵コンテの段階では屑屋が原始人の格好をしていました。でも、ビジュアルアーツさんから「さすがにそこまでいくと屑屋はやりすぎなんじゃないか」と言われて……(笑)。それで修正して、今の形にこうなりました。
すずき:「やりすぎ」って(笑)。その話、初公開じゃないですか?
青井:おそらくそうですね。まぁ、いいかなと(笑)。

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■特別投影~空に魅せられた偉人たち
すずき:ここは仕上がったフィルムを見た時びっくりしました。ここまで描き込まれているなんて。
青井:『ジョジョ』も手がけているdavid productionさんですから、『planetarian』とは異なるタッチで描いていただけました。

 

■屑屋の記憶~かつて母と見上げた夜空
すずき:この時に見た月が、もしかして屑屋が見た人生最初で最後の星だったりするのでしょうか……この曲がまた悲しくて悲しくて……。
青井:ここは竹下智博さんによる作曲ですね。すばらしい曲を書いてくださいました。
すずき:しかも食料もなくなっちゃうし、ゆめみのバッテリーもあとわずかだし……。こうして話していると、泣かずにすみますね……。

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軽快なやり取りや裏話をまじえながら、あっという間に終わってしまった第3話までの生コメンタリー。お2人とも、ゆめみの投影には思わず見入ってしまっているのが印象的でした。続いてのコーナーは、すずきさんによる第3章投影シーンの再現コーナー。目を閉じて、プラネタリウムにいるかのように浸りながら聞いてほしい……という説明と会場の電気が消され、「Gentle Jena」の曲とともに作中と同じ前口上が始まったところで青井プロデューサーが屑屋のように「そこ、省略してもらっていいですか」とまさかのツッコミ! すずきさんがゆめみの声で「いえ、職務規定上ここは省略できないことに な っ て い ま す (怒)!」と返し、会場が一瞬で爆笑の渦に。作中では見られなかった“怒っているゆめみ”の姿を堪能できました。

 

原作ゲームや第3章の収録時と異なり、BGMに合わせながら独自の間の取り方でできたのがとてもうれしかったと笑うすずきさん。解説をしながら感極まって涙ぐみそうになった瞬間もあったとのことで、会場に居合わせた全員にとってプレミアムな“投影”となりました。

 

お次は大きなサイコロを振り、上を向いた面に書かれた話題について、すずきさんと青井プロデューサーが即興でトークをするサイコロトークコーナー。最初にサイコロを振ったすずきさんのお題は「12年前の話」。つまり『planetarian』の原作ゲームが出たころの話です。それを見たすずきさんが、会場に持ち込んだ袋の中から取り出したのは原作ゲームの収録時に使った台本。12年の月日を経てすっかりよれよれになってしまっており「“押入れにつっこんでた感”が満載です」と笑うすずきさん。アニメ制作時に津田監督や小野大輔氏にも見せたそうですが、やはり「押入れにつっこんでいたのでは?」と看破されてしまったそうです。

 

また、すずきさんは当時渡されたという原作ゲームの資料も披露してくれましたが、なんとA4用紙ペラ1枚。そこには基本的な設定のほか「外見相応の子供っぽい声に、ベテランデパートガールのような丁寧な物腰で」という、企画・シナリオの涼元悠一氏が書いたであろう演技指導が書き込まれていたようです。「そうした指示もあり、原作ゲームのゆめみは幼い感じの声になっているんです」とすずきさん。アニメを見たのをきっかけに、もしこれから原作ゲームをやってみようという方がいたら、そういうところにも注目して楽しんでほしいです、とまとめてくれました。

 

続いての青井プロデューサーのお題は「深イイ話」。2014年5月ごろに、ビジュアルアーツに『planetarian』アニメ化の打診をしようと思い立つが電話番号が分からずメールフォームから問い合わせをしたこと、その後、会ってもらえることになり、ビジュアルアーツを訪ねたら馬場隆博社長が直接対応してくれたこと、そのとき提示されたアニメ化の条件が「ビジネスとして成り立つようにすること」と「アニメ制作会社をしっかり確保すること」の2つであったという制作秘話を披露してくれました。

 

その後、すずきさんのサイン入り文庫版『planetarian』やポスターなどが抽選で振る舞われると、長かった振り返り上映イベントもついに終了。「10月以降から上映が始まる劇場もあります。『目指せ年内(いっぱいの上映)!』という感じでロングランを目指していきたいです」というすずきさんの挨拶で、万雷の拍手とともに締めくくられました。

 

9月28日には、配信アニメ全5章を収録したBlu-rayが発売される『planetarian』。そちらを購入される方は、本記事のコメンタリーと併せて楽しんでみてはいかがでしょうか。また、オンライン書店【ホンヤクラブ】では、会場でも展示されていた本作の限定生産グッズを注文することができます。こちらも要チェックですよ。

 

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【関連HPをチェック!】
・『planetarian』公式サイト
・『planetarian』公式Twitter

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【関連情報をチェック!】

・9月3日より劇場上映される『planetarian』を電撃G’sマガジン9月号で大プッシュ! すずきけいこさん・小野大輔さん登壇の先行上映会をレポート♪

・『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』先行上映会、写真つきレポート!

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・電撃G’sマガジン・電撃G’sコミック7月号の豪華付録はこちら! B2ポスターや別冊付録をどーん!とご紹介♪♪

・7月放送スタートのTVアニメ『Rewrite』の主題歌CDが2016年7月27日(水)に 発売決定!

・『planetarian』特集♪ 作曲・折戸伸治×歌唱・Liaのインタビューをお届けです♪

・『planetarian』キービジュアル初公開! キャスト、スタッフも発表!

・「planetarian Project製作発表会」レポート。制作陣の思いや、こぼれ話をご紹介!

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(C)VisualArt’s/Key/planetarian project

2016年10月6日(木)

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