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2015年3月10日(火)
Kalafinaライブレポート!

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Wakanaさん、Keikoさん、Hikaruさんの3人からなるヴォーカルユニット・Kalafina。
そのライブ「Kalafina LIVE THE BEST 2015 “Red Day” & “Blue Day”」が、
2月28日&3月1日に日本武道館にて開催されました!
本記事では、取材班も会場入りした28日の模様をお届けします♪

 

 

 

 

幻想的なコーラスで知られるKalafinaの、
初の日本武道館ライブとなる
「Kalafina LIVE THE BEST 2015 “Red Day”&“Blue Day”」。
1日目となる“Red Day”の曲目は、
2014年発売のベストアルバム『THE BEST “Red”』の収録曲がメインです。

 

本ステージは階段状で、最上段には巨大なLEDモニタが掛けられていました。また、
本ステージ中央からアリーナ席に向かって伸びる花道の先には、センターステージも。

 

最初に照明が消され、次に点いた時には本ステージ上にKalafinaの姿が!
Wakanaさんは黄色、Keikoさんはピンク色、Hikaruさんは緑色の衣装。

「prelude」の演奏が終わると、そのままKalafinaが「misterioso」を歌い始めます。
そこからアラブ情緒漂う「テトテトメトメ」に移行。
モニタに映し出されるイメージ映像も相まって、彼女たちの音楽が持つ、
非日常的で異世界風の雰囲気へと引き込まれていきます。

 

 

 

 

Kalafinaがセンターステージへ移動しつつ「fantasia」を歌い終えると、
1回目のMC(演奏間のトーク)へ。
自己紹介や武道館ライブへの意気込みや印象が語られました。

 

MC後は、いずれも2声パートからなる「Lacrimosa」「輝く空の静寂には」の初期曲を披露。
Keikoさんの2回目のMCによると、
「輝く空の静寂には」ではWakanaさんからHikaruさんに主メロディパートを引き継ぐのですが、
ライブでは特にブレス(息継ぎ)による情感の表現が、
WakanaさんとHikaruさんでは大きく異なっておもしろいそうです。
これを受けて、Hikaruさんはブレスを強調することでライブ感を出したい。
ブレスを抑えるWakanaさんは、すべてを音楽にしたいと答えていました。

 

 

 

 

その後、劇場版アニメ『空の境界 第四章 伽藍の洞』ED曲の「ARIA」、
TVアニメ『Fate/stay night』ED曲「believe」と、
TYPE-MOON原作作品の主題歌を続けてから、2回目のMCがスタート。

 

2回目のMCでは、これからみんなが笑顔になれる曲を歌うと予告。
NHK『みんなのうた』で放送された「moonfesta~ムーンフェスタ~」を皮切りに、
「neverending」「ひかりふる」「光の旋律」といった

希望や優しさをテーマにしたナンバーで聴衆の心を癒やします。

 

サポート・ミュージシャン(バックバンド)が

器楽曲「~when the fairy tale ends~」の演奏に移ると、照明が消されて会場は真っ暗に。
やがて「fairytale」のイントロが始まると、
赤色の衣装に着替えたKalafinaが、1人ずつ離れて本ステージ上に立っている様子。
そんな彼女たちを、かわるがわるスポットライトで照らしていく演出が、
まるでストップモーション・アニメのようでした。

 

 

 

 

 

さらに、Kalafinaのデビュー曲「oblivious」、

アップテンポな「Kyrie」「consolation」の熱唱で会場のボルテージは上がっていき、

コールも起こった「音楽」で最高潮に!

直後の3回目のMCで、次の「夢の大地」が最終曲目であることが告げられると、観客からは残念そうな声が上がります。

しかし、正規プログラムが終了してKalafinaが退場しても、

アンコールを求める観客の手拍子は鳴り止みません。

すると間もなく、金色の衣装に着替えたKalafinaが登場。

「overture」を経て、 「Eden」の歌唱がスタート。

その際、本ステージ両端に伸びた通路を歩いて、1階席両端から触れそうな距離まで近づく

“武道館お散歩”のパフォーマンスで観客を沸かせます。

アルバム『After Eden』収録の「胸の行方」の後、4回目のMCに。

なお、1階席両端だけでなく2階席にも行きたかった! とは4回目のMCでのコメント。

前述の内容のほか、TVアニメ『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』2ndシーズンのED曲を、新曲「ring your bell」が担うと発表すると同時に初披露!

同曲の明るく前向きなイメージは、TVアニメの展開を暗示しているかのようでした。
最後に、同じくTYPE-MOON原作の劇場アニメ『空の境界 未来福音』の主題歌「アレルヤ」を歌い上げると、サポート・ミュージシャンも含め、出演者全員が手を繋いで挨拶。拍手が鳴り響く中、公演曲22曲という充実の2時間30分が幕を下ろしたのでした。

 

 

 

 

 

荘厳・カッコイイといった言葉が似合う曲がレパートリーに多いKalafina。
しかしMCでは、Wakanaさんのラジオでの珍妙なコメントの紹介や、
Keikoさんの台詞の噛みっぷり、
ライブでは恒例というHikaruさんによるメンバーほめ殺しなグッズ説明など、
おちゃめな素の性格も垣間見ることができました。

 

もともとは劇場版アニメ『空の境界』シリーズの主題歌のために立ち上げられたプロジェクトで、いつまで続くのかメンバーたち自身もわかっていなかったとのこと。
『Fate/stay night』シリーズ、
『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズといった人気アニメのテーマソングを担当し、
ヒットチャート1位にも輝いた彼女たちが、
武道館ライブを成功させたことでどんな飛躍を見せてくれるのか、
これからも楽しみでなりません!

 

 

 

 

 

———————–

<セットリスト>

M-01.prelude ~misterioso
M-02.テトテトメトメ
M-03.fantasia
MC
M-04.Lacrimosa
M-05.輝く空の静寂には
M-06.ARIA
M-07.believe
MC
M-08.moonfesta~ムーンフェスタ~
M-09.neverending
M-10.ひかりふる
M-11.光の旋律
M-12.~when the fairy tale ends~
M-13.fairytale
M-14.oblivious
M-15.Kyrie
M-16.consolation
M-17.音楽
MC
M-18.夢の大地
EC-01.overture ~Eden
EC-02.胸の行方
MC
EC-03.ring your bell
MC
EC-04.アレルヤ

2015年3月10日(火)

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