◆大ヒット上映中『ARIA The AVVENIRE』♪ 初日舞台挨拶より、キャスト陣の熱い気持ちのこもったコメントをお届け!
現在はコミックブレイドにて『あまんちゅ!』を絶賛連載中の天野こずえが描いた未来形ヒーリングコミック『ARIA』。
コミックは単行本累計420万部、関連書籍累計60万部が発行という人気作品。2005年に『ARIA The ANIMATION』としてアニメ化されたのち、2006年には『〜The NATURAL』、2007年には『〜The OVA ~ARIETTA〜』、2008年には『〜The ORIGINATION』を制作し、原作コミックの雰囲気そのままの優しい世界が数多くのファンを魅了した。
そして、TVアニメの1stシーズンから10年目を迎える2015年。名作『ARIA』が、ファンの大きな期待にこたえ、物語のそれからを描く完全新作アニメーション『ARIA The AVVENIRE』として甦る!
制作にあたっては、監督の佐藤順一や脚本の吉田玲子、さらにはおなじみのキャストといった最強の布陣が再集結した。
その初日舞台挨拶が9月26日(土)に新宿ピカデリーにて行われ、灯里役の葉月絵理乃、藍華役の斎藤千和、アリス役の広橋涼、アリシア役の大原さやか、アリア社長役の西村ちなみ、晃役の皆川純子、監督の佐藤順一が登壇!
2007年に開催された『ARIA The OVA ~ARIETTA~』の発売記念イベント以来、およそ8年ぶりの『ARIA』キャストが勢ぞろいとなった。
イベントでは、10年という長い間『ARIA』に関わってきた想いがキャスト・監督より語られ、出演者が感極まって涙してしまう瞬間もあり……。想いが会場全体に広がり、優しい空気に包まれる瞬間も。
それでは、キャスト&監督のコメントをどうぞ!
◇葉月絵理乃(水無灯里役)
灯里がプリマ(※通り名を持つ一人前のウンディーネ)として成長した部分がこんなにも描かれているとは思わなかったので、台本を受け取った時は、うれしいと同時にどうやって先輩としての灯里を表現すればいいのか気になっていました。
でも、いざ始まってみるとみんながいてくれて、すぐネオ・ヴェネツィアの空気になって、無理に大人っぽくするのではなく、自然と成長した姿を演じられたかなと思います。
10年前にスタートしてこんなに長く続くとは思わなかったです。また再会できたのは、ファンのみなさんが愛してくれて繋げてくれたおかげですので、この先もずっと『ARIA』を大事にしてくださるとうれしく思います。
◇斎藤千和(藍華・S・グランチェスタ役)
今作では後輩ができましたが、『ARIA』の世界では先輩との関係性が完璧でしたので、最初はどうなるのかと思いました。
ですが、後輩ができてもなんの違和感もなく、不思議な感覚でした。
今日は舞台挨拶のため劇場に訪れてスクリーンに入った瞬間、アフレコ現場と同じように不思議なくらい居心地がよくて、『ARIA』の空気はここにもあるのだなと感じました。
大好きなモノがいっぱい詰まった作品ですので、また会いに来てください。
いつでも劇場で待っていますので、またぜひ『ARIA』の世界でお会いいたしましょう。
◇広橋涼(アリス・キャロル役)
本編で初めてアーニャという後輩ちゃんができました。アテナさんがいて、アリスがいて、アーニャがいて……アーニャ役の茅野愛衣さんもうまく表現してくれ、オレンジプラネットの流れはこうやって受け継がれていくのだなと思いました。
『ARIA』の仲間は、私含めよく泣きます。お客さんも同じ気持ちなのかなと思いますし、こうしてたくさんの人が同じ場所で、同じ感覚を共有できるのはすごく不思議で、すごい奇跡だし、幸せに感じます。
今作に関われて、すばらしい先輩や後輩と出会えました。観てくださる方がいる限り作品は残っていくので、何度でも楽しんで味わっていただければと思います。
◇大原さやか(アリシア・フローレンス役)
『ARIA』の収録では、通常、テスト時に音楽を流して、『ARIA』の空気を感じて臨むのですが、今回は(音楽を聴くとみんな泣いてしまうからという理由で)流されず。音楽を楽しみにしていたので、「監督にいけずされた」と言いたいです(笑)。
グランマの台詞がすごく好きで、「叶わなかった願いの種は、胸の中に潜んで希望の光を放ち続けている」というのは、スタッフやキャスト含め、待っていてくださったファンの方にもすごくシンクロするなと思いました。
そして、その後の台詞で「叶わないと思っていた願いも、姿・形を変えてひょっこり顔を出すこともあるから、それが楽しみよね」というのも今回の作品に繋がっているので、本当に奇跡だと感じております。本日はミラクル記念日だと思っております。
◇西村ちなみ(アリア社長役)
アフレコはうれしい気持ちがいっぱいで、1日で録り終えるのがもったいないと感じていました。スタジオ現場では灯里の第一声でやさしい気持ちに包まれ、みんなの声を聴くと昔に戻れました。
初日を迎えるのは大変喜ばしいことですが、少しさみしい気持ちもあります。最後のグランマの願いの種のエピソードにありますように、『ARIA』を愛してくださいましたみなさんひとりひとりの想いの種が、長い時間愛情をかけて、花が咲いたのだと思います。
『ARIA』を愛する気持ちは本当にみなさまと変わらないし、月日が流れてもずっと待っていてくれたみなさんが、いとおしくてたまりません。一緒にこの日を迎えられて幸せです。みなさんの心の中にいつまでも『ARIA』がいてくれたら、うれしく思います。
◇皆川純子(晃・E・フェラーリ役)
アフレコに向けて気をつけた点は、泣かないことです。家でリハーサルをする際も、泣いて泣いて一回もうまくできなかったので、本番では大丈夫だろうと臨んだのですが、スタジオに入った時点で泣いてしまいました。今日もパンフレットを見たら泣いてしまうとのことで、周囲からパンフを見るのを止められました(笑)。
みなさん『ARIA』と出会ってくれて、愛してくれてありがとう。
また素敵な奇跡が起きたら、みんなに会えるんじゃないかなと思っております。その時までみなさんお元気で。またお会いいたしましょう。
◇佐藤順一監督
今回、『ARIA』の世界の音楽を5.1chにリミックスしたのですが、世に出ていない歌を本編に活かすことができたことが、奇跡だと思います。
この作品を私にオファーしていただき、今改めて感謝の気持ちでいっぱいです。そしてこの作品を愛してくれて、大事にしてくれたファンのみなさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に奇跡のようなこの機会をめいっぱい楽しんで、しばらくの間このネオ・ヴェネツィアの世界を楽しみましょう。
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<ストーリー:『ARIA The AVVENIRE』とは>
水の惑星・アクアを代表する観光都市として知られるネオ・ヴェネツィア。この街をゴンドラで案内する花形職業が、ウンディーネと呼ばれる水先案内人です。
プリマ・ウンディーネになる夢を叶えた水無灯里は、後輩のアイと一緒にARIAカンパニーを切り盛りする忙しい毎日を送っています。
かつての練習友達や憧れの先輩もそれぞれの道を歩み出していて、次世代を担う後輩たちも育ち始めている様子。
そんな中、ふとしたきっかけで甦る、大切な思い出の数々……。
過去から現在、そして未来へ――ネオ・ヴェネツィアを包む素敵な時間は続いていきます。
<キャスト>
水無灯里:葉月絵理乃
藍華:斎藤千和
アリス:広橋 涼
アリシア:大原さやか
アリア社長:西村ちなみ
晃:皆川純子
アイ:水橋かおり
あずさ:中原麻衣
アーニャ:茅野愛衣
アテナ:川上とも子
<スタッフ>
原作:天野こずえ『ARIA』(ブレイドコミックス/マッグガーデン刊)
監督/シリーズ構成:佐藤順一
脚本:吉田玲子
助監督:名取孝浩
キャラクターデザイン:音地正行
アニメーション制作:TYOアニメーションズ
配給:松竹メディア事業部
製作:松竹
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(C)2015 天野こずえ/マッグガーデン・ARIAカンパニー
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Posted at 2015.9.29 | Category:ARIA, アニメ