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2016年4月26日(火)
「planetarian Project製作発表会」レポート。制作陣の思いや、こぼれ話をご紹介!

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◆Keyが贈る、珠玉のSF感動作がついに映像化!

planetarian_rogo

4月15日に行われた「planetarian Project製作発表会」。Keyのキネティックノベル「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」のアニメが全5話からなる配信と劇場版で構成されるなど、さまざまな新情報が発表されたのは既報の通りです。作品の詳細はそちらに任せるとして、本記事では、登壇された方たちが語ってくれた思いや、こぼれ話を紹介していきます!

PH1

 

ビジュアルアーツのディレクター・丘野塔也氏は、企画・シナリオを手がけた涼元悠一氏と原画・メカニックデザインを手がけた駒都えーじ氏が丸2日にわたってビジュアルアーツ東京支社の会議室にこもって密な打ち合わせをしていたという、原作ゲーム制作時のこぼれ話を披露。

PH2
▲劇場版主題歌の作詞も手がけられている丘野氏。原作ゲームやノベルを何度も精読し、作品に込められたメッセージを読み解いたとか。

 

同社の広報・池田憲彦氏は「大規模な作品ではないことが幸いし、さまざまなプラットフォームへの展開がしやすかった」とこれまでの展開を述懐。本作が初めて世に出てからの12年で売れた本数は、10万本以上にもおよぶとのことです。
PH3
▲長く愛されているとはいえ12年前の作品だけに、青井さんからアニメ化の企画を持ちかけられたときは驚いたという池田氏。

 

プライベートで原作ゲームをプレイしてほれ込んでいたというアスミック・エースの青井宏之プロデューサーは「ロボットと人間の交流という、普遍的なテーマが魅力のひとつ」と、海外のファンにも受け入れられている理由を分析。本作がWeb配信と劇場版という形態になっている理由を「ゆめみの投影シーンを、ぜひ劇場の大きなスクリーンで見ていただきたいから」と語ってくれました。

PH4
▲「planetarian」アニメ化の仕掛け人である青井プロデューサー。「Key作品はやっぱり泣ける!」との言葉が印象的だった熱烈なKeyファンその1です。

 

スペシャルゲストの1人目として登場した津田尚克監督は、監督を受けた理由を「昔からのKeyファンだったので、(所属する制作会社david productionにオファーがきたのを聞いて)立候補しました」とKeyへの思い入れを披露。ご自身は「自分は“鍵っ子”というのはおこがましいですが」と謙遜されていましたが、丘野氏からは“筋金入りのファン”と太鼓判を押されていました。

PH5
▲熱烈なKeyファンその2である津田監督。「自分たちの世代で、影響を受けていない人の方が少ないのでは」とKey作品の魅力を語ってくれました。

 

そしてスペシャルゲストの2人目は、劇伴を手がける折戸伸治氏が登場。原作ゲームをあらためてプレイしたうえで、戸越まごめ氏による原曲の雰囲気を大切にしつつ世界観をさらに広げられるような曲にできていれば、と思いを語ってくれました。

PH6
▲作曲前に原作ゲームをしっかりプレイしなおしたという折戸氏。作品を彩る新たな曲を聴ける日が楽しみです。

 

そんなこんなで濃密な1時間が過ぎ、製作発表会はあっという間に終了。だけど、配信を見ていたみなさんならきっと気が付いたはず。「この人たち、まだ全然話したりないんじゃないの……?」ということに! そんなわけで、電撃G’sマガジンでは発表会を終えたばかりの青井氏、丘野氏、池田氏、折戸氏の4名を直撃! 語りきれなかった思いや、さらに深いお話をうかがうことができました。

 

この座談会の様子、および製作発表会の詳細なレポートは、5月30日発売予定の電撃G’sマガジン7月号に掲載されます! また、それに先駆けて4月30日に発売される電撃G’sマガジン6月号でも、発表会で明らかになった最新情報をはじめ、折戸氏と主題歌を歌うLiaさんによる対談が掲載されています。こちらもチェックしていただきつつ、続報を楽しみにお待ちください!

 

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●電撃G’sマガジン 6月号

201606_h1

4月30日発売

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◆『planetarian』作品概要
planetarian_keyvisu

 世界大戦後の降りやまない雨の世界。細菌兵器の影響で、人々に見捨てられた最も危険な街【封印都市】。その、デパートのプラネタリウムに、ロボットの少女がいた。彼女の名前は“ほしのゆめみ”。彼女はプラネタリウムの解説員で、1年間にたった7日間しか稼働することができない壊れかけのロボットだった。そこで彼女は、30年間いつか誰かが訪れることを信じて、1人誰もいないこの世界で待ち続けた。そして、30年目の目覚めたその日に、彼女の前に1人の男が現れた。

 

「おめでとうございますっ! あなたはちょうど、250万人目のお客様です!」

 

突如現れたロボットに警戒する男・“屑屋”。貴重物資を回収することを生業とする彼は、【封印都市】に潜入中、都市を徘徊する戦闘機械の襲撃にあい、このプラネタリウムに迷い込んだのだった。
「プラネタリウムはいかがでしょう。 どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき……。 満天の星々がみなさまをお待ちしています」
星すら見えなくなった滅びゆくこの世界で、彼はそこで何を見るのか。1年で7日間しか稼働できないロボットの少女が、目覚めたまさにその日に訪れた偶然。そこで起こった奇跡とは――。

 

<スタッフ>
原作:「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」(Key)
監督:津田尚克
脚本:ヤスカワショウゴ 津田尚克
シリーズディレクター:中山勝一 町谷俊輔
原作協力:Key/ビジュアルアーツ
キャラクター原案:駒都えーじ
キャラクターデザイン:竹知仁美
メカニックデザイン:海老川兼武
プロップデザイン:内田シンヤ
美術設定:泉寛
色彩設計:佐藤裕子
美術監督:竹田悠介 杉山祐子
3Dディレクター:長澤洋二
撮影監督:渡辺有正
編集:廣瀬清志
音響監督:山口貴之 津田尚克
音響効果:小山恭正
音楽:折戸伸治 どんまる 竹下智博(ビジュアルアーツ)
アニメーション制作:david production
製作:planetarian project

 

<音楽>
「planetarian~星の人~」主題歌「星の舟」:Lia
「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」エンディング・テーマ「Twinkle Starlight」:佐咲紗花
イメージソング「Worlds Pain」:Ceui

 

<キャスト>

すずきけいこ
小野大輔
櫛田泰道
滝知史
佐藤利奈
篠塚勝
福沙奈恵
日笠陽子
津田美波
石上静香
桑原由気
竹口安芸子
大木民夫

 

<公開情報>

■ それは、ある少女の物語
「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」
7月7日(木)よりニコニコ動画ほか下記動画配信サイトにて配信開始
J:COMオンデマンド / milplus / auビデオパス / dアニメストア / バンダイチャンネル / Playstation Store / U-NEXT / アニメ放題 / GYAO! ほか

■それは、ある男の物語
「planetarian~星の人~」
9月3日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国順次公開

 

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【関連サイト】
公式サイト
公式Twitter

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(c)VisualArt’s/Key/planetarian project

 

 

2016年4月26日(火)

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