【Aqoursユニット特別企画①】1stフルアルバム「We’ll get the next dream!!!」AZALEAインタビュー

2021年8月12日(木)
【Aqoursユニット特別企画①】1stフルアルバム「We’ll get the next dream!!!」AZALEAインタビュー

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Aqoursの松浦果南、黒澤ダイヤ、国木田花丸によるユニット・AZALEAの1stフルアルバム「We’ll get the next dream!!!」が2021年6月23日に発売しました！

2021年8月14日・8月15日には待望の１stライブを間近に控えたAZALEA。そこで今回は、松浦果南役の諏訪ななかさんと黒澤ダイヤ役の小宮有紗さんにアルバムの話をうかがいました。

さらに、諏訪さんと小宮さんが語るAZALEAの魅力やライブに向ける想いはYouTubeラブライブ！シリーズ公式チャンネルにて公開中の動画でお届けしています。本記事と合わせて、ぜひそちらもお楽しみください♪

――まずは初のフルアルバムとなる「We’ll get the next dream!!!」が発売された感想をお聞かせください。

小宮：今回収録されている曲には、アニメBlu-rayの特典曲も入っているんです。ライブでしか聴けなかった人もいると思いますので、収録されてすごくうれしいなと思いました。

諏訪：こうして収録内容を見てみると、最近の曲は難しい振り付けになってるよね。

小宮：この間、右半身だけ筋肉痛になりました（笑）。「We’ll get the next dream!!!」の振り入れした次の日に体の右側だけ痛くて……。

諏訪：みんな筋肉痛になってたよね。

小宮：ライブで実際に私たちのパフォーマンスを見たら、きっとその理由がわかります（笑）。そういえば「メタモルフィズム」の振りは簡単って振り入れの時に先生から言われていたんですけど、踊ってみたら結構難しかったよね？

諏訪：でも今思えば簡単だったよ……。新曲３曲の中で考えると。

小宮：それは確かに。今回はジャケットイラストの衣装も私たちが中心になってアイデアを出して決めていて。最初に「AZALEAはダークヒーロー」というコンセプトを聞いていたので、私はアーティストさんの衣装本なども参考にしながら案を出しました。

諏訪：私とかなこ（国木田花丸役・高槻かなこ）は、有紗のアイデアをもらってから意見をきかれて。AZALEAの衣装の要望はいつも有紗がしてくれるよね。

小宮：ほぼ私です（笑）。フリフリでかわいい衣装は「トリコリコPLEASE!!」「GALAXY HidE and SeeK」で着てきたから、単独ライブとして１つのショーを完成させると考えた時に、衣装の幅があって目で楽しめることも大事なのかなと考えたんです。だから「今回は黒でスタイリッシュな方向性がいいです」って要望を出しました。それから、これは私が勝手に考えていたテーマなんですけど、「Amazing Travel DNA」と対になる感じにしたかったんですね。

諏訪：うんうん。

小宮：だからほら、ジャケットイラストに三角がある。……これは私の案というわけではなくて、出来上がったら入っていたんですけど（笑）。これからはAZALEAのイメージとして、三角が使われるんだなって思いました。

諏訪：今回のイメージは「ダークヒーロー」って聞いた時は何を思った？

小宮：うーん、ダーク感や実際に衣装の色としても黒って考えるとGuilty Kissのイメージだけど、彼女たちにはないAZALEAらしさのことを考えたかな。Guilty Kissはロック系の曲調でAZALEAはEDM系の音楽だから、楽曲で差別化もされるだろうと思いましたし。あとAZALEAのキャストは身長が高いから、こちらの衣装はロング丈でいけるなとかも考えましたね。

小宮：あっ、アルバムで気になってたことがあった。「Amazing Travel DNA REMIX」に入っている「カキーン」って音、なんだろうね。急にホームラン打ったのかなって思ってた。

諏訪：うーん、くす玉が割れる音とか？

小宮：気になります。って私がここで言ったことで、今まで気になってなかった人まで気になっちゃう（笑）。

――新曲について、「We’ll get the next dream!!!」からお話をお願いします。

小宮：最初の「強くなりたい」というところは、実は当初メロディに乗せる想定だったんです。デモの時は英語だったので格好よかったんですけど、そのまま日本語にしたら違和感があって。いろいろ試してみたら、今の形のセリフにするのが一番しっくりきてそれに決めました。元々、「もっと強く」というフレーズはなかったんですよ。セリフが３つだと１人１つずつにはなるんですけど、ラストの「守るために！」を３人で言えないので、１つ足そうということになって、私が考えた「もっと強く」が採用されました。でも誰がどのセリフ担当になるかはわからずにレコーディングしたんですけど……。

諏訪：私は聞いてたよ。私が「強くなりたい」、で有紗が「何のために？」って。

小宮：そっか、私が一番最初にレコーディングしたから、まだ決まってなかったのかな。私は声の出し方を格好いい系に振りすぎちゃって（笑）。そこに２人の声が入ったことで、AZALEAらしい曲になってよかったです。

――「PHOENIX DANCE」はいかがですか？

小宮：おすわ（諏訪ななかさんの愛称）は、レコーディングは何分で終わったんだっけ？

諏訪：30分！　私の担当部分はラップがほとんどなんだけど、そんなに量がなかったから。

小宮：（笑）。すぐ終わったって聞いてびっくりしたもん。果南・ダイヤ・花丸で誰が格好いいパートを担当するか考えた時に、やっぱりラップは果南担当だよねってなって決まったみたいなんですけど。

諏訪：それで今回は自分の担当パートだけのレコーディングだったから、すぐ終わったなぁ。

小宮：いつもそんなに早く終わることないよね。はじめの頃は歌に力が入りすぎて長くなったっていうこともあるし。あとはダイヤの歌声じゃないかもと感じて、もう１回歌い直してみたりとか。

諏訪：録ったものを聞いて、これ果南じゃなくて自分になってる、って感じてやり直す時はあるね。

小宮：実は私、ソロデビューしているわけじゃないから、「自分の歌声」がわからないんだよね。ダイヤかどうかはわかるけど、自分になってるかどうかはわからない。

――続いて、「メタモルフィズム」はいかがでしょう。

諏訪：新曲３曲の中で、一番AZALEAらしさがある歌詞と曲調だよね。