新刊情報

  • LoveLive!Days2024年4月号_書影(軽量版)

Family Site dengeki.com

Family Site

  • http://hobby.dengeki.com/
  • http://dengekiya.com/

ニュース

2016年9月27日(火)
『planetarian ~星の人~』大ヒット御礼舞台挨拶! 花菱デパート&劇場への来場者数250万人達成記念!

チェック このエントリーをはてなブックマークに追加

◆祝・来場者数250万人達成!

9月3日(土)より全国の劇場でロードショーとなった『planetarian ~星の人~』。その初日舞台挨拶で、司会を務めた青井宏之プロデューサーは「作中の花菱デパート本店屋上・プラネタリウム館の来場者数248万7290人と、劇場アニメ『星の人』の来場者が併せて250万人を超えたらふたたび舞台挨拶を……」と話していたのは先日の記事で紹介した通りですが、『星の人』が大好評で早々に目標達成!

 

その公約通り、ゆめみ役のすずきけいこさんと屑屋役の小野大輔さん、そして津田尚克監督が一堂に会した舞台挨拶が9月17日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿にて行われましたので、その様子をお届けします。

 

※上映後に行われた挨拶ですので、本記事には物語のネタバレが含まれます。『星の人』をこれから観にいくという方はご注意ください!

 

9月3日の初日舞台挨拶では、小野さんが東京で、すずきさんが大阪で……と離れた場所での登壇となっており、お二人がそろった舞台挨拶はこれが始めて。それを受けて小野さんは「まるで織姫と彦星みたいですね」喜びを語り、「(津田監督をデネブとすれば)これで夏の大三角ですね!」と笑いを誘いました。

作品の見どころを訪ねられると、津田監督は「たくさんありすぎて選びきれませんが、星の人が「天国が二つなら俺は行かないぞ」と言っているシーンでしょうか」とコメント。また「制作中にインフルエンザにかかってしまいまして、自宅でひーひー言いながら作っていた時期がありました。そんな中で思い浮かんだのが、ゆめみと再会した星の人の『報われた』というセリフだったんです」と制作秘話も披露。そのとき監督はすずきさんや小野さん、アニメの仕掛け人である青井プロデューサーらの顔を思い浮かべておられたそうで、制作に携わった方たちが報われてほしい、という思いも込められているようです。

01_plane

 

すずきさんは「これは何回でも言いますが、屑屋が『悪いが、また相棒ができちまったんでな』というシーンが最高です! ずっと一人でいたゆめみが、存在していいのだ、と感じられます」と熱弁。小野さんが「ゆめみに直接は何も言わないのに、本心を独り言で言うというのが(グッときます)ね」と引き継ぎ、さらにすずきさんが「(死亡)フラグも立てちゃいましたけどね!」と綺麗にオチをつけてくれました。

 

そんなすずきさんは、作中で屑屋がしているものを模した白鳥座のペンダントを身につけての登壇。なんでも、声優仲間のご友人による手作りなのだそうです。

 

話はそこから白鳥座におよび、「白鳥座は、中心部の向こう側にブラックホールがあると言われています。実は、そんなところも屑屋の象徴でもあるような気がしているんです。屑屋のペンダントには、彼の今までの人生や思いが(ブラックホールのように)閉じ込められている。それをすべてゆめみに預けているんですよね。そして代わりに、ゆめみのメモリーカードを受け取って。あそこで屑屋としての人生が終わり、星屋としての人生が始まったのでは」とすずきさん。

02_plane

 

原作ゲームにはなかった、そのペンダントを考案した津田監督は「ゆめみのメモリーカードと交換する何かがほしかった。これは、いわば2人の心の交流なんです。でも、そんなペンダントも彼は子供たちにあげてしまうわけですよね。もしかしたら、子供たちに託したことで『これでもう、ゆめみに再会できなくてもいいかな』と、人生にある程度の踏ん切りがついたのではないかという気もしています。今、お二人の話を聴いていてそんなふうに思いました」と感慨深げに話してくれました。

 

小野さんは「舞台挨拶をまたさせていただけるということで、『星の人』をあらためて見直しました。初めて観たときは屑屋の人生の終着点でもある『報われた』が一番心に響きました。でも、二度目は、ゆめみの『天国を二つに分けないでください』がグッときましたね。そう言ったあのときの彼女は、もはや人間同然だったのではないか、だから再会できたのではないかと、そんな風にも思えてしまうんです」と熱い思いを披露。

03_plane

 

津田監督は、配信版と劇場版の間に星の人が歩んだ約50年の半生も気になる様子。「50年間、どのように生きてきたのでしょうね。50年というのは僕らの人生がまるっと入り、それでもなお“おつり”がくるほどの長さです。もしかしたら、えげつない人間も大勢見てきたのかもしれない」と思いを馳せます。するとすずきさんが、本作が原作ゲームから12年越しのアニメ化であることを受け「そんなサイドストーリーもアニメ化しましょう! 12年後に!」とコメント。そのやりとりを聞いていた小野さんも「それも夢があっていいですね!」と笑顔を見せました。

 

話が綺麗にまとまり、ここですずきさんから津田監督と小野さんにサプライズプレゼント。作中でゆめみが星の人にそうしたように、花束がプレゼントされました。「屑屋のように投げ捨てればいいのかな?」と冗談めかしつつ津田監督も小野さんも喜びを見せ、作品愛と温かさに満ちた舞台挨拶はこうして幕を閉じました。

04_plane

 

 

------------------

【関連HPをチェック!】
・『planetarian』公式サイト
・『planetarian』公式Twitter

------------------

【関連情報をチェック!】

・屑屋に続き、目指せ250万人! 『planetarian ~星の人~』初日舞台挨拶レポート

・“リアルイエナさん”と過ごす夕べ!「planetarian twilight theater」イベントレポート

・9月3日より劇場上映される『planetarian』を電撃G’sマガジン9月号で大プッシュ! すずきけいこさん・小野大輔さん登壇の先行上映会をレポート♪

・『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』先行上映会、写真つきレポート!

・『planetarian』動画配信が目前に迫る本作を大特集! すずきけいこさん✕小野大輔さんへの濃厚インタビューを掲載!

・電撃G’sマガジン7月号の付録はこれだ! スマホゲーム化が決定した『天華百剣』を予習できる別冊付録をチラ見せ♪

・『ラブライブ!サンシャイン!!』を大特集! TVアニメ放送前に最新情報をチェックしよう♪

・「ラブライブ! School idol diary Special Edition」が電撃G’sマガジン7月号よりスタート――!

・Key原作『planetarian』を大特集! すずきけいこさん・小野大輔さんのアフレコ模様もお届け!

・TVアニメ好評放送中『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』を大特集! 原作者・聴猫芝居先生スペシャルインタビューを掲載♪

・電撃G’sマガジン・電撃G’sコミック7月号の豪華付録はこちら! B2ポスターや別冊付録をどーん!とご紹介♪♪

・7月放送スタートのTVアニメ『Rewrite』の主題歌CDが2016年7月27日(水)に 発売決定!

・『planetarian』特集♪ 作曲・折戸伸治×歌唱・Liaのインタビューをお届けです♪

・『planetarian』キービジュアル初公開! キャスト、スタッフも発表!

・「planetarian Project製作発表会」レポート。制作陣の思いや、こぼれ話をご紹介!

------------------

(C)VisualArt’s/Key/planetarian project

2016年9月27日(火)

関連記事

オススメ記事

G's magazineツイッター